おしゃべり日記俳句

折に触れ、思いつくまま、
傘寿を過ぎ一日一日を大切に・・・

龍の玉

2009年01月17日 14時16分30秒 | Weblog

 

高気圧に覆われ寒気が緩む

 

「龍の玉」(りゅうのたま

 

むらさきの艶をあつめて龍の玉

(むらさきの つやをあつめて りゅうのたま)

 

 

寒空の下ですが「龍の玉が紫の玉を宝石のように輝いています。

夏に薄紫の小花をつけてさほど目立たなく咲き乱れます。

いまこうして紫に光り輝くとそっと触れてみたくなります

 

「はずみ玉」としてよく遊んだものです。

この玉はよく弾みます。子供たちが遊びとてそう無かった時代には

遊びの道具として珍重されたものです。

 

垣根の元や、造園の一環としてうえられます。「竜の髯」(りゅうのひげ)と

呼ばれるものです。

目立つ存在ではないものの、こうして今に紫の実をつけて存在感を示す

ことは、殊勝なものとて愛でたいとおもいます。

 

正月も半ばを過ぎ、大寒を迎えます。龍の玉に「春」の先駆けを感じます。

しかし、まだまだ冬将軍の威力は侮れません。・・・・