展覧会案内

唐津の風光展
６月１２日（金）～２７日（土）

　

昨年来、古唐津から現代唐津、さらに次代の唐津焼を私なりに見つめ直すために
坂本さんの唐津・土焼き展、梶原靖元陶展、西岡小十回顧展を開催いたしました。
それらの展覧会を通じて改めて気がついたことは、古唐津に原点を置きながらも
それぞれが自分の解釈、方法で唐津焼を作られてきたことです。
先ごろ、有田の佐賀県立九州陶磁文化館で「古唐津に魅せられたもの達」
（９人の挑戦展）が開催されていました。現在の唐津焼を代表する陶芸家達が
自主的に企画し、実行された展覧会のようで、現在の唐津焼を自らが検証し、
今後を探る意欲的な試みで、充実した内容でした。なによりも、個々の作品だけを
見ているだけでは分かりにくい微妙な差異が、一堂に会して見ることで知ることができました。
同じように古唐津に魅せられながらも、各々の美意識、表現によって
様ざまな唐津焼が作られており、その多様性が次代の唐津焼には重要と思います。
この貴重な体験を大阪の方々にもと、この展覧会を企画いたしました。


佐賀県立九州陶磁文化館にて


　岡本作礼

　梶原靖元

　栗原流石

中里太亀

藤ノ木土平

丸田宗彦

　　
藤ノ木土平
　　

　　
梶原靖元　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中里太亀
　　
丸田宗彦　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岡本作礼
　　
栗原流石　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　藤ノ木土平

丸田宗彦　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岡本作礼
　　


梶原靖元　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　栗原流石

藤ノ木土平　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 岡本作礼

藤ノ木土平　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岡本作礼

あらたに茶碗、食器、酒器などを出品していただきました

　　
岡本作礼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　梶原靖元

　　
栗原流石　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　中里太亀

　　
藤ノ木土平　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　丸田宗彦