茨木市議・山下けいきの今日も元気だ。のぼり5駅アピールラン。

毎週、阪急総持寺駅、JR総持寺駅、阪急茨木市駅、JR茨木、阪急南茨木の5駅をアピールランしている茨木市議です。

JR採用差別問題を解決した力は99%闘う国労闘争団とその支援者でした。 吹田で報告集会。

2010-11-02 18:49:05 | 日々雑感
 写真はJR採用差別問題の解決報告会

【今日のラン】12㎞ 4駅ゼッケンラン

【今月の累計】12㎞

*下欄に、ここ一年の月間累計

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 早朝はゆっくりとしたゼッケンラン(比例削減反対、普天間基地はアメリカへ)、短パンでは寒く、下はジャージに変えての走り。阪急茨木市駅ではパナソニックの大量解雇の動きに労組に入って闘おうとの宣伝行動。顔見知りのメンバーで連続の宣伝が続いています。

 夜は国労新幹線地区本部が主催して吹田勤労者会館でJR採用差別問題の解決報告会。23年間余りの闘いが一区切りついたことの集会です。闘争団、そして関係者のご労苦は大変なものでした。1986年秋、この闘いが始まる時、国鉄分割民営化に反対してのハンストが阪急茨木市駅近くの空き地にテントを張って行われました。ハンスト場所の確保、そして激励がこの闘いに対する私のスタートだったように思います。

 大阪駅を取り巻くヒューマンチェーン行動、熊本闘争団の拠点としての文化住宅確保、物販への協力、団結まつり、昨年の中野勇人さんの国会前54日間連続フルマラソンアピールなど、キャンペーンその他のイベント、大衆行動など闘争団の皆さんと一緒に取り組んできたことは私の誇りでもあります。

 元々は改憲のために社会党をつぶす、そのために総評を、そしてその中核部隊の国労をつぶす、一方で国民の共有財産としての国鉄資産(琵琶湖と同面積の国鉄用地など)を大企業が分捕るというのが、時の権力者中曽根や財界の狙いでした。労組の選別、首切り、配転、差別などの攻撃によって組合員が分断されていきます。

 1986年10月の国労第50回臨時大会では労使共同宣言など執行部の屈服路線が明確に否定され、執行部は総辞職します。議会の控室でその様子を報じるテレビを見て私は感動したものです。

 2001年1月の第67回全国大会(続開)では自公民三党と社民党の進める「4党合意」受け入れを決定しますが、その内容は、「JRに法的責任なし」との立場をとり、人道的解決の名の下に何も成果が得られない、ほとんど無内容のもので単に闘争を終わらせるためのものでした。この時、国労執行部は闘う闘争団排除のために機動隊の動員までしまし。

 この時の社民党の対応は犯罪的であり、国労内共産党の動きも「4党合意」容認でした。働くものの味方と言いながら、闘う闘争団を排除する動きをしたのです。いざという時、根性を据えて闘うのかどうかが問われた時、社民、共産両党は何にもしないどころか、闘う人々を排除しようとした、その事実を私は忘れません。

 このような状況下で闘う闘争団は支援者とともにこれまでの裁判闘争の成果を踏まえ、不当労働行為を行った当事者・鉄建公団を相手に訴訟提訴に踏み切り、納得できる解決を目指していきます。

 ところが国労本部はこの動きを封じ込めようと今度は闘う闘争団員に対して組合員から集めた生活援助金を凍結し、鉄建公団訴訟原告の処分までやりました。一方で国労本部が進めるとした4党合意による解決は与党3党が2002年12月に4党合意から離脱しとん挫します。

 2005年4月25日にJR西日本福知山線で脱線転覆事故が起き、死者107名 負傷者560名を出し、JRの利益第一主義が民営化によってもたらされていたこと、異常な労務管理の実態が明らかになります。

 この大事故の余韻が残る9月15日に鉄建公団訴訟東京地裁判決があり、旧国鉄の不当労働行為が認定され 一方で解雇は有効、慰謝料500万との判断が示されます。慰謝料500万は論外ですが、不当労働行為が認定されたことはそれからの闘いの展望を切り開いていきます。

 2006年1月にようやく国労本部が誤った方針を転換、鉄建公団訴訟支援に変わり、今回の解決につながっていきます。

 確かに最後は政府と民主、社民、公明、国民新党、そして国労本部も入って解決案の合意になったかも知れません。しかし経過からいえば99パーセント、闘う闘争団と支援者が築いたものです。一人も路頭に迷わせないといった中曽根以来の政府、4党合意で闘争をつぶしにかかった自公民と社民党は、闘争団に謝罪する立場でしかありません。共産党も猛省すべき立場です。最後の努力は評価するものですがそれでも遅すぎます。

 どうして被害者で路頭に迷った人たちが首を切った加害者たちに頭を下げたり感謝したりしなければならないのか。石が浮かんで木の葉が沈む理不尽とはまさにこのことです。

 政党が問われ、労働組合が問われ、個々の組合員が問われた国鉄闘争。順調な時はそうでもありませんが、しんどくなるにつれ地金が出るものです。まだしんどくない前に仲間を裏切って楽になりたがる人、議員の中にもそそくさと民主党に走ったり、維新の会の看板を欲しがったり・・・、肩書きとの付き合いはしても人間としての付き合いは控えてしまいます。

 解決してよかったとは思いますが、ここに参加している一人一人はどういう立場をとってきたのだろうかと醒めた私でした。それでも元々大きく括れば社会党関係者の集まりです。一緒にできることはやりたいとも思っています。

 そんな中で私の尊敬する角野幸男前吹田市議、85歳になられているとのことでしたが、まだまだお元気な顔に出会え、話が出来たことは大変うれしいことでした。また閉会後郵政労働者の仲間と交流、昔話に花を咲かせました。


【今日のメモ】「新社会」の配布と集金。ユース100m競技会に協力いただいている園芸店と医院に当日の実施要領を添えて中止になったことの報告。

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【ここ一年間の月間累計】

【2010年】

10月のラン累計 229㎞
 9月のラン累計 208㎞
 8月のラン累計 145㎞
 7月のラン累計  55㎞
 6月のラン累計  98㎞
 5月のラン累計  90㎞
 4月のラン累計 121㎞ 
 3月のラン累計 100㎞
 2月のラン累計 177㎞
 1月のラン累計 205㎞ 

【2009年】

12月のラン累計 314㎞
11月のラン累計 274㎞
10月のラン累計 176㎞
 9月のラン累計 200㎞
 8月のラン累計 112㎞
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