ギャラリー縄「しょう」

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展覧会案内

2008-12-02 | 展覧会のお知らせ
寄神 宗美 陶展
  YORIGAMI MUNEMI
    ~12月6日(土)

(DM紹介文)
京都の寄神宗美氏の個展を、ギャラリー縄において催します。
寄神氏は、かっての走泥社を基点としてRE-CREATIONSという
独自の手法の造形作品を、海外でも意欲的に発表してきた陶芸家です。
焼き物のオブジェといえば、われわれの日常生活に縁遠いものと
思われがちですが、日本では縄文時代の比較的早いころから
器とともに、かなり抽象化された人物や動物などの、いわゆる
土偶が作られており、生活の中にありました。
縄紋式土器の形や装飾なども、実用的な機能性だけでは理解できません。
かねがね焼き物とは、そのようなもの、私ども日本人にとって日常的な
実用品であるとともに、精神性をこめた造形物でないかと思っていました。
このたびは、壁を飾る、床に置くオブジェのはか、花を生ける、食べ物を
盛るものなど、生活空間を彩るいろいろな作品を出品していただきます。

 

 

 

 

 

 

 

1944  京都市に生まれる
1969~72  八木一夫氏に師事
1980  走泥社同人になる
1987  八木一夫賞展 優秀賞
1991  第47回FAENZA国際陶芸展 金賞受賞(イタリア)

コレクション

京都国立近代美術館
愛知陶磁資料館
滋賀県立陶芸の森美術館