おしゃべり日記俳句

折に触れ、思いつくまま、
傘寿を過ぎ一日一日を大切に・・・

白百合

2007年07月31日 14時09分39秒 | Weblog

 

日本付近は高気圧に覆われる

 

 

 

 

「白百合」(しらゆり)

 

百合開く無風の夕べ失語症

(ゆりひらく むふうのゆうべ しつごしょう)

 

 

  

 

 「グリンパーク・パティオ」の西側に隣接する公園内の百合の花が

今開こうとしています。花壇の約、1,150平方メートルは、

色とりどりの2万2千本の「百合の花」で埋め尽くされます。

 

  

 

 

白、黄、紫などで彩られます。

 

まだ暑い日もあり、日傘に頼る見学者も辟易で「失語症」のさまにて

無言で愉しむ独特な雰囲気が味わえます。

 

 

 

今日で7月も終わりです。明日からの夏休み利用の多い「パテイオ」

当分の間、連日大変な賑わいを見せることでしょう。

 

 

 

 

 


蓮の実

2007年07月30日 08時17分14秒 | Weblog

 

本州は前線が停滞し  南海上に台風発生

 

 

 

 

 

「蓮の実」(はすのみ)

 

蓮の実をあおあお映し今朝の空

(はすのみを あおあおうつし けさのそら)

 

 

 

 

古刹の裏庭は自然の地形を利用して史跡指定の庭園になっています。

蓮の花が咲き乱れる中、早咲きの花は青々の実を結んでいました。

 

 

 

 

 

『参議院選挙結果』 07月・30

 

 

     註・何れも今朝の朝刊より)

 

 

 

 

 

 

 

 

自民党歴史的敗北!!

 

          与党惨敗 民主党第一党

 

 

 

 

 

 


2007年07月29日 13時19分02秒 | Weblog

 

気圧の谷が通過し、東日本では午後から 

 

 

 

 

 

「鰻」(うなぎ)

 

投票を済ませし脚で鰻食う

(とうひょうを すませしあしで うなぎくう)

 

 

 

 

  ※ 『何れも今朝の新聞朝刊より』

 

 

第21回参院選はAM7:00より一斉に投票が行われ

PM8:00に締め切られ、即日開票、明日未明には大勢が

判明します。

 

日本政治にとって『運命の日』になるかも知れません。

※ 30にちは、「土用の丑の日」です。

 

 

 

 

 

 

 読売・編集手帳・07・29より

 

 

故郷柴又に帰ってきた車寅次郎は、実らぬ恋でひと騒動を起こしては家族と口論し、トランクを手にまた旅に出る。映画「男はつらいよ」である

◆寅さんはよく旅先で詫びの葉書を出した。「思い起こせば恥ずかしきことの数々、今はただ後悔と反省の日々を過ごしおりますれば、お忘れくだされたく・・・」金釘流の筆跡をご記憶の方も多かろう

◆寅さんほどは恋も口論もしないので詫び状はないが、毎年この季節、1枚、2枚と絵葉書が届く。絵を眺め、旅先でも心をかけてくれた人に感謝し、手紙に縁のある文字を含んだ「文月」から「葉月」に移る夏の愉しみでもある

◆きょうは参院選の投票を済ませて旅行に出るという方もおられよう。投票所入場券、財布、カメラ・・・と出かけに確認する持ち物に、住所録を加えてみるのもいいかも知れない

◆書いたからとて心が伝わるとは限らないが、伝わると信じて書かなければ始まらない。思えば選挙の一票も手紙だろう。投票箱を前にした心境には、恋文を郵便ポストに投じる瞬間と相通じるものがある

◆夜が更ければ、遊説に東奔西走した「旅人」たちから有権者のもとに、テレビの速報番組を通じて返信が届くだろう。喜色満面の礼状であったり、「今はただ後悔と反省の・・・」寅さん流詫び状であったり、ともあれ手紙の一日である。

 

 

 


祭り

2007年07月28日 15時25分18秒 | Weblog

 

前線を伴った低気圧が北日本を通過  

 

 

 

 

 

「祭り」(まつり)

 

 

祭り足袋まだ汚れずや若い衆

(まつりたび まだよごれずや わかいしゅう)

 

 

 

