ココさんの里帰り

ココさんの体重が６キロから減らないので

かあちゃん大いに反省して、ドアを開放し

ココさんは、はれて一階の居間や寝室にも行けるようになったが

玄関のたたきは、畑の土などでどうしても汚れるので、

ココさんが行って、土付きアンヨになるのはかなわん

一度徹底的に掃除して、

以後、畑から帰ってきたら、長靴はすぐに平たいプラスチックケースに入れ、

土だらけになる折り畳み式の荷車も段ボールで作ったケースに入れて壁際に寄せた

靴は、扉際ぎりぎりに置き、そこまでは素足で行けるように段ボールでも敷くことに

人が来たら、段ボールを畳んでしまえばいい

これで、ココさん対策終了

 

たまにはではあるけれど、ココさんにハーネスをつけてお散歩にも行っている

と言っても、ビビりココさんのこと

せいぜい向こう三軒両隣まで

ハーネスが付けられるようになったことで、ココさんの里帰りが実現した

お隣の、元の飼い主さんの家は未だにそのまま

義弟さんが来ては、少しずつ片付けておられる

一方、そのお隣のS.I.さんが、鍵を預かって時々窓を開けに行ったりしているので、

義弟さんにも許可を得て、S.I.さんの都合のいい時に里帰りとなった

先日、S.I.さんに呼ばれて、ココさんと一緒に元の家に