次いでは、やっと?小説のお話へ。
一番最初に京都を登場させたのが、あの映画にもなった『オリヲン座からの招待状』で、京言葉には苦労したそうです。 で『壬生義士伝』を書いてあれが映画化された時の監督がおくりびとでアカデミー賞を取った滝田監督。 なんで自分の作品で取ってくれなかったんだろうって(笑)
もし候補になっていたら、一緒にレッドカーペット歩きたかったとか、誰か一人くらいは紋付袴姿で行って欲しかったな、などと。
『活動写真の女』という全編、まったく京都、という作品があるのに、鉄道員がバカ売れして、その力につぶされて売れなかったんだって。探してこよ。
ああ、それからここからが作家で、短編の名手だと思った発言。
あのね、浅田氏は今もずっと、原稿用紙に万年筆、というスタイルを貫いているらしいの。 パソコンを繰れないのではなく、パソコンだと、長くなるから、というのが理由らしい。 もともと日本は俳句だの短歌だのって、短い文にどれだけ大きな世界観を表せるか、という文化のあった国だと。
手書きしながら、この頭の中にあるものを10行ではなくて、1行で表わすにはどうしたらいいのか、というのに比重をおいているという。 手書きって疲れるし時間もかかるし、いかに削っていくか。。。
それに対してパソコンは脳内にあるものがどんどん変換されて、積み重なっていくから、たいがい長くなるんだと。ちょっと分かる。 私もキーを打つのが結構早いので、頭で思ったことが同時に活字になる。なので、推敲とか削りの作業がないがしろ。確かに、記事でも長くなる傾向が。あ~ごめんなさい。
なのでね、いろんな文学賞の選考委員をしていても、この内容だったら4分の1の長さで書ける、なんて感じてしまうそう。某K極さんあたりを思い浮かべてしまったわ~。 新聞連載小説っていうのが日本独特の小説形態のようなことも。
吉川英二の宮本武蔵がなぜ、あんな長編になったのか、という話も。
浅田氏のうちに流れているのは、江戸っ子の嘆き。 東京は古い町並みをなくし、言葉もなくし、昔ながらの町名もなくし、祭りでさえなくしたと。
今、祭りにわっしょい、わっしょいという掛け声はなく、そいやー、そいやーになっていると。
京都はね、その点、戦災にも遭わず、町並みも残り京言葉も伝統も歴史も・・・それこそ1000年以上も続くお祭りもあるし、せいぜい大事にそれを損なうことなく守り続けてほしい。。。って、いろんなところに飛び飛びしながらも、気がつけば着地点は『伝統産業の日』(苦笑)あたりに。
いったん壊れたら元に戻らないからって。 京都以外の人から京都の魅力を諭された午後、睡魔との闘いは一応、私の勝ち(笑)
一番最初に京都を登場させたのが、あの映画にもなった『オリヲン座からの招待状』で、京言葉には苦労したそうです。 で『壬生義士伝』を書いてあれが映画化された時の監督がおくりびとでアカデミー賞を取った滝田監督。 なんで自分の作品で取ってくれなかったんだろうって(笑)
もし候補になっていたら、一緒にレッドカーペット歩きたかったとか、誰か一人くらいは紋付袴姿で行って欲しかったな、などと。
『活動写真の女』という全編、まったく京都、という作品があるのに、鉄道員がバカ売れして、その力につぶされて売れなかったんだって。探してこよ。
ああ、それからここからが作家で、短編の名手だと思った発言。
あのね、浅田氏は今もずっと、原稿用紙に万年筆、というスタイルを貫いているらしいの。 パソコンを繰れないのではなく、パソコンだと、長くなるから、というのが理由らしい。 もともと日本は俳句だの短歌だのって、短い文にどれだけ大きな世界観を表せるか、という文化のあった国だと。
手書きしながら、この頭の中にあるものを10行ではなくて、1行で表わすにはどうしたらいいのか、というのに比重をおいているという。 手書きって疲れるし時間もかかるし、いかに削っていくか。。。
それに対してパソコンは脳内にあるものがどんどん変換されて、積み重なっていくから、たいがい長くなるんだと。ちょっと分かる。 私もキーを打つのが結構早いので、頭で思ったことが同時に活字になる。なので、推敲とか削りの作業がないがしろ。確かに、記事でも長くなる傾向が。あ~ごめんなさい。
なのでね、いろんな文学賞の選考委員をしていても、この内容だったら4分の1の長さで書ける、なんて感じてしまうそう。某K極さんあたりを思い浮かべてしまったわ~。 新聞連載小説っていうのが日本独特の小説形態のようなことも。
吉川英二の宮本武蔵がなぜ、あんな長編になったのか、という話も。
浅田氏のうちに流れているのは、江戸っ子の嘆き。 東京は古い町並みをなくし、言葉もなくし、昔ながらの町名もなくし、祭りでさえなくしたと。
今、祭りにわっしょい、わっしょいという掛け声はなく、そいやー、そいやーになっていると。
京都はね、その点、戦災にも遭わず、町並みも残り京言葉も伝統も歴史も・・・それこそ1000年以上も続くお祭りもあるし、せいぜい大事にそれを損なうことなく守り続けてほしい。。。って、いろんなところに飛び飛びしながらも、気がつけば着地点は『伝統産業の日』(苦笑)あたりに。
いったん壊れたら元に戻らないからって。 京都以外の人から京都の魅力を諭された午後、睡魔との闘いは一応、私の勝ち(笑)
講演会なのでざ~っとメモして、昨日、忘れないうちに書いておきました。
まだまだ途中をはしょったんだわ。
全部書いても・・・面白くないかなぁって。
ポンチちゃんに限らず、読んで下さった皆様、長ったらしくてごめんなさいね。
どうも、ありがとうございました・・ん(笑)
いくらメモしてたとは言え、まるで一緒に
講演会に行った気になる程、詳しいレポです!
京都の魅力を諭されて、綺麗に締めくくっていますね。
②の、大阪の一番のポイントは値段・・・確かに当たってるかも・・って、庶民派の私は、
すぐに値札見ますもんね(汗)
お洋服買う時のポイントは私だってまず値段ですよ。どんなに気に入ってても私なりに許せる限度額以上だと諦めます。
大人買いが出来るのはユニ●ぐらいです。