おしゃべり日記俳句

折に触れ、思いつくまま、
傘寿を過ぎ一日一日を大切に・・・

七日粥

2009年01月07日 10時03分52秒 | Weblog

 

弱い冬型の気圧配置で北日本は

 

「七日粥」(なぬかがゆ

 

しみじみといのちの重さ七日粥

 

(しみじみと いのちのおもさ なぬかがゆ)

 

 

春の七草を粥の中に入れて無病息災を祈る行事を

正月七日「七草」といいます。

「人日」、かつては宮中で七草粥を食べて祝ったものが

民間に伝ったといわれています。

 

 春の七草は、『芹、薺、御行、繁縷、仏の座、菘、清白』を言います。すなわち

「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」です

 

この七草を俎板の上で若菜を叩き「七草粥」のなかにいれます。

このときの拍子が載っていました。子供の時聞いたおぼえがあります。

 

「七種なずな唐土(とうど)の鳥が日本の土地へ渡らぬさきに」

というような囃子でした。

 

「なずな」は俗にぺんぺん草ともよばれます。住吉神社の境内に芭蕉の句

 

『よく見れば 薺花さく 垣根かな』の句碑があります。

 

新春の若菜を摘んで、其の生命力に頼ったり、この日にはじめて

「爪を切り邪気を祓う」など色々な行事が各所で行われます