源之助の日記

犬、花、鳥などの撮影が趣味の源之助が、デジタル一眼(主にミラーレス)で撮った写真を中心に、日々の出来事を綴るブログです。

僕のワンダフルライフ 感想

2017年10月02日 22時58分22秒 | 最近見た映画


先日の9月30日に吹き替え版を観賞。
要所要所で去年死んだ我が家の家族を思い出しながら見たので、上映中涙腺緩みっぱなしでした。
内容は素晴らしかったのですが、
行きつけの映画館では字幕がなくて吹き替えのみというのが残念でした。
普段私が利用する香川の3劇場では字幕版で上映してる所はなく、先ほど調べてみたら隣の愛媛なら字幕上映してる劇場があったので、よくリサーチした上で見に行けば良かったですw


↓見に行った映画館HPのストーリー紹介からのコピペ↓

ゴールデンレトリバーの子犬ベイリーは、少年イーサンに命を救われてからいつも一緒に過ごすようになり、彼と強い絆を育む。やがて青年に成長したイーサンは大学入学で故郷を離れ、ベイリーは年老いて死を迎えるはずだった。だが、ベイリーはイーサンに会いたい一心で何度も姿を変えて生まれ変わり……。

W・ブルース・キャメロンのベストセラー小説を、『HACHI 約束の犬』などのラッセ・ハルストレム監督が映像化したドラマ。少年に命を救われたゴールデンレトリバーが、転生を繰り返しながら自分の使命に気付く物語が描かれる。主人公の犬の声を『美女と野獣』などのジョシュ・ギャッドが担当し、若き日の飼い主をK・J・アパが好演。共演は、ブリット・ロバートソン、ジョン・オーティス、デニス・クエイドら。


↑取り敢えず予告やあらすじで盛大にネタバレしてますが、それがマイナス要素にはならない作品なので、
今現在犬を飼ってる人や以前飼ってたけど死別して辛い思いをしたという人がこれを読んだなら是非劇場に足を運んで見て欲しいなあ、と思います。
何かしら心に響くものが得られると思うので。


主人公であるベイリーは50年で3回生まれ変わったという設定なのでそれぞれの飼い主との出会いと別れも割りとサクサク描かれてるんですが、

まずは序盤のベイリーが老いてイーサンと死別する場面でヤバかったです、私の涙腺がw
危篤状態のベイリーに逢う為にその頃は離れて暮らしてたイーサンが病院に駆け付けるんですが、彼の腕に抱かれて呼び掛けられたベイリーの尻尾が揺れるんですよねぇ。

去年ウチの犬が逝った時も最期の晩はあちこち痛むのか、かなり哭いたんですが、
私が名前を呼んで撫でてやってる間は泣き止んで時々尻尾を振って反応を返してくれたのを思い出して泣きながら見てました。

このベイリーとイーサンの別れの場面、原作小説だと「これ以上ベイリーを苦しませてはいけない」と安楽死の処置をするんですが、
映画だとそこはボカされて安楽死処置をしたとも解釈出来るし、そのまま眠るように逝ったとも解釈出来る描写でした。

まあ細かい差異はあれど(小説だとコーギーには転生しない)ほぼほぼ原作小説の通りのストーリー展開で楽しんで(時々泣きながら)観てたのですが、明らかに違ったのがラストの下り。 
イーサンとハンナがよりを戻すきっかけをベイリーが作るのは同じですが、
映画では老人となったイーサンが目の前の犬がベイリーだと気付いた所でエンドロールに対して、
小説だと生まれ変わる際に何度か飼い主に看取ってもらった経験をしてるベイリーがイーサンの最期を看取ってエンド。
映画のめでたしめでたしな〆ではないですが、イーサンを看取った後「僕は魂の目的を果たしたのだ」と〆る小説の方がより余韻が残るラストというか。
映画としてはあの演出で良かったと思いますが、原作小説はさらにその後の続編が刊行されてるんですよねぇ。
続編の「A Dog's Journey」の日本語訳が出たら早く読みたい、というか原文で読めればそれが一番なんですけどね。
英和辞典片手に読むのもありかなぁと先ほどAmazonでポチっとやりそうになりましたが、そんな時間は取れそうにないので我慢w


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4 コメント

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おはようございます。 (BROOK)
2017-10-03 05:58:19
犬が転生していくというストーリーは今までにない作品だと思うので、なかなか楽しめました♪
もう少し飼い主のエピソードが欲しいような気もしましたが、メインはあくまで犬なので、この辺りは仕方ないのでしょうね。

結末はハッピーエンドで素敵でした。
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Unknown (源之助)
2017-10-03 20:50:33
BROOKさん、こんばんわ。

<もう少し飼い主のエピソードが欲しい>

↑原作小説だと文字媒体だけにもう少し掘り下げてますが、映像化でそれやっちゃうと冗長過ぎるって判断でしょうねぇ。

結末は本当に素敵でした、久々に心洗われる系の映画を見た気がします。
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こんにちは (にゃむばなな)
2017-10-09 15:34:11
犬は自分を一番可愛がってくれた人の戻りを待ってから旅立つみたいですね。
私の愛犬もそうでしたよ。
そんな可愛い愛犬だからこそ、こんな辛い輪廻転生はしてほしくないですね。
同じ輪廻転生をするなら直接戻ってきてほしいですよ。
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Unknown (源之助)
2017-10-10 17:32:08
にゃむばななさん、こんばんわ。

個人的には輪廻転生の類いはあり得ない、、、と思ってはいるのですが、
それはそれとして色んな場面で感情移入しつつ鑑賞しました。

<こんな辛い輪廻転生はしてほしくないですね>

↑原作読んだ限りでは犬自身はその体験を辛いとは思ってないみたいですけどね。
映画でもベイリーは死んで仔犬に生まれ変わった時は「また戻ったー?!」とか言ってましたし。
ただ仰るように輪廻転生をするなら直接戻ってきてほしい、というのは私も同感です。

あと犬に対して眉をひそめたくなるような飼い主達の行動の数々が映画では出てきますが、
あれらが全く無くて非の打ち所のないような飼い主ばっかりだったら、
逆にファンタジー感が強くなり過ぎて犬の描写にリアリティーを感じなかったかも知れません。
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