ギャラリー縄「しょう」

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展覧会案内

2007-06-20 | 展覧会のお知らせ
笹山芳人 陶展
 6月22日(金)-30日(土)

1953 伊賀丸柱生まれ
1990 初個展
1993 丸柱に薪窯を築く
     以降 全国各地で個展

笹山芳人さんは、本当に焼き物が好きなようです。
伊賀丸柱のやきもの屋さんに生まれ、四日市へと
焼き物に囲まれた環境で過ごすうちに、とうとう
陶芸家になってしまった人です。
気の張らない、人間味のあるやきものを作る
見ようによっては、稀有な存在です。
焼き〆、釉薬物とも、薪の窯で焼かれています。
茶碗、花入、食器などを出品していただきます。


















展覧会案内

2007-06-05 | 展覧会のお知らせ
堀 一郎 作陶展
 6月8日(金)~16日(土)

1952 岐阜県瑞浪市に生まれる
1971 多治見工業高校デザイン科卒業
     加藤孝造先生に師事」
     以後、朝日陶芸展、中日国際陶芸展
     日本伝統工芸展に出品
1984 瑞浪市大湫に穴窯を築く、この頃より
     公募展を離れ、個展のみの発表になる
1997 工房を瑞浪市大草に移し穴窯を築く
     全国各地で個展

















(案内状 紹介文)
堀一郎先生は、岐阜県瑞浪市の山里、大草の地に
穴窯と家屋を築き、暮らしておられます。
自然に恵まれた環境の中で、文字どおり自然体で生き
作陶を続けてこられました。
お互い若かった時からのお付き合いで、その常に変わらない
自然で淡々とした生き方、作陶姿勢、作品に敬服しておりましたが
最近、ふとあることに気がつきました。
それは、堀一郎先生の作品は、自然に生み出されたものではなく
強固で明確な意図、心中のデッサン基にして作られいる
という事です。
どうも、物静かで暖かい自然体の人柄と生き方、作品の中にも
強靭さが、内在しているようです。

(展覧会後の所感)
 展覧会中、作品を拝見し、堀先生と接していて思いましたが
 ある意味では、最終的には困難では有るが自然にゆだねる、
 穴窯焼成による作品の魅力、それを良しとする、堀先生の強固な
 美意識。
 堀一郎先生とは、自然体故の、柔軟さと強靭さを併せ持った
 人だと、改めて敬服している次第です。