はじまりは今~♪

『がるるまきの本日は修行?』
ばっくれ主婦アスリート。そこいらの主婦がどこまでできるか?
アホな日常から修行まで。

第67回富士登山競走、また八合目越えられず・・・

2014-07-26 | 富士登山競走
2014 富士登山競走



う~ん、やっぱり振り返って書き残しておかなくちゃね。
この口惜しさと言うか、気持ちを忘れないためにも。

いろいろ事情があり、前泊ができなくなってしまったので、自分で車でアプローチ予定だったが
直前に友人にピックアップしてもらえることになった。
これで少し楽になったw

自宅4時出発。
谷村PAで一応おトイレ。

その後、会場の市役所前に5時30分到着。
到着したら粟田ランナーズよいしょの方たちww


いや、私たちは山頂を目指すのよ、アソコへ・・・


マッマスターさしている位置が低い・・・(^^;)それは八合目より下なような・・・(^^;)
へっ??私も低い???

電話をしたら目の前でK嶋隊長が着たw
で、ピャーピャーうるさいなと思たら私が電話した着信が鳴っていた(≧▽≦)

ちょっと前にはJOYてらさんから電話があり、ただいま山頂に向かって登山中。
てらさんはエントリー合戦に敗退、でも応援に山頂へ向かっているとのこと。
嬉しい。山頂で3人で抱き合おう。

もう何年も前から、K嶋隊長とてらさんと私、3人でJOYジャージで抱き合うのが夢。

でもてらさんもK嶋隊長も過去には山頂をクリアしているのに私だけしてないのだ。

今年こそは・・・


K嶋隊長とアップに走りだす。走っていたら、本日、選手宣誓をするKIDEKIが車で通ったよ。宣誓楽しみだよ。
一周走ってきて、やはりトイレにもう一度行っておきたくなりトイレの列にならぶ。

とミックさんと会えた。ミックさんは山頂初挑戦。ウルトラサブ10、フルサブ3、富士登山競走完走の年間ブランドスラムを目指します。(もちろん、見事完走)

そして、早々とCゼッケンの位置へ。

待っていたら、ヒッキーさん登場。Aゼッケンが輝かしい。握手をして元気づけてもらった。がんばる。

たぶん6時20分より整列。で、その横にみんな座ってスタンバイしているのだ。
私も慌てて、わきに寄り座ってスタンバイ。

で、6時20分になり、プラカードが出て整列。前から5番目くらいの位置。Cゼッケンだけどね。
隣には偶然、ドバッツ隊長。一昨年におんたけトライアスロンで一緒だった方。
以後、UTMFもハセツネもあちこちでお会いする方ww

すぐにちーちゃんが前から声をかけてくれた。もうここには入れないよね。後ろから行くからと。
去年、一緒に山頂に時間オーバーだけどゴールして、抱き合って泣いた。
今年こそは時間内に山頂へ・・・


で、6時30になり開会式が始まり、HIDEKIの選手宣誓。
落ち着いて穏やかな選手宣誓だったよ。

時刻がいよいよ迫ってきた。
ドキドキ緊張はMax。あまり突っ込んで心拍を上げすぎると五合目以降が続かない。
あげないように気を付けないと・・・そう思っていた。

でも抑え過ぎたら間に合わない。

スタート、7:00。

まだ歩き出す感じでゾロゾロ。押し合い圧し合い状態で、うわっ、走り出したと思ったら
また歩きになった。

スタートライン通過は約1分だった。

スタートラインを通過して走れるようになった。突き進む。
練習の時ほどの身体の重さはない。軽くはないが、大丈夫大丈夫と走る。
もう緊張なんてしている暇はないのだ。

で、月江寺入口を左折して登り坂に入る。

時計を見ると心拍は176!!(私の最大心拍は175のはずなのに)
ひょえ~ヤバい、上げすぎ・・・でもペースが心配で落とせない。とりあえず、浅間神社まで行こう。
平らな処で少し下がるだろう。

