殺してもいい命

秦建日子著　　河出文庫　　2011年９月５日　　18刷発行

『アンフェア』の原作本。
もっとも、映画とは全く中味が違いますが。

私には映画友とでもいうのか、会えば「○○観たか？」「△△面白かったで！」なんて会話になるご近所ダンナ様がいる（笑）
もともと邦画をバカにしていて、洋画一辺倒だったような人なんだけど、最近、誰の影響か（笑）邦画もよく観るようになってきて、
この『アンフェア』は面白かったと意見の一致。

そのご近所ダンナ様は本もこよなく愛している人で、時々、これを読みな！とばかりに貸してくれる。
で、この“殺してもいい命”は、その方から渡されたもの。

映画とちょっと違うけどな。
って、ちょっとどころか全然違いますやん（笑）

でもまぁ、このシリーズはドラマや映画という映像でしか見てないものなので、活字になったものも当然ながら、充分に面白かったです。

私はそのご近所ダンナ様によると、「楽母さんは男やな」らしく。。。
私も「これ読んだ？」と言って渡す本が結構ストライクみたいで。

映画といい、本といい、どうも「普通、女の人はあんな映画や本は見ぃひんで」と言う事になっている。
いやいや、おっさん化現象は否定しませんが、おたくの知ってる楽母さんは、ごく一面でしかありません。
それが証拠に、、、これは好みではないだろうな、と思うような本や映画の話はしませんし。
なんてくどくど言うのも邪魔くさいので、勝手に男だと思っといて頂戴路線で行ってます。

雪平夏見、篠原涼子さんは原作のイメージ通りですね。　雪平がなぜ今の境遇か、ドラマの最初のころ観てなかった私は、この本によって、初めてガッテン（笑）
映画友、本友、なかなか得な場合も多いです。

って、今回も本とはほぼ関係のないお喋りでしたっ。