源之助の日記

犬、花、鳥などの撮影が趣味の源之助が、デジタル一眼(主にミラーレス)で撮った写真を中心に、日々の出来事を綴るブログです。

アトミック・ブロンド 感想

2017年10月28日 21時52分32秒 | 最近見た映画


こないだの日曜日(そういえば台風だった)に劇場観賞してきたアトミック・ブロンド、、、

スパイ映画と言うことで話が二転三転したりしますが、

取り敢えずシャーリーズ・セロンのアクションを観てるだけでも楽しめる映画でした。



↓見に行った映画館HPのストーリー紹介からのコピペ↓

イギリスの情報機関、MI6ですご腕のスパイとしてその名をとどろかすロレーン・ブロートン(シャーリーズ・セロン)に、新たな指令が下される。それは、何者かに奪われた最高機密クラスのリストを取り戻すというもの。ベルリンを訪れたロレーンを待ち受けていたのは、世界各国のスパイだった。すさまじい争奪戦の中、ロレーンは超人的な戦闘能力を発揮しながら立ちはだかる敵を倒し……。

『モンスター』などのシャーリーズ・セロン主演のアクション。腕利きのスパイが、奪還を命じられた最高機密のリストをめぐってし烈な戦いを繰り広げる。メガホンを取るのは『ジョン・ウィック』シリーズに携わってきたデヴィッド・リーチ。『X-MEN』シリーズなどのジェームズ・マカヴォイ、『バートン・フィンク』などのジョン・グッドマンらが共演する。




シャーリーズ・セロンの役作りに対しての姿勢は良く知られてますが(モンスターでの特殊メイク等を使わず実際に激太りした話とか)、
今作でも無駄な贅肉の欠片もないような絞り込まれた肉体美が躍動するさまは見てて惚れ惚れとしました。
彼女の公式身長は177cmだそうですが、ヒールとかの踵が高い靴を履いてれば180cmを軽く超える訳で、やはり男達と並んだ時に身長差が少ないとアクション面での説得力が違うなぁと。 


そのアクションシーンも向かってくる敵を華麗に倒すのではなく割りと泥臭くささも感じられる肉弾戦がメインw
何と言いますか『見るからに痛そうな描写』なんですよねぇw
筋肉ムキムキの男性俳優がそういう殺陣を演じるのならともかく、身長は有るとはいえ細身の女性であるシャーリーズ・セロンがやるとギャップが凄いなと。


で、肝心のスパイ映画としてはどうだったかと言うと、、、
冷戦崩壊直前(80年台後半)のベルリンで「奪われた最高機密クラスのリスト取り戻せ!」という舞台設定を活かしきれて無かった感が半端ないです。
携帯電話は存在しててもまるで鈍器のようだった時代、スパイに使う小道具もアナログなモノばかり(盗聴器位しか使われませんが)、
その辺は時代的に当たり前の話なんでだから何だという話ではないのですが、東西の諜報員達が入り乱れてのスパイ合戦のやり取りが割と分かりにくいのに(難解とまでは言いませんがw)、
彼らが(主人公のロレーン含めて)現場でトラブった時の対処方法は基本的に先ほども書いた「泥臭くささも感じられる肉弾戦がメインw」なので、
使う道具もアナログで、何かあった時の対処方法もアナログ(肉体言語という名の暴力)なので、
数か国語を操る知的な諜報員というよりヤクザかマフィアの抗争を見てる気分になりましたw


奪われた最高機密のリストの内容を全て暗記してるキャラ(スパイグラス)が出てきたりして、途中からそのスパイグラスを護衛し亡命させるのが目的になったりするのですが、彼はあくまで知的キャラであり肉体言語の会話は不得意な人なので荒事の時は足手まとい。
話題になった7分半のワンカットの長回しシーンでは建物内で男達と肉弾戦をしているロレーンの傍らで撃たれた自身の怪我を冷静に応急処置をする姿が印象的でしたが、
機密リストの内容を全て暗記出来る程の頭脳を発揮する機会が全くないままにその後ロレーンと共に乗った車ごと川に落とされて死亡、、、
地味ながら良いキャラだっただけに家族と共に亡命して欲しかったです。


他にも突っ込みを入れたい点は沢山あるのですがもう一つだけ、

最後の最後でロレーンはMI6所属のスパイでありながらKGBのスパイでもあり実際にはCIAのスパイだった事が明らかになるのですが、
MI6での尋問中にMI6の上司から「上司に向かってなんて口の利き方だ!」と注意されるのですが、その時ロレーンは「上司?」と言いながら同席してたCIAの人を意味ありげに見てたので、ひょっとしてダブルスパイかと思わせといてからのトリプルスパイでしたというオチw
出てくるスパイの皆様が割と脳筋wばっかでしたから納得出来なくもないですけどねw


まあこの映画は細かい粗に突っ込みを入れるよりも難しい事は考えずにシャーリーズ・セロンの肉体美を堪能しよう!!
というのが正解なのかも知れません^^ 実際そういう意味では楽しめましたからw






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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます。 (BROOK)
2017-10-29 06:23:39
今作の魅力はなんといってもシャーリーズのアクションでしょうね♪
ストーリーはちょいちょい気になる点はあるものの、
ド派手なアクションの連続なので、最後まで楽しんで観ることが出来ました。
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BROOKさんへ、 (源之助)
2017-10-29 10:35:10
おはようございます、
ストーリーは追い掛けるだけでスパイ映画のストーリーを楽しむ、、、な感じじゃなかったのが残念でしたが、
シャーリーズ・セロンのアクションがそれを補って余りある感じで楽しめましたね。
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怖い女 (zebra)
2019-08-18 22:20:40
DVDで見ましたが 怖い女でしたね

>ひょっとしてダブルスパイかと思わせといてからのトリプルスパイでしたというオチw
理解が追い付かなくて脳みそが疲れました

肉弾戦もすさまじかったです。格闘技のインストラクターの指導の下 過酷なトレーニングを積んだと聞きましたから。

>難しい事は考えずにシャーリーズ・セロンの肉体美を堪能しよう!!
氷風呂の場面で肉体美って・・・傷だらけじゃん( ゚Д゚)彼女と風呂に入るとなると 喜ぶべきですが 氷風呂はカンベン(+_+)

>建物内で男達と肉弾戦をしているロレーン
ロレーンとはやりあいたくないですね。
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