浅間神社までの平らな処に来たけれど、走っているから下がらないよ。さがっても175位。
もういい、きっと大丈夫。とにかく五合目を越えなければ・・・

で、また中茶屋までの登り坂。六花先生が走っていたw
中茶屋を41分で通過できたらいいのにな。中茶屋の給水で少し歩いて心拍を落とそう。
そこまでは頑張る。

応援のMIOちゃん!!がんばってくるね。

で、中茶屋到着は0:43

心拍の割には速くもなかった・・・・

給水をもらい、馬返しのロード始まりまで歩く。ちょっと心拍もさがり、160ちょっと。
いいぞ、この位で行ければね。
そう思って馬返しロードに突入。

走り出すとまたすぐに175越え。
ああ、もう下がらない。しかし、この馬返しまでのロードを歩くわけにはいかない。
歩くのは馬返しを越えてから。

そう思って何としても歩かないようにがんばった。ノロノロヨレヨレだったけれどなんとか。

馬返し 1:12

登山道への階段が走れなかった。少し歩いて心拍を落ち着かせなければとも思ったが
きつくて走れなかった。

登山道に入り、早歩き。
走らないでもとにかく早歩きを心掛けた。

この辺で後ろから「マキちゃん」の声。超さんだった。
抜きつ抜かれつ、頑張る。
割といいペースだったように思う。離れてはまた一緒になるので声をかけながら頑張った。

前にJOYジャージが見えた。K嶋隊長??しばらくして、やっと追いつく。
ガンバと声をかけ、パスした。
どうも不調らしい??


心拍はやっぱり170越えている。ちょっと落とさなければ・・・でも落とせない、落ちない。
このペースでは170越え。
これだけ頑張っているのだから、相当いいペースだろうと思ったのだが佐藤小屋の直前で2時間15分。
しかし、佐藤小屋の階段渋滞は道が広くなって解消され、そのまま進めた。

五合目関門を越えたのは2時間17分。むしろ去年より目一杯な状態で2分落ち。

やばい・・・

ここからは細くなる登山道。
佐藤小屋の渋滞はなかったが、ここがぞろぞろ渋滞、時々停滞。
心拍を休めるにはちょうど良いが、こんなところで停まっていたら関門を越えられない。

しかし、実際には渋滞でなくても進めなかったくらい疲労していた。
心拍は下がっても足は終わっていた・・・

それでもなんとか進んだが、道が広くなって渋滞がなくなっても進むペースは上がらなかった。
ここで、応援にみんみん!!
コーラをもらったよ。気落ちが奮い立つ。がんばる。

しかしこの状態で八合目まで1時間38分で行けるだろうか。いや、せめて1時間40分で・・・

いや、行く。

さらに進むと、マメ子さん。アクエリアスのドリンクを少しもらい「速足で足を運んでガンバって」
がんばる、ありがとう。

フラフラだけど、もうすぐ岩場が出てくる。そこまで頑張ればなんとかなる。
鉛のように身体が重かった。岩場は得意。

後ろからMasaさんがパス。着いていけない・・・

岩場になり、いつものように四つん這いでがんばる。
ここでも超さんと一緒になったり離れたり。
なるべく人のいないほうを四つん這いになってよじ登る。
そして小屋の前の階段になるのだが、
もはや、小屋の前の階段も二本足で登れず、四つん這いで登った私(^^;)

赤い鳥居の鳥居館を越えたのは、10時15分だった。
あと45分で八合目を越える・・・
とにかく行くだけ。

岩場が終わり、また砂礫の道。最初の道よりは砂礫の一つ一つが大きく石になってくる。
見上げるとトモエ館。(トモエ館のすぐ下が八合目関門)

まだまだ遠い。

でも進むだけ。必ず行ける。信じて進んだ。
けれど、時計を見ると11時を指した・・・・終わった・・・

あとどのくらいだっただろうか。たとえ走り抜けることができたとしても間に合う距離ではなかった。
11時になった途端、体中の力が抜けた。停まった。動けなくなり、あとはトボトボやっとのことで足を運んだ。

そして関門のマットを越えたのは11時6分だった。
静かな関門だった。

先に進み、小屋の横で力なく座った。


ああ、終わった・・・

てらさんが登っているのに・・・電話をしたら通じて寺さんが出てくれたけれど
言葉がつまった。でも寺さんはわかってくれた。
関門を越えたらこの時間に電話できるわけないものね。

ほどなく超さんが来た。一緒に泣いたな・・・

そしてしばらくしてK嶋隊長が下に見えた。全滅。。


小屋前のベンチでぐったり・・・


虫に停まられる隊長。



下山準備で怪しい。元からかw
この虫も関門を越えられなかったんだよな、きっと。

あ~あ、終わっちゃった・・・

今年は行けると思ったのに、八合目さえも越えられなかった・・・


でも途中でブログ見てますよ~と声をかけてもらったり、嬉しいこともあった。
ほんの4時間に凝縮されたドラマ。

この大会当日までの体調管理も、練習も、走りもすべてが何一つ、ごまかしのきかないレース。
私ぐらいの走力だと、一部たりも手を抜くと完走の望みはなくなる。
万全であったとしても一か八か。

なんか今は終わったと思い、気が抜けた状態。
ホッとしたのもある。

もう山頂コースは7回、ダメだったことになる。
こんなにやってダメな人ってほかにいないんちゃう?

