ギャラリー縄「しょう」

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展覧会案内

2007-08-05 | 展覧会のお知らせ
加古勝己 陶展
8月3日(金)~11日(土)

1965 京都市に生まれる
1986 嵯峨美術短期大学陶芸科卒業
1989 日本陶芸展入選
1994 京都工芸ビエンナーレ展優秀賞
1997 朝日陶芸展奨励賞
2004 田部美術館「茶の湯の造形展」優秀賞
2005 兵庫県篠山市に、仕事場を移転

      
     

この度は、友人であるワイルド ライフ アート作家の
谷上裕二氏の鳥などの油彩画で壁を飾っていただきます。

 

 

(展覧会後の所感)
加古勝己氏の作品は、これまで、田辺美術館「茶の湯の造形展」
優秀賞の「雫碗」、「倭刻陶」など味のある、私の好きな焼き物でした。
しかし陶芸家として、より一層 進化もらいたいとの気持ちから
少し前から、ある提案もしていました。
4、5年前からの課題を、この度は具現化されたように思います。
表面的には、赤色顔料の加飾ですが、そこには本体の形
キャンバスとしての土、焼成が工夫されており
加彩の抑制感など、加古氏のセンスが反映されていました。
展覧会としても、統一感のある、拝見していて作家の意図が
伝わる展覧会でした。