診察室でのひとり言

日常の診察室で遭遇する疑問、難問、奇問を思いつくままに書き記したひとり言

最近の小梅

2022年07月03日 | ブログ

最近の小梅


オミクロン感染者減ってる? 

2022年06月15日 | 新型コロナウィルス

毎日毎日、相変わらず全国のコロナ感染者数を公示しては感染者数( PCR 陽性者数)が減少傾向にあると評価している。確かに PCR 検査を受けに行って陽性と判断されている数は公示の通り減少傾向にある様である。しかし、この数字がコロナの感染が減っているといって良いものかである。先に言っておくが、確実に毒性(症状の重症化)は弱くなっており、以前にも記したが、コロナはもはや唯の風邪以下と言っても過言ではない。診療をしていると、これまで以上に軽い風邪症状(咽頭痛、軽い咳、倦怠感)を訴える患者さんが増えている。発熱を訴える人は全くと言っていいほどいない。咽が痛いからと相談を受け、鎮痛剤とトローチを処方するが、オミクロンの症状でもあり可能性があることを伝えると、大体の人は PCR 検査を受けに行く。ほぼ皆、陽性と診断されて帰ってくる。そうなると無症状の家族も PCR 検査を受けさせられ、ほぼ全滅。一週間の自宅療養(軟禁)と一週間分の食料、酸素サチュレーションモニターが送ってこられる。全く、馬鹿げた話である。肺炎も起こさないのに酸素濃度を測ってどうするんでしょう? 咽の痛みはそこそこ強いようだが、それ以外は全く症状がない人が多い。耳鼻咽喉科はどうなのか聞いてみたいところである。発熱もないので、咽を診て、処方して終わっているところも結構多いのではと思われる。クリニックを含め、様々な店舗では入室時に体温を測定して発熱者を除外しているが、もはやコロナで発熱する人は滅多にいない。だから、連日見ている感染者数( PCR 陽性者数)は、氷山の一角の数を見ているだけ。感染者は決して減少はしていないと感じる。却って増えているかもしれないが、あまりにも症状が軽すぎるか無症状であるため、感染を自覚している人が少なくなっているだけのことである。それでいいじゃないですか。それだけ危険じゃないということである。新たな脅威の変異株が出現するまで、もうコロナ対策はやめればいいのにとつくづく思う。丁度、昨日、大阪府の感染症対策課からクリニックに直接電話がかかってきた。コロナ対応の検査、治療をしてもらえないかと、しらみつぶしにコロナ対応していない医療施設に電話をしているようだ。『 オミクロン株になって、まだ馬鹿なことをいつまで続ける気ですか。ここは循環器疾患の患者さんが長年通院され検査・治療を続けているクリニックです。これらの疾患で重症化する人もいます。コロナが優先される病気とは全く思いませんが。そもそも PCR 検査をやめてはどうですか。知事に言っておいて下さい。』と返答。2 年前には、大阪発のワクチンが秋には打てる! イソジンガーグルなどのヨード液でコロナが防げる! 第 6 波に対応してインテックス大阪に 1,000 床の野戦病棟を建築!  結局、軽症過ぎて自宅療養者が多く、半年での累積使用者が 300 人。解体された。連日 5割( 500 床)が使用され、一人 1 週間滞在すれば半年( 26 週)で延べ 13,000人が使用される計算であるが、300 人である。なにもかも勇み足の大阪府知事である。側近が悪すぎるのでしょうね。いい人なのに残念です。


4回目ワクチン接種? まだ感染者数、数えてますか?!

2022年05月29日 | 新型コロナウィルス

モデルナワクチンを購入し過ぎた政府が、有効期限が近づき廃棄処分するワクチンの量が莫大であることを踏まえ、テレビCM を含め、躍起になって国民に接種を勧めている。4 回目の接種も悪くはないが、他国のデータではあまり効果がないといった内容である。感染予防効果は決して大きくはないが、重症化予防効果は大きいと謳っている。しかし、これまでも記してきたが、オミクロン株になってからは肺炎を起こすことはまず無く、そういう意味でも重症化しない。普通の風邪とどこが違うのかといったところであり、未だに連日感染者の数を数えたり、マスク着用の討論を行ったり、まさにマスコミや専門家と言われた人たちが、世間から見放されたくないといった感覚で、無理矢理これらの話題にしがみ付いているとしか見えない。オミクロン株もマイナーチェンジは繰り返しているようだが、イギリス株がインド株、そしてオミクロン株に変わってきたようなメジャーチェンジをする株が今後入ってくること、そしてその株が再度肺炎を起こすようなものなのか否かということには非常に興味深いが、今は風邪にかかることに恐れるのに等しいこの国民感覚をどうにかしてあげないといつになってもマスクをし続け、委縮した生活を続けることであろう。『 風邪が流行っている時に、マスクをしてましたか? 風邪に罹ることがそんなに怖かったですか?』 である。そういう意味でも 5 ヶ月でワクチンの抗体価が下がるので再接種を勧めるのであれば、肺炎を来さないこのオミクロン株が続く間は、敢えて接種する必要はないと考えられる。当然、肺炎を来す変異株が国内に入ってきて、皆が一斉に再接種をしだしては混乱が生じることも考えられるが、この辺をよく考えて4回目の接種時期を考えられては如何であろうか。私も 60 歳以上になっているので 4 回目の接種券が今週にでも届くようだが、今は接種は見合わせようと考えている。コロナが落ち着いたあと、莫大な税金が何年にもわたって徴収されると考えると、経済の活性化を早急に行うべきである。外国人観光客によるインバウンド効果を期待するのもよいが、自国民が委縮し続けていてはなんにもならない。なんだか、アメリカ任せの防衛も自分たちではなにもせず、他力本願の感覚とよく似ていますね。