あ、超さんがいるか(笑)

嬉しかったこと。3年前、同じ八合目を越えられず、一緒に写真を取り合ったH坂さん、
7回目にしてゴールできたとコメントをくださった。

おめでとうございます!!嬉しいwうらやましいw
富士山泥沼トンネルから抜けた人。

反省点、装備、備忘録はまた後日・・・




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富士山は高い、そして果てしなく遠い。















































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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
H坂です。 (H坂)
2014-07-27 02:08:48
コメント書いたのはH坂です。ほんとにギリギリの完走で何度も心が折れそうになりましたが、なんとかがんばりました。来年もどこかで会えるよう期待しています。
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元気だして (sho-z)
2014-07-27 08:53:59
読んでいて鳥肌立ちました。
大人になってからこんなに夢中になれるものがあるっていうのはなかなかないことです。
でも、レースだけが全てじゃないですからね。
しばらくウダウダ、ウジウジしたら新たなスタートですね。
前向いて、上向いていきましょう!
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ガンバ (zaki)
2014-07-27 19:27:12
お疲れ様でした。今年は完走率も低く、厳しいレースでしたね。でも文章を読んでいて、まきさんの富士山に対する熱い思い伝わりました。熱い思いがあれば、絶対完走できますよ。今回のレースはすっぱり忘れて、1年後を目指しましょう。大丈夫。絶対出来ます。諦めなければ。

え。ワタシですか。そうですね。当面女々しく反省の日々を悶々と過ごすことにします。もち、気持ちは一年後の山頂ゴールです。
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誰やねん! (ハイパー)
2014-07-27 20:21:33
上には上がいる!って誰のことやねん!σ(^_^;)
確かアイアスさんも俺と同じか、少し多いかぐらい(^^;;
記録を伸ばすため!… じゃなかった、断ち切るために行くぞ!(^.^)w
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Unknown (psycho-athlete)
2014-07-27 22:21:55
やっぱり、富士山は一切ごまかしがきかないですね。

ボクは故障続き、練習不足で全く競走にならなかった。馬返し以降は両脚痙攣でボロボロ。三合目以降は、悔し紛れにゴミ拾いながら歩いてました。

早々と北麓に戻ったら、いのぴょんさんと合流(2人ともゆっこさんの所に前泊)、お互い「来年の雪辱」で一致しました。
山頂3連敗程度で落ち込んでる場合じゃなさそうですね。ともあれ、1から出直します。
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お疲れさま (やっちゃん)
2014-07-28 06:40:51
まきちゃん、お疲れさま。
体調万全でないまきちゃんの事、ずっと心配だった。
結果は残念だけど、無事でホッとしたというのが本音。
まきちゃんは、どんな結果だとしても、ちゃんと自己を振り返り&分析できるところが素晴らしいと思います。強いなぁ~。まきちゃん素敵☆
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H坂さん (まき)
2014-07-28 16:00:33
素晴らしいです!!おめでとうございます!!
本当にすばらしい。やりましたね。
7回目でしたか。同じだったんだ~
抜けましたね、長い長いトンネル。
私はやっぱりダメでした。
今年はいけると思ったのだけど。
いろいろお話が聞きたいです。
よかったら左のメッセージ欄からメッセージくださいね。
本当におめでとうございます!!

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sho-zさん (まき)
2014-07-28 16:03:35
そうですね、大人になってこれだけ一生懸命やれることってなかなかないですよね。
苦しくてしんどいのに、ただゴールのためだけにがんばるって。
ダメだったけど、すばらしい体験をしたと思います。
エントリーできてスタート地点に立てるのも難しい大会に毎年挑戦できたのだから。
来年のことはまた考えます。
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zakiさん (まき)
2014-07-28 16:07:31
たった1秒、されど1秒。
大きな大きな1秒ですね。

ゴール間近の映像も観ました。zakiさん、わかりました。
本当にコケてる。あれがなければ・・・

私はまったく問題外ですが、また一からやり直し。
その上で自信ができたらまた考えます。
まずはトレイルでなくて、ロードでタイムで結果を出さないと先へは進めませんね。



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ハイパーさん (まき)
2014-07-28 16:10:07
そっそんな~
上には上が~なんて言ってないさ。
同じくらい何回やってもダメな人って言っただけ。
あ、同じか(笑)
本当、届かないね、私たち。
私たちにはエベレストのようだよ(って、知らんがな)
でも一緒にがんばったよね。息も絶え絶えにね。
来年は・・・・また考える。
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