診察室でのひとり言

日常の診察室で遭遇する疑問、難問、奇問を思いつくままに書き記したひとり言

おみくじは 『 大吉 』

2021年01月11日 | ブログ

今年は三箇日に初詣は遠慮した。今日、昼前に小梅の散歩がてら長女と三人(二人と一匹)で近所の神社に初詣に行ってきた。人影もまばらで、初詣とは程遠い光景であった。私は日頃から、これといった事がなくても神社に参ることが多く、手を合わせることで何か安心を得られる気分になる。今日も、特別変わったことを祈願することもなく合掌してきた。受験生やその身内の人たちは、この時とばかりに 『 合格しますように! 』 と必死で神社詣でを行っているようだが、冷静に考えれば、こんなお願いを神さまが聞いてくれるはずがない。100人の合格枠に200人がお願いにきたらどうする? 神さまが選別して合否を決めるとは思えない。こんなお願いは意味がない。合格祈願は、自分の心の中で祈るもので神頼みするものではない。神さまにお願いするなら・・・『 どうぞ、これまで頑張ってきたことが、悔いなく全てを発揮できますように宜しくお守りください 』 であろう。実力以上のものが本番で出ることはない。しかし、実力以下の力しか出せないことはある。そこをお願いするのである。 帰りに恒例のおみくじを引いてきた。『 大吉 』がでた。『 目上の人の思いがけない引き立てで、心のままに整い家内仲良く暮らされます 』 ということである。 誰だろう? 目上の人って? これから一年、この人を探して生活することになりそうである(笑)。 さて、どんな一年になるのだろか?


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