このような状態だったとしたら、その後の不動車レストア計画、どう練り直しますか?
たとえこのような状態だったとしても、車種によっては、どうしても手元にあるキャブを修理しなくてはいけない場合が多々あります。このような状態になってしまったキャブレターを、きっちり機能するように修復するには、通常のキャブレターオーバーホールに比べて、多い時では三倍以上の時間を費やす事すらあります。
(長期不動になってしまった場合、特に年単位での放置は、修復作業が大変です。長期保管が予想される場合は、必ずコックをオフに、もしくは燃料ラインを物理的に切り離し、キャブ内部のガソリンを必ず抜きましょう。)
特に困るケースが、キャブレターの肝とも言える、フロートバルブ(ニードルバルブ)&バルブシートの腐食。
両方共に交換出来る場合、まだ良いのだが、一部のキャブレター(一部のケイヒンキャブ等)の場合、ボディーに圧入されていて、交換部品の設定も無く、フロートバルブ(ロケット部分)だけを交換しても、オーバーフローが直らないケース。
かなり厄介ですが、これもかなりのケースで改善させられる場合があります。
おそらくは、通常だとキャブボディー交換を奨められるでしょう。
そんなケースでも、出来る限りの事は尽くします。
どう考えても、やってみなくては結果が伴わないからです。
コストも時間も掛かりますが、このような状態になってしまったキャブでも、またきっちりとした性能を発揮させる事が可能な場合、多くあります。
フロートバルブシートが交換出来ないタイプのキャブレターで、オーバーフローに悩んでいる時、もしかしたらその症状、直せるかもしれません。
せっかく依頼したのに、直せなかったじゃないか!と、一方的に怒られる事さえ無ければ、このような状態から直す事が、いかに大変な事かを理解してくださる方で、お互いに歩み寄れる方ならば、やれるだけの事をやってみる覚悟はあります。
何も解らない状態で、古いバイクに乗ろうとする事は、正直勧められる事ではありません。いろんな知識やトラブルを乗り越える知識や技術が必要になるでしょう。出先で故障するケースも、当然高い確率で出てきます。
中古価格が安かったとしても、きっちり手直しすると、結構な金額になる車両も多くあります。
バイクに乗る事、走る事がテーマなのに、乗っているよりも、直している時間の方が長いケースも時にはあるでしょう。
最初から新車&新古車を買うのが安かったのか、それとも、それらには無い魅力や憧れのあるバイクを、コツコツ直して、結果現代の新車レベルの、もしくはそれ以上のコストが掛かってしまった方が良かったのか・・・
当たり前だが、全ての部品が新品なのが新車しかも保証付き。全ての部品が中古で、程度すら不明瞭なのが中古車&絶版車。
この選択はとても難しい。
結論としては、外から、キャブ内部がこのような状態だとは何一つ予想出来ないのである。
それでも目前に、キャブレターがあれば、やれるだけの事はやり尽くすのだ。
たとえこのような状態だったとしても、車種によっては、どうしても手元にあるキャブを修理しなくてはいけない場合が多々あります。このような状態になってしまったキャブレターを、きっちり機能するように修復するには、通常のキャブレターオーバーホールに比べて、多い時では三倍以上の時間を費やす事すらあります。
(長期不動になってしまった場合、特に年単位での放置は、修復作業が大変です。長期保管が予想される場合は、必ずコックをオフに、もしくは燃料ラインを物理的に切り離し、キャブ内部のガソリンを必ず抜きましょう。)
特に困るケースが、キャブレターの肝とも言える、フロートバルブ(ニードルバルブ)&バルブシートの腐食。
両方共に交換出来る場合、まだ良いのだが、一部のキャブレター(一部のケイヒンキャブ等)の場合、ボディーに圧入されていて、交換部品の設定も無く、フロートバルブ(ロケット部分)だけを交換しても、オーバーフローが直らないケース。
かなり厄介ですが、これもかなりのケースで改善させられる場合があります。
おそらくは、通常だとキャブボディー交換を奨められるでしょう。
そんなケースでも、出来る限りの事は尽くします。
どう考えても、やってみなくては結果が伴わないからです。
コストも時間も掛かりますが、このような状態になってしまったキャブでも、またきっちりとした性能を発揮させる事が可能な場合、多くあります。
フロートバルブシートが交換出来ないタイプのキャブレターで、オーバーフローに悩んでいる時、もしかしたらその症状、直せるかもしれません。
せっかく依頼したのに、直せなかったじゃないか!と、一方的に怒られる事さえ無ければ、このような状態から直す事が、いかに大変な事かを理解してくださる方で、お互いに歩み寄れる方ならば、やれるだけの事をやってみる覚悟はあります。
何も解らない状態で、古いバイクに乗ろうとする事は、正直勧められる事ではありません。いろんな知識やトラブルを乗り越える知識や技術が必要になるでしょう。出先で故障するケースも、当然高い確率で出てきます。
中古価格が安かったとしても、きっちり手直しすると、結構な金額になる車両も多くあります。
バイクに乗る事、走る事がテーマなのに、乗っているよりも、直している時間の方が長いケースも時にはあるでしょう。
最初から新車&新古車を買うのが安かったのか、それとも、それらには無い魅力や憧れのあるバイクを、コツコツ直して、結果現代の新車レベルの、もしくはそれ以上のコストが掛かってしまった方が良かったのか・・・
当たり前だが、全ての部品が新品なのが新車しかも保証付き。全ての部品が中古で、程度すら不明瞭なのが中古車&絶版車。
この選択はとても難しい。
結論としては、外から、キャブ内部がこのような状態だとは何一つ予想出来ないのである。
それでも目前に、キャブレターがあれば、やれるだけの事はやり尽くすのだ。