日本付近を気圧の谷が通過し、
「一月尽」(いちがつじん)
老木や一月尽の寺の梅
(ろうぼくや いちがつじんの てらのうめ)
「香林寺」(こうりんじ)は別府小太郎清重の開基とされています。
多くの文化財を残しています。梅の花が咲いていました。
今日で一月も終わります。まさに「光陰矢の如し」です。
希望に満ちた新年が明けたと思ったらもう「如月」を迎えます。
寒さからやがて花咲く春に向かうわけですから、誰でも望む季節の到来です。
寺内を歩くと老木の「むくろじ」が裸木と思いきやもう赤い?蕾をつけています
夏から秋に掛けてのあの独特な実りに早くも思いを致します。
冬日の影に「道の神」が寄り添って建っています。「宝暦」の文字が見えます。
「別府小太郎」の青塔婆の前を過ぎる奥に篤農家の「権田愛三」の墓
があります。明治時代に「麦作の研究法」を発表し、格段の収穫に寄与した
人物です。
時は流れて、ことしも節分・立春を迎えます。
「春の足音」に数多の希望を託しながら、一月が去って行きます・・・・