エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 最近、ご朱印集めがマイブーム

地獄堂 霊界通信⑥

2016-10-23 07:37:59 | 
香月日輪 著  講談社文庫  2016年 10月14日  第1刷


小学校5年生の三人悪、と呼ばれる子供たちの大活躍シリーズも6作目。

これまた毎度のことながら、児童書枠、っていうのが不思議。
ま、私の頭の中身が児童並み、ってことかも知れないけれど。

学生時代に読まされた面白くもない専門書と違って、私が普段読んでるものは映画や音楽を聴くのと同様あくまでも『上等な暇つぶし』の一つに過ぎなくて、そこから何か学ぼうとか、ためになるものを見つけよう、なんていう魂胆??はない。

仮になにか学ぼうと思っていても、この曖昧すぎる記憶力では覚えられるわけもなく、まぁたいてい目から入って脳に定住する間もなく出て行ってしまう、というのの繰り返し(笑)

こうして読んだ本の事を書き留めておくのはひたすら、『それを読んだかどうかも覚えてなくて同じものをまた買わないように』というだけのこと。
以前、よくやったからなぁ(笑)
装丁が変わったりすると、もうそれは全然読んでないものと思ってしまって、何度か2冊買いしたこともある(苦笑)

だから、あくまでも私のためのメモ書きで、読んでたものの中で仮に1行でも心に残るものがあればめっけもの。

今回は第二話『魔弾の射手』のなかで、ヴァレッドの台詞。

「銃は私の相棒よ。 武器を悪く言う奴は許さない。確かに銃犯罪は深刻な問題だわ。でもね、銃が人を殺すのではないの。『人』が『人を殺す』のよ。銃さえなかったらなんて、そんな単純な話じゃないわ。銃規制がされている日本でも、銃犯罪は起きる。殺そうと思えば、素手でも人殺しはできるのよ・・・・・」という行。

アメリカで銃犯罪が起こるたびに銃規制の議論も盛んになるし、銃を持つかどうかっていうのはデリケートな問題だから私はあえて何も言いたくないけれど、銃が人を殺すのではなく、人が人を殺すのだ、という所には激しく同意、だった。

おりしも10月下旬。 毎年ハロウィンのこの時期になると、freezeをpleaseと聞き違えたばかりに撃ち殺された日本の青年の事を思い出さずにはいられない。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  Piment Rouge | トップ | シンク下収納ラック »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽母さんへ (k)
2016-10-23 10:14:18
おはようございます。
僕がアメリカへ行く直前に起こった事件でした。
それまでfreezeという言葉の使い方を知らずに
あの事件でそれを初めて知り、同時に銃社会の
恐ろしさを再認識させられた悲しい事件でした。
実際に生活してみると銃の存在など意識すること
が無かったので運が良かったと感じています。
返信する
こんにちは (楽母)
2016-10-23 13:45:16
kさん
ハロウィンで浮かれている人たちを見るたびに、ちょっと苦い思いが蘇ります。
学校で習うような英語で、freezeが動くな、じっとしておけ、っていう意味だ、なんて知らなかったですもんね。 私もあの事件からです。 そういう使い方もあるんだと覚えたのは。 痛ましい事件でした。
返信する
Σ(゚д゚lll) (ポンチ姫)
2016-10-23 22:00:18
今夜は冷えるみたい?風邪ひかないようにね
返信する
おはようございます (楽母)
2016-10-24 07:46:48
ポンチちゃん
冷えたのかなぁ? 冷えに勝る天然断熱材で(笑) いまだに私は夏掛けぺらぺら羽毛布団と綿毛布で寝ちょります(笑) ちょっと寒い、っていう時期大好きです!
返信する

コメントを投稿