GW 後半

2022年05月03日 | ブログ

GW も後半。コロナが始まって一昨年、昨年と静まり返っていた世の中が、少し元気を取り戻したようで嬉しく感じる。オミクロンも少しずつ変異が起こっているようであるが、毒性がこの程度であれば全く気にする必要もなさそうである。クリニックにもちょこちょこ感染者が紛れて診察に来られている。『 熱はありませんが、咳と咽が少し痛く風邪を引きました。風邪薬もらえませんか。』 といった類の訴えである。 風邪は一部の細菌やマイコプラズマなどを除き、ウィルス感染によるものであるので、現時点でオミクロンより感染しやすいウィルスなどいない。手洗いやマスクをして生活しているこの時期に、オミクロン以外のウィルスに感染するくらいなら遥かにオミクロンに感染しやすいはずである。『 あなたは、コロナ(オミクロン)に感染していると思います。咳止めと炎症止めを出しておきます。ご家族も同様の症状がでると思いますが風邪と一緒です。怖がらなくて大丈夫です。 』というと急に脅えだしてしまう。毎日、馬鹿みたいにコロナの番組を見ているのに・・・。

さて、私事であるが、4 27 日(水)、午前の診察中に母親が亡くなったとの連絡(メール)が入った。90 歳、老衰である。56 年ほど前から加齢による訴え(しんどい、しんどい病)が始まり、年々酷くなり、自宅で姉が中心に介護を務めてきてくれた。亡くなる 2 3 週間ほど前まではトイレに起き上がったり、会話をしたりしていたが、このころより トイレにも立ち上がれなくなり、訪問看護ステーションにある小規模多機能型居宅介護といったものを利用して個室に入れてもらった。しかし一週間ほどでこの世を旅立って行ってしまった。水曜日は診察が午前中だけなので、診察が終わって予て検討していた自宅近くの葬儀会館に向かった。母の亡骸は既に姉の手配で会館に安置されていた。翌日は午後の診察が 17 時過ぎまであるということで 19 時から通夜となり、翌々日(祝日)に葬儀を終えた。葬儀翌日は普段通りの診療ができた。これも、私の仕事のスケジュールを気遣ってくれた母親の気配りかと勝手に感謝している。60 歳にして私は身内の葬儀は初めてであった。祖父母をはじめ、親戚の葬儀に立ち会った経験がなく、精々、他人の葬儀に参列する程度であり、今回の葬儀が初体験であった。高齢となった親戚を呼ぶこともなく、まさしく我が家だけのこじんまりとした葬儀をさせてもらった。家族葬とはいえ、打合せはしっかりしており、通夜、葬儀本番は司会者までおられ、エレクトーン演奏で気を和ませてもらったり、懐かしい写真のスライドショーをしたりと内容は一般葬と変わらなかった。少しは華やかに送ることができ、関係者の方々には大変お世話になった。自分も、死んだときは同じような葬儀を受けたいものだと感じた。


オミクロン株による死亡は衰弱死

2022年03月07日 | 新型コロナウィルス

感染ピークも終わり、感染者数は下降に向かう時期に来たようだが、相変わらず症状は一般の風邪とさほど変わらない。肺炎を起こし、比較的若い世代でも急変し重症化し、呼吸器や ECMO を装着されたこれまでのコロナ感染と異なり、やはりオミクロン株は非常に稀なケースを除き、肺炎は起こさない。感染者が桁外れに多い今回の第 6 波では、当院でも感染された患者さんが結構おられる。予約診療をしている当院では、感染された患者さんから度々、『 2 日間ほど 38 ℃前後の熱と咽頭部不快があり、検査を受けたら PCR 陽性でした。診察の予約のキャンセルをお願いします。』という類の連絡が多い。皆、風邪となんら変わらないという報告である。実際、大阪府の最新調査では、12 月から 2 月末までの死亡者 800 人の 9 割がコロナの重症者に該当せずに亡くなっている。いわゆる、衰弱死である。風邪で死亡するほどの日頃の抵抗力の低さ、慢性の肺疾患・心疾患などが悪化するも、高齢の為、家族が積極的治療を希望せず亡くなっている症例が 90 %あるということである。残りの 10 %については、人工呼吸器装着あるいは ICU(集中治療室)入室から亡くなった症例であるが、先述の如く、オミクロンによる直接的な肺炎ではなく、抵抗力のない高齢者特有の二次的肺炎(誤嚥性肺炎、細菌性肺炎)による呼吸器装着などが推測される。70 歳以上の高齢者の死亡者が多いと一括りに報道されているが、自分で食事ができ、買い物ができ、散歩もできる高齢者が衰弱死するはずがなく、この方たちが例え感染しても風邪程度で終わるはずである。亡くなられた方には大変気の毒ではあるが、このような結果を踏まえても、未だに蔓延防止等重点措置の更なる延長など、全く理解に苦しむ。元気な世代が風邪を引くことに騒ぎ立て続けている国や地方自治、そしてマスコミ。結局、彼らが世間を洗脳しているだけのことである。彼らを手助けしている政治受け、マスコミ受けで英雄気取っている医者が 10 名程度いるようだが、これまた罪な人間である。今、日本には実働している医師が 40 万人以上いるが、一部を除き殆どの医師は賢明でこの 10 名ほどの人間に嫌気をさしているはずである。国に反論する、マスコミに反論する医師は当然除外されてしまう。2 年前、初代のコロナ対策分科会の会長はすぐに辞退となり、副会長の尾身氏が現在会長を引き継いでいる。