静かに「祭り」の幕開けを待つ各所の風情です。

 

祭りは「夏季に行われる各神社の祭礼」とされてきましたが、最近は市民

参加の「山車」(だし)や「神輿」(みこし)が主役に変じています。

 

町並みは注連縄と祭り提灯にいろどらっれます。

参加の皆さんもそろいの半纏に白足袋と雰囲気を盛り立てます。

真夏の風物詩です。

 

夜出掛けるのが億劫なので、一足早く一周しましたが、まだ役員の方が

お出ましで、若い衆の姿はみられません。

間もなく通りは通行禁止となります。

 

夜に入れば、伝統の囃子の競演や掛け声勇ましい神輿が路地から路地を

練り歩きます。風景は一変します。天候に恵まれますようにといのりつつ・・・

 

 

 

 


アカシヤの花

2007年07月27日 13時58分07秒 | Weblog

 

梅雨前線は本州の南海上に離れる 各地で暑さ続く

 

 

 

 

「アカシヤの花」(あかしやのはな

 

ほろほろとアカシヤの花肩に降る

(ほろほろと アカシヤのはな かたにふる)

 

 

 

通学道路の両側を何百メートル、盛んに「アカシヤの花」が散っています。

この「アカシヤ」は一般に「アカシヤの並木」として有名な樹木

ですが、実際は『ニセアカシヤ』というものだそうです。

 

「ハリエンジュ」とも呼ばれます。

 

明治の初期にアメリカから持ち込まれて公園の樹や街路樹などに

植えられました。垣根などにも用いられました。

 

 

花が咲いているころは甘い香りが漂い、養蜂では蜜をとる源になり

良質な「ハチミツ」が取れることで知られています。 

 

この「アカシヤの花」は天ぷらにして食べると美味しいと言われていますが、

まだ料理して食べたことはありません。

 

風も無いのにほろほろと散り、路面を白く塗っています。

 

 

 

   

 

 

読売・編集手帳・07・26より

 

江戸市中でよく目につくものを三つ並べて昔、「伊勢屋、稲荷に犬の糞」といった。伊勢屋は伊勢出身の商人がつけた屋号である

◆伊勢商人が商売上手で羽振りのよかったことが分かる。その筆頭に伊勢松坂(三重県松坂市)の人、三井高利がいる。1673年(延宝元年)、江戸で伊勢屋ならぬ越後屋呉服店をひらいた。三越の前身になる

◆屋号の名門ともいえる伊勢屋の名は明治の世に移ってからも商人に好まれたようで、小菅丹治は1886年(明治19年)、東京・神田に伊勢屋丹治呉服店を創業している、いまの伊勢丹である

◆遠く伊勢につながる三越と伊勢丹が、経営統合の交渉に入ったという。実現すれば、売上高で現在首位の高島屋を上回り、今年9月に経営統合する大丸・松坂屋をも抜いて国内最大の百貨店グループが生まれる

◆伊勢参りの旅人が持ち寄った諸国ばなし(情報)に触れることで、伊勢商人の商売感覚は磨かれたという。時は移り、情報は洪水となって縦横に走る世を迎えた。伊勢商人の末裔も、老舗だからと安閑としてはいられない

◆街でいま目につくものを三つ挙げるならば何だろう。犬の糞もお稲荷さんの祠もあまり見かけない。コンビニ、家電量販店、携帯電話ショップ・・・あたりか。消費の風景が様変わりしたなかで、百貨店の手探りがつづく。

 

 

 

 

 

 


実栗

2007年07月26日 10時04分12秒 | Weblog

 

東日本に梅雨前線が停滞し、北陸は  

 

 

 

 

「実栗」(みくり)

 

絶滅のいのちを告げる実栗かな

(ぜつめつの いのちをつげる みくりかな)

 

 

   (※ 絶滅危惧種に指定なので記録)・季を夏にしました。

 

 

ミクリ科の多年草です。

 

6月~8月に掛けて、湿潤地帯や、沼辺に自生し白い雌花を咲かせます。

茎の先端に目立たない白い小さな花をさかせます。

雄花は先端に、雌花は下部につくといわれ

 

実は、円形でトゲ状の突起があり、栗のイガに似ています。

 

 

 

