診察室でのひとり言

日常の診察室で遭遇する疑問、難問、奇問を思いつくままに書き記したひとり言

シニア選手権

2022年10月12日 | ブログ

10 月は全国のゴルフ場でクラブ選手権、シニア選手権、グランドシニア選手権が開催され、一年で最もゴルフ場は盛り上がる時期である。季節も良く、いざゴルフをと思っても、各々のゴルフ場(倶楽部)に所属しているメンバーの選手権が優先されるため、この時期はビジターで予約を取ることは難しい時期でもある。昨年 60 歳を迎えた私は、シニア選手権( 60 歳以上)に出場した。第一週に予選があり、上位 16 名に絞られた。決して調子は良くなかったものの、幸い 10 位で予選通過することができた。この日曜日、16 名を 8 組に分け、トーナメント形式のマッチプレー 1 回戦が行われた。皆、60 歳以上とはいえ、シングルプレーヤーで飛距離こそ落ちてはいるものの、アプローチやパターは絶品で勝ち抜くには至難の技が必要となる。マッチプレーであるため、ひとホールごとに勝ち負け引き分けでポイントをつけ、差が開きすぎた場合は途中で終了となる。ティーグラウンドは後方からで、グリーンはツルツルに芝が刈られた高速グリーン。カップの位置も難しい所に切ってある。全く、日頃では経験できないような設定である。いざ、スタートするも二人での競技ゴルフは初めてで、会話することもなく淡々とプレーをこなしていくことには、ゴルフに対する楽しさなど一切無かった。前半の 9 ホールを終えた時点でイーブン。同伴のキャディーもピリピリしている。休憩なく後半に突入するも、緊迫するラウンドが続き、17 番ホールまでイーブン。何と、最終ホールで勝敗が決まることになった。最終のロングホールは共にパーオン。相手は 20 Yの下りラインを 5 Yオーバー。こちらは 10 Yの大フックラインを 3 Yオーバー。グリーンがツルツルでボールが止まらない。共にラインは違うものの上りラインを残しての最終パット。相手が 5 Yを上手くねじ込みパー。後のない私は 3 Yをねじ込むパットをするもカップに弾かれ万事休す。最後の最後に敗れてしまった。残念の一言であるが、この日は予選の時と違って、調子も良く悔いはない。相手が自分より強かっただけである。2 回戦には進出できなかったが、この経験を活かし、是非来年は上位を狙いたい。小生の父親は 60 歳の時、このシニア選手権で優勝しているが、その偉大さをひしひしと感じた。来月、今年 90 歳となる父親と久しぶりのラウンドを予定している。敬礼である。


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