旬をはずすな！

旬と言っても、当然、小栗君のことではないのですが。
さっぱり政治に興味のない私が言うのもおこがましいと思いつつ・・・例の、定額給付金のこと。
あれって、打ち上げ花火？　ど～んと言ってみただけ？

昔ね・・・そうまだ父が存命だった頃だから少なくとも15年くらい前の話なんだけど、盆、暮れになると兄嫁が四日市の義父母のもとに『わずかばかりの』お小遣いを送っていたらしい。
それが、かなり早い時期から「今度K彦さん←兄の名、のボーナスが出たらお金送りますね」と電話で言っていたそうな。

幸いにも、親は息子の仕送りを当てにするような経済状態ではなかったから、「いいのよ、それより子供たちに何か買ってやりなさい」なぁんて言っていたらしい。
まぁ、それでもちゃんと送っては来るらしいのですが。。

母（兄嫁からすれば好かん姑）いわく。
「Y代←兄嫁の名、は『お金を送ります、送ります』って早くから言ってるのに、なかなか届かない！」という次第。
これはちょっとね、続いたことがあるんだけれど・・・父はどう言うわけか年末近くになると具合が悪くなって、津の大学病院に入院というのを繰り返していた。
兄嫁は例によって師走の声を聞いたと同時ぐらいに「お金を送ります」って電話するらしい。　ところが、待てど暮らせど届かないうちに、父が入院、母も泊まり込みで付き添うので、配達された現金書留が受取人不在のまま送り返される、というのが数年続いた。
それで、母はいつも腹を立てていた。
送る気があるのか、ないのか。　送ります、送りますって早くから宣言しておいて、K彦のボーナスもとうに出たと思うのに、ちっとも届かない！って。

そんなん愚痴られても、私が兄嫁に「早く送りなさいよ」とアドバイスするわけにもいかず、黙って愚痴の聞き役に徹していたものだけど。
なんかね、その時の母の胸中がちょっと分かるような気がしてるの。

額も微妙じゃない？　そりゃあ、いただけるものならば何もお断りするほどでもないけれど、定額給付金を出すぞ～、出すぞ～って、去年の就任直後から言ってない？　その割に遅々として進まないし、どっか～んと出るわけでもないものを何をもったいつけて、こんなに待たせてるねん！　もうええわ！って言いそう。いや、言わないけれどさ（笑）　やっぱ、ものにはいろいろタイミングってものがあるんどすぇ、違います？