再び「世界の仕掛け絵本ミュージアム」に足を運びました。
仕掛け絵本の魅力は、「開くと飛び出す驚き。ひっぱったり、めっくたりする楽しみ。
絵本そのものが舞台。飾って楽しむ。」 など様々です。
そこから飛び出す仕掛けは、想像力を膨らませ、物語に一層の輝きを放ちます。
チェコの絵本作家 コンビ、イジー・パフリンとグスタフ・セダの「ふなのりシンドバッッド」
巨大な白い鳥「怪鳥 ロック」!!
イジー・パフリンとグスタフ・セダの「ガリバー旅行記」。木車にくくりつけられてるガリバー。迫力満点。
チェコスロヴァキア時代、海外輸出用に作られた、たくさんの仕掛け絵本の一つ。
平面イラストに切込みと折り目を付けて飛び出すシンプルな仕掛け。
クジラに呑み込まれるシーン。
ヴォイチェフ・クバシュタ(1914-1992)は、チェコスロヴァキアの有名な仕掛け絵本作家。
グバシュタの晩年の作品。
ヴォイチェフ・クバシュタはウィーン生まれのプラハ育ち。
社会主義時代の、チェコスロバキアで、外貨獲得の為に、海外向けに、出版したのです。
プラハの国営出版社で印刷。表現の自由を制限されていた時代。。。
そんな中であっても「こどもたちに夢を」という強い想いで作られた絵本。
「世界の子供たちの為に」と絵を描き続けた彼の作品には、温かぁいものがあふれています。
コンパクトなサイズの、愛らしい絵本。小さな子ども達向けの絵本。
派手な仕掛けはありせんが、優しさがあふれています。
「にぎやかななかまたち」晩年の創作。
犬と白猫が主人公。的がくるくる回るんでしょうね。動物の後姿がかわいらしい。
世界のいろんな国で、翻訳されています。
動物たちの愉快で楽しそうな表情が、私たちを楽しくさせてくれますね。
「小さな機関車」 風車を回すことのできる、子豚の風車小屋や、太鼓のスティックを
動かすと動き出すネズミたちなどが、かわいいポップアップ絵本です
レトロな芸術作品。
プラハのモニュメントガイド。
2009年に堺市で開催された「世界の飛び出す絵本展」を、見逃したので、リベンジ。
幸福な一日でした。ふくも元気です。