人見知り

ちょっと前まで、ジムへ通う道は、わずかばかりの日陰を選んで選んで歩くような状態だったのに、いまでは、日向へ日向へと足を運んでいる。

私は大柄のせいか、雰囲気のせいか、とても人懐っこくて誰とでも気さくに話せるように思われがちなんだけど、実際は、このブログタイトル通り、かなりな人見知り。
話しかけられたらつんけんもしないで、ちゃあんと賢く？対処できるけれど、自分の方からあれこれとお喋りはできないタイプ。

なので、いまだに挨拶以外、口をきかないという人のほうが圧倒的に多い。

けれど・・・というか、当然なんだろうけれど、中にはとても人懐っこい人もいる。
どう言えばいいのか、外見もごくごく普通のおばちゃんで、どっちかというとおとなしそうに見えるんだけど・・・私の経験から言うと、そういう人の方が積極的で、誰かれなく話しかけるように思う。

金曜日の先生が、この１０月のリニューアルオープンから来られるようになった先生で、私はいまだに名前も知らない。　知る必要もないし、何かで話が出た時は「金曜日の先生」で、事足りる。
小柄で、無駄な肉が一つも見当たらなく、手足の長いバレリーナ風の女性。
実際、プールサイドでアクアを一緒に踊るのだけれど、エアロビなんかをやっていたというよりは、指先までが優雅で、クラシックバレーをやってたでしょ？みたいな先生である。

先日、レッスンを終えて、ミストサウナで温まっていたら、その・・・おとなしそうな、普通のおばちゃんが、いろいろと話しかけてきた。
確かに同じレッスンを受けていたと思うけれど、おばさんに興味のない私は、顔まで覚えていない（笑）
そうしたら、彼女、先生の事を次から次へと喋り出すのだ。
年齢から始まって、３人も子供さんがいるということ、すごく華奢なんだけど、出産するたびに痩せていったということetc・・・etc。
「私なんて、ひとり生むたびに10キロ太った、ふたり生んだけどね～」ガハハ！付きで。

私はレッスンの30分ほど前にはプールに入っていて、泳いでみたり歩いてみたり、ストレッチなんかをして過ごしている。
レッスン後は体力が残っていればまたひと泳ぎしてみたり、疲れていればジャグジーやサウナの人（笑）。
いつ、先生と個人的な会話ができるんだろう？　その方が不思議。
けれど、まるで魔法のように、さっき先生から聞いたのよ、とのたまう。
良し悪しは置いとくとして、その人懐っこさには目がテン。。。