自立した変態ダイバーになるべく(?!)マクロレンズを自作してみました。と言ってもクローズアップレンズを貼り合わせただけですが(^^ゞ
使ったのはケンコーのクローズアップレンズMC3を2枚にMC1を2枚。MC1でMC3、2枚をサンドイッチする形です。この順番なら高倍率なMC3の前後は空気の層になるので水の影響を受けずマクロで力を発揮するはず。。。
ケンコーのクローズアップレンズは前後にネジが切ってあるので、重ね付けが可能です。これだと作るのも楽だし、ハウジングへの取り付けや、手持ちのエポックのマクロレンズにも重ね付け可能!!うぅ~ん素晴らしい。
これを防水性のセメダインスーパーXクリアで隙間無くくっつけました。この接着剤はゴムの成分が多いらしく弾性があるので衝撃に強く少々荒っぽく使っても大丈夫(なはず)。
こうして出来たのがお手製マクロレンズ『マクロレンズ、変態君1号』
周りが接着剤だらけな『マクロレンズ・変態君1号』
で、陸上でのテスト結果です。モデルは浜名湖で拾ってきた大きさ約1cmの貝殻。
まず、レンズを何も付けずに撮影。撮影モードはマクロ、テレ端(ズーム側いっぱい、デジタルズームは使用せず)で撮影
全然近づけない感じ。ズームいっぱいしてもこの程度の大きさ(TT)
続いて、エポックのマクロレンズを付けて撮影
かなり近づけて、この大きさ。これならまだ比較的ピントも合わせやすい。かなり楽しい写真が撮れる。「マクロは楽しい!」って思わせてくれたレンズ。
そして今回自作した変態君1号+エポックのマクロレンズ
でかっ!1cmが画角いっぱい。でも焦点深度浅くて、絞りを絞っても中心部しかピントが合わない(><)
しかしまぁ~トリミングも何もせずにこんなにでっかい絵になるとは。ヒロウミウシもバッチリかも。。。その腕が有ればの話だけど(^^ゞ
海中での使用でどの程度の効果が出るかは分からないけど、良く解釈すれば、陸上よりピントが合わせやすくなるはずだから期待大(勝手にそう思っている)
と言うわけで期待大の『変態君1号』。でも今はDDsp講習中。海中での成果が見られるのはいつの日か。。。1号って事は2号も作る気??
今、ココまで書いて重大な欠点を思いついた!!このレンズ+浮力だから、手から離したら急浮上だ!!