草丈は1m以下で、目立ちません。

「日本では絶滅危惧種」に指定と説明版に記されています。

 

散歩中の沼辺で発見でした。

 

 

 


藪枯し

2007年07月25日 10時53分54秒 | Weblog

 

日本付近は高気圧に覆われ

 

 

 

 

 

「藪枯し」(やぶからし)

 

 

藪枯しどたりと座り虫を呼び

(やぶからし どたりとすわり むしをよび)

 

 

 

多年生の蔓性植物です。

他のものに絡み、繁殖力旺盛で構わないとおくと「藪」をも枯らす性質が

あるのでこの名があり、「貧乏かずら」などと言う有難くない名もあります

 

ここの花は5mmぐらいの緑花ですが、中央のオレンジ色の「花盤」が目立ち

ここに蜜が染み出るのであげは蝶などが、よく蜜を吸っています。

 

 

花弁が落ちてからの方が蜜の染み出るのが多く溢れるようになるようです。

これから真夏に向けて益々繁殖をしますが、蝶などの食料になります。

 

一方では嫌われ、一方では必要とされる「藪枯し」あまりにくめません。

 

 

 


暑気払い

2007年07月23日 18時05分48秒 | Weblog

 

高気圧に覆われて気温が上がる

 

 

 

 

「暑気払い」(しょきばらい)

 

パソコンの仲間で暑気を払いけり

(パソコンの なかまでしょきを はらいけり

 

 

 

先週に引き続き、パソコン教室での「飛び出すカード」の作品発表日でした。

 

 images

 

それぞれが、アイデイアに富んだ作品を発表しました。

苦心談あり、成功談ありで、会場は和やかな雰囲気でした。

 

 

 

時間が過ぎるのを忘れる発表会でした。

 

 

 

 

 

 

終了後、席を移して「暑気払い」が行われました。  

 

すっかり恒例となりましたこの暑気払いも和やかな雰囲気の中での

挙行です。でも「ノー・アルコール」での食事会です  

 

 

昼間でもあり、若しものことがあると大変と言う役員間での定めによります。

今日は「大暑」です。梅雨明けも間近とのこと、猛暑がやってくるかも

知れません。自愛専一です

 

 

 


初雪草

2007年07月22日 09時50分48秒 | Weblog

 

梅雨前線が本州から九州にかけて停滞 

 

 

 

 

 

「初雪草」(はつゆきそう)

 

大暑とて初雪草の色の白

(たいしょとて はつゆきそうの いろのしろ)

 

(初雪草)

 

「初雪草」は図鑑から見出しました。

 

今の時期(明日は大暑です=一年で一番暑いとされる日)

各所で写真のような「初雪草」を見かけます。

 

歳時記には見られませんので、最近普及したものでしょうか?

 

 

 

初雪が積もったように上の方の葉ほど白くなっていきます。

 

花は小さく、直径は約1cm数個のはなを頭上につけます。

成長の時期は長く6月から9月ごろまでみられます。長く咲きます

 

 

 

「雪が積もったように白い」で、名前の由来は分かるような気がしますが、

なぜ、夏咲く花にとの疑問は残ります。

 

丸い実もなり、枝を切ると切り口から白い液がでるので、

活ける時などは水が濁るともいわれます。

 

夏に咲き冬の名を冠する不思議な植物名の一つです。

 

 

 

 

 

 


屁糞葛

2007年07月21日 09時43分18秒 | Weblog

 

梅雨前線日本海から東北にかけて停滞   

 

 

 

 

 

 

「屁糞葛}(へくそかずら)

 

降る雨に惹かぬ人目や灸花

(ふるあめに ひかぬひとめや やいとばな)

 

 

(灸花)

 

 

 アカネ科の多年生。蔓性で山野や路傍でどこにでも見られます。

 

全体に悪臭があるので、「屁糞葛」(へくそかずら)と呼ばれるのかも知れない

一方で「早乙女葛」(さおとめかずら)の名も持ちます。

 

 

(サオトメカズラ)

 

これは別名「灸花」(やいとばな)と呼ばれるように、花形がお灸(やいと)

もぐさににているからだそうです。

 

また、其の花は外面は白色、内面は紫色の押さえ気味のコントラストが

「サオトメカズラ」と美をうたう名前で呼ばれるほど可憐です。