レッドテープ・マインド

申請書類にわずかでも不備があれば容赦なく突き返す役人の杓子定規を『レッドテープ・マインド』という。。。
ということを、新聞の書き写しから知った。

不備さえなければ申請は受理される。
でも、その後、本当に申請通りの状態なのかどうか、というのは調べない（らしい）。

と、思ったのは数年前にそこそこ収入のある芸人さんが、母親を無収入だとして生活保護費？？を貰っていたのがバレて叩かれた事件を思い出したから。
森友学園だって、申請した段階ではクリアしていたから建設も許可されたんだろう。
でも、ばれた。

ばれなきゃ、普通に開校して普通に教育現場として成り立っていたのか。

なんて、小難しいことを言うのもガラじゃないので。

実は、母子家庭だと言って、賃貸物件の家賃を格安にしてもらっているところがある。
母子家庭だから、多分、二人の子供には児童扶養手当も出ているんだろうし、保育園の費用も抑えられているだろう。
他にもなにかしら優遇されているところがあると思う。

ところが、母子家庭というのは偽装で、実際には子供たちが『パパ、パパ』と呼ぶ男性が一緒に住んでいる。
上の子の顔がその男性にとてもよく似ているので、本当のパパだと思う。

勿論、役所関係らしき人物が確認しにきたりなどしない。
書類が通った段階で、もう役人の仕事は終わり。　

最近、その母子家庭の母親が大きなお腹をしている。

母子家庭の母親だから妊娠してはいけない、わけではないけれど、母子家庭で普通は妊娠しない。

最近、市営や府営の団地でも、優先入居されるからと言って離婚して母子家庭になるところが増えたそうな。
勿論、それは紙一枚のことで、表面上は立派に？シングルマザーなんだけど、実際は元？旦那と同居している。

学費の高い私立校でも、子供らが合格した途端に離婚して母子家庭ということで、学費を免除してもらったり低く抑えてもらっている偽装組がいるそうな。

なんだか真面目に生きてきたことがバカバカしくなる。

申請後に、本当に申請通りなのか確認まで怠らないのが、レッドテープ・マインドじゃないのか、と思う。