高気圧に覆われ気温が上がる
「四月尽」(しがつじん)
惜春にきょうのいのちの尊しや
(せきしゅんに きょうのいのちの とうとしや)
(あかまんさく)
(あかまんさく)
万作といえば、春先に先駆けて咲く黄色もしくは赤色がありますが、
今を盛りに咲く図のような「赤万作」(あかまんさく)。※主人にご教授。
葉も赤くはなびらは万作のはなびらに酷似しています。
さくらの花も散って、辺りが新緑に覆われようとしているときに赤く彩られる
この木はあまり目立ちはしないが、春を惜しむには充分に思われました。
幾日かは、惜春から立夏への架け橋として咲き誇って貰いたいと願うこと
切なるものがありました。今日のいのちの大切さを感じます。
「花水木」の街路樹もようやく散り果てようとしています。
これも惜春の去り行く風情の一つです。
待ち焦がれて寒い冬の季節を耐えて、待ちあぐんだ陽春、それもつかの間
まさに「歳月人を待たず」です。
繚乱の花々もその容姿を変化して夏の風情に身をおきます。
明日は八十八夜、まさに「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る・・・」
若葉から深緑へ季節の変化に懸命に順応しようとの心構えです。