エメラルドの瑕疵

旧 『楽母の人見知り日記』です。 最近、ご朱印集めがマイブーム

京の旅人 again 2016

2016-10-09 08:19:20 | ライブ
毎年、10月の第二土曜日と決まっている円山公園音楽堂(野音)のフォークコンサート、今年も行ってきました。

最初に参加した年が雨降りで、4時間近くカッパを着てあの固い音楽堂の椅子に座ったままだった・・・というのがトラウマになっていて(笑) それ以降もチケットを買うたび(7月の頭に売り出される)今年の京の旅人のお天気はどうだろうな、と心配が付きまとう。
幸い、あの大雨の参加第一回以降、雨に降られることはなかった。

ところが、、、昨日は雨予報で、3連休の初日は雨にたたられます、お出かけは月曜日が最適です、なんていう予報がずっと出ていて、うわぁ~ついてないなぁ、今年は雨の野音だ、ってことでカッパやら荷物を詰めるためのビニール袋、帰りの為に折り畳み傘、そんなものを持って行ったものだからいつもに増しての荷物。

・・・だってね、椅子がとにかく固いからちょっとした座布団がわりの敷物もいるし、日が落ちてからは急に温度が下がるので羽織るものがいる。 暗くなるとトイレに行くにも足元が悪いから小さなライト、それに夕飯がわりのおにぎりや、お茶など、それでなくても荷物が多くなるのよ・・・


でもね、参加者の熱意? 執念??(笑) 結局、開場の2時半からライブ終了、家に帰りついても雨は降らなかった。
降らないどころか蒸し暑くて蒸し暑くて、多分、今までの中で一番暑い夜だった。
寒い年なんか、ダウンを用意して日没とともに着だした人もいたんだよ。

今年も杉田二郎とばんばんで幕開け。 みんなでテーマソングの『京の旅人』を歌います。 2曲目は『この街で』

それからトップバッターがばんばん。 だいたい出演者は4曲、っていうのが決まっているそうです。
今年は『サチコ』を封印。

ばんばんの次に出てきたバンジョーを弾く北村謙、という人。 申し訳ないけれど全然知らなかった。 プロフィールを見るとなかなかすごい人だけど。
その後に出てきた中川五郎、って人も知らなかった。
ただ、彼の曲を聞いていると社会派フォークの原点みたいなところがあって、多分、大昔フォークルの曲が発禁処分になったり、公共の電波に乗せられない過激?な曲があったと思うけれど、その流れだね。 東京五輪招致した際の首相の挨拶が、「作詞安倍晋三」ってことで曲になってた。 これは唸ったね。 今どき、ああいうスタイルのフォークがまだ生きてたんだ、って感じた。

次が高木麻早
久しぶりだわ。 途中、結婚~子育て時期もあって活動中断してたみたいね。 『ひとりぼっちの部屋』が流行ったのは1973年っていうから随分昔だけど、昨夜聴いたら少しも変ってなくて、当時のままのオリジナルキーで全部歌える、って言ってた。

実は昨夜一番期待していたのが南佳孝
『モンロー・ウォーク』を歌ってほしかったんだけど、無かったなぁ。 その代わり? Want you~で始まる『スローなブギにしてくれ』は歌ってくれた。ただし、なんていうか、アウェイなんだよね、なんとなく。 後ろの席のおばちゃんらも関心ないのか大声で老眼の話や飛蚊症、骨粗鬆症の話し始めて振り返って睨み付けたんだけど(笑) のれんになんとか、、、だった。

一番笑わせてもらったのが、あのねのね
赤とんぼの歌を久しぶりで聴いたよ(笑) それとそのB面の魚屋のおっさんの歌も(笑)
知らなかったのが、故河島英五や、小室哲哉が一時、あのねのねのバックバンドであったということ。
英五だの、小室哲哉だのって呼び捨てできるんだね、びっくりぽん(←古いっちゅうの)

それから、太田裕美
相変わらず可愛い。 ちょっと舌足らずなしゃべり方も同じ。
デビュー曲の雨だれ、から。 私、この曲は自分でもピアノで弾いていたから思わず手が動く。
雨だれの後が『九月の雨』だったりしたから、おいおい、雨を呼ばないでよね、って心の中で思ってた。
木綿のハンカチーフはやっぱり盛り上がったね。

ラストが二郎さん。
『男同士』 いつも故郷に帰ったら~のところを京都の街に帰ったら~って歌詞にしてくれる。
一時恰幅が良くなっていたこともあったけど、また戻って3年ぐらい前より元気そうに感じた。
ま、声の伸びとかは残念で、テクニックで誤魔化してるなぁとは思うんだけどね。 
来月で70歳になるとか。 シューベルツでウッドベース弾いてた時、いくつだったんだろ。

年に一度のじーさん・ばーさんの祭典(笑) 昨夜もちゃんと『戦争を知らない子供たち』も『あの素晴らしい愛をもう一度』も歌ったよ。

何はともあれ、あれだけ雨予報だったのに降らなかった、っていうのが実にめでたい夜でした。


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3 コメント

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おはようございます。 (koichiw)
2016-10-09 09:07:15
雨が降らないで良かったですね。

太田裕美さんといえば「さらばシベリア鉄道」が
好きですね。大瀧詠一さんご本人の曲も良いですが
彼女の曲も大好きです。
返信する
今年も楽しく参加してきました~♪ (風子)
2016-10-09 14:50:21
こんにちは~  予報はずれが幸いしたお天気でしたね

私は毎年発売時間に合わせてコンビニの機械でチケットとってるんですが、発売後5分以内でも500番台でした
やっぱり直買い?でないと、若い番号は無理なんでしょうね・・チケット代も来年からは値上げなしの現状維持でお願いしたいものです。

北村 謙さん、中川五郎さんに加えて高木麻早さんも初めてでしたが、甘ーい歌声に女らしい立ち居振る舞い。。往年のファン?がけっこう盛り上がってましたね
太田裕美さんは、かわいらしさがずっと変わらずチャーミングで。。
どちらも見習いたいものです! 笑
南 佳孝さん「モンロー・ウォーク」の方が絶対よかった
ですよね!
あのねのねの真面目な方の歌 「生きるチカラ」
初めて聞いてちょっとウルツときました
ジジババが輝いてみえた帰り道でした 笑

今年も樂母さんのレポ、拝見できて嬉しいです!
来年も体調整えて 元気に参加しましょうね!



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こんにちは (楽母)
2016-10-09 17:04:35
koichiwさん
さらばシベリア鉄道、知りませんでした。
タイトルだけ見た時、水野なんとかさんの映画を思い出しました(笑)
太田裕美さんは、息子さんが就職して京都に住んでいる、と話してました。 とにかく昨日は雨が降るか降らないかで全然気分が違うので、降らなくて良かったです。

風子さん
お互い、元気に参加できてよかったですね♪
私、去年、ネットになかなか繋がらなくてやっと繋がったのがやっぱり5分後ぐらいで、700番台でした。 友人はローソンで店員さんに操作してもらって500番台。 去年の事を踏まえて(笑) 今年は高島屋で買いました。
多分、事務局が一番若い番号を持っているか、最前列付近は、二郎さんやばんばんのFCの方かも?って思っています。
高木さんはあの1曲だけしか知らなかったんですけどね、彼女も昔と変わってなくてフォークロア調の衣装もよくお似合いでした。 中川さんの風に吹かれては、やっぱり日本語にせずに原曲の方がいいなぁと思いましたが、あの安倍ちゃん作詞の歌、昔の岡林信康を思い浮かべてました。 モンロー・ウォーク聞きたかったですよね(笑)  あのねのねは大笑いしました。
途中で、ばんばんの声掛けで立ち上がって背伸びしたでしょ? ああいうスタンディングタイムをもうちょっと増やしてほしいですね。 来年も楽しみましょ、そのためには何より元気でいる事! 頑張りましょうね。
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