K邸の和室です。床間のデザインはなるべく簡素にしました。K氏はたくさん美術品をお持ちで時々この床間がいっぱいになってしまうことがあります。右側に見える入り口が昨日ご紹介した茶室へとつながっています。茶室は3畳です。茶室入り口に竹が見えます。たった竹1本のことですが施主とかなり話し合い、苦心した末にこのデザインとなりました。この部分には深い理由があるのです。株式会社ジー・キューブ設計事務所
K邸玄関内部です。玄関に茶室の入り口があります。飛び石が3つあり茶室へと導いています。右側に見えるのが昨日ご紹介した特注ドアです。床が写真ですで素材がわかりにくいですが、上がりかまちが黒御影石の本御影で、床が玄武岩です。飛び石は御影石です。壁にかかっている富士山の絵が良く似合っています。しっとりと落ち着いた空間です。株式会社ジー・キューブ設計事務所
K邸の玄関周りです。玄関ポーチ周りに白石を敷き飛び石風にしました。玄関ドアは特注で作りました。最初、工務店に”こんなの作れないよ!”なんて言われてしまいましたが、何とか頼んで作って貰いました。ガラスにもデザインをいれ思ったものが出来ました。苦労しただけあってエントランス空間を引き締めています。右上の小さな照明は、写真では判りにくいですが銅版をたたき私が新築プレゼントに作りました。株式会社ジー・キューブ設計事務所
K邸の外観です。木造2階建ての改築です。ご主人が剣道、奥様が舞踊、華道、茶道をなさっている家族で、やはり和風をご希望なさいました。門の位置にある松は既存のものをそのまま利用しました。後にご紹介いたしますが玄関周りに白石を敷き詰め、入り口がちょっとした料亭風です。壁は和風に吹き付けとしました。この住宅は工事中に私が剣道の練習でアキレス腱を切り、病院を抜け出して工事監理したと言う思い出深い家です。株式会社ジー・キューブ設計事務所
H邸の2階部分全体が見れます。リビングとダイニング、廊下がすべて引き戸になっているのがお分かりになると思います。前回ご紹介した和室の襖も全開しています。写真上のロフトも見えています。このようにすべての空間が繋がりびのびとした空間が創れたと思います。天井部分に露出している大きな2本の梁がとても意匠的です。株式会社ジー・キューブ設計事務所
H邸のリビングを昨日と逆から和室方向を見ています。和室のふすまは全部引き込みになり、リビングと一体になります。和室奥に見える障子の窓は最初にご紹介した外観に見える三角窓です。障子をすべて開けると、そこに三角形をしたガラス窓が現れます。ちょっとした床の間代わりのディスプレイ空間です。小さな工夫が住宅の場合非常に大きなデザイン要素となりますね。株式会社ジー・キューブ設計事務所
H邸のリビングを昨日とは少し角度を変えて同じ方向を見ています。南側(写真右側)の開口部を見てください。大きな筋交いが2箇所見えます。普通は壁としてしまうのですが、南側から沢山光を入れようと全面開口部にするために筋交いを意匠的に露出させました。空間が大きいだけに大きい開口部は必要で、効果的です。株式会社ジー・キューブ設計事務所
H邸のリビングを通し奥のダイニングが見えています。写真左側に階段があり、1階から階段を上がると廊下を通ってこのリビングに出ます。廊下とリビングの仕切りも4枚引きのスライディングドアですべての空間がつながるようにできています。2階にリビングがあるで天井も思い切って屋根勾配に持ち上げました。堂々とした空間が創れたと思います。株式会社ジー・キューブ設計事務所
H邸の外観です。木造2階立て総2階の家です。道路側の面は遮音等を考え思い切って壁面を多くしました。木が好きなお施主さんで外壁を全面特殊加工してある木貼りにしました。木貼りは非常に雰囲気も良く意匠的ですが、メンテナンスに気を使います。いいものはメンテナンスにかかるということでしょうか。建築だけでなくすべてのことに言えそうです。逆にメンテナンスがかからない物を良いものと言う場合もあるようですが。株式会社ジー・キューブ設計事務所
芙葉亭の多目的和室です。普段は使用せず、披露宴の着替え室とか、控え室などに使用するそうです。当初住居部分として使用するようなお話もありましたが、どちらで使用してもよいようにデザインしました。住居部分として使用するにはちょっと派手かもしれませんが、ここから昨日ご紹介した中庭が見え意外と落ち着いた空間です。ちょっと隠れ部屋的存在です。どうぞ皆さんご芙葉亭をご利用になってください。株式会社ジー・キューブ設計事務所