サイコロジスト101

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安原一式ロL24mmつけて

2015-02-06 03:47:13 | Weblog
この安原一式というカメラ。
昨年一冊の本を読んでから欲しくなった。
キョーセラでコンタックスを設計していた安原さんが一念発起して退社し独立。
立ち上げたのが安原製作所。
中国の製造工場使って、フィルムカメラで、レンジファインダーで、ライカLマウントのカメラを限定生産。
1998年というから、デジカメ技術が徐々に育まれつつある時期。
世はまだフィルムカメラ。日本のお家芸、一眼レフカメラも徐々に変貌を遂げつつある時期。
オートフォーカスは当たり前になって、フィルムの自動巻き上げ機能もついて、シャッターを押せばカシャ・シューっとうるさかった。
そんなとき、時代を逆行するかのような、カメラ作って売れるの?と誰もが疑問に思ったらしい(私はその時知らない)。
受注生産方式で注文とったら売れ行き好調。ところが中国の工場ラインはていたらく。なかなか仕上がらない。
ライカに似た風情で、ライカのLマウントレンズが使えるというので魅力あり。ニッチで成功。
なんとか注文分売り切ったまではよかったのだが、会社は倒産したそうです。
その訳は、たぶん、フォクトレンダーというドイツのカメラの名前を買い取って、Lマウントレンズがつかえるレンジファインダーカメラが出たからだとか。
もう18年も前のカメラだけど、手触りがいい。

いかにも金属の匂いがする。
音がいい。静かなシャッター音。
ライカの高価なレンズはないけれど、Canonの交換レンズで十分。
正月4日、初めて撮影を試みた。
フィルム入れて撮影。ところが巻き戻しのときに失敗。
裏蓋を不用意にオープンしてしまいフィルムは感光。
まだ撮影する機会がないが、この日曜日にでも散歩にでかけて1本くらい撮りたいものである。

2015年2月6日 記


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