台湾滞在中に観た映画三作品のレビューなど

2005年08月30日 | 台湾旅行記
『スターウォーズ エピソード3 シスの復讐』

台湾語の字幕だったが、起承転結のわかりやすい内容だったので、
日常会話程度の英語しかできない僕でも充分に楽しめた。
これを観たのは5月中旬だったので、日本の公開日よりも2ヶ月ほど早い計算になる。
映画に限ったことではなく、さまざまな情報が伝達されるのが、
日本よりも台湾のほうが早いように思えた。
これが「IT国家台湾」たる所以だろうか。
ちなみに石垣島でエピソード3が公開されたのは、8月20日。
たった300キロしか離れていないのに、3ヶ月もタイムラグがある。
(ちなみにマトリックス・レボリューションズ(世界同時公開)は石垣でも夜遅くに公開していたけれど、
無理があったような気がする。みんな呑んでる時間ばーよ。)

エピソード3を観に行った「西門」(シーメン)は、
10代後半から20代前半の欲望をターゲットにしたあらゆる店のひしめく歓楽街だ。
街のつくりが札幌のすすきのに良く似ているという印象を受けた。
大通りを一本隔てて歓楽街の外に出ると、雰囲気が全然違った。

※写真はMRT西門駅(地下鉄シーメン駅)に降りてゆく階段にあったエピソード3の全面広告。
 昼間でも人がなかなか途切れなくて、しばし立ち往生した。
 (ここをクリックすると画像が大きくなります)


↓夜の西門の表情。PSPとかadidosadidasの広告がひしめいている。
田舎モンにはよー、目がチカチカするさー。
ここをクリックすると画像が大きくなります)














『スチームボーイ』












じつはこれ、かなり楽しみにしていたのだが、「ハズシたなー」というのが、正直な感想。
スチーム城が、ラピュタを連想させて既視感を拭うことができなかった。
構想期間が長すぎたよ、大友さん。
一輪で走る乗り物も、スターウォーズの中で見たことがあるような気がする。
アニメーションの精緻さは確かにすごかったけど、ストーリーに既視感があったのが残念だった。
「AKIRA」のような斬新さがほしかったな。
音声は日本語で、字幕は台湾語だった。
入れ替えなしで「ハウルの動く城」を観れたのだけれど、
国語版(台湾語吹き替え)だったのであきらめた。


『いま、会いにゆきます』












これは、不覚にも涙してしまった。
他の客がカップルばっかりだったので恥ずかしかった。
ふだんは邦画はほとんど観ないのだが、
台湾で邦画を観て涙している自分が、
なんだか不思議だった。
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