哲学的な何か、あと心の病とか

『人生とは何か、考えるほどにわからない。というのは実は正確ではない。わからないということが、わかるのである。』池田晶子

現実的には「永遠の愛はない」

2013年12月09日 | 哲学・心の病
近年、日本では3人に1人が離婚し、欧米では2人に1人(ベルギーは70%)が離婚していますが、欧米の離婚が多い原因をネットで調べたら、次の回答がありました。

国にも寄ると思いますが、制度が行き届いているのも関係していると思います。
離婚した場合の多くの親権は、母親側が持つことが多いですが、国や自治体の制度がしっかりしていて、母親だけでも十分に生活していけるため、我慢して嫌な夫と暮らす必要がないのです。
そして、離婚する時に決めた養育費の支払い等をきちんと履行する父親が多いということです。
(日本では踏み倒す人が多いとか…)。
加えて、日本のように専業主婦というのもあまりいなく、結婚してからも女性も仕事を続けていますので、貯蓄もあり、精神的にも自立しているということもあると思います。
なので、「離婚すると経済的に苦しくて生活できないから我慢して離婚しない」という日本とは大きく違っています。

ということでした。
つまり、離婚によるデメリットがなくなる社会になっていけば、今以上に離婚数が増えるということで、それは、現実的には「永遠の男女の愛はない」ということを物語っているのではないでしょうか。

ここからは、科学的根拠のない私の意見ですが、おおよそ4年で男女の愛がなくなるがために、人類は絶滅をまぬがれたのではないか?
また、そうであるがために、人類は知能が発達したのではないか?
つまり、そうでなかったならば、今現在の私たちは存在しなかったのではないか?
と考えることもできるのではないでしょうか。

※ご承知だと思いますが、私の意見が正しいとは限りませんので、ご注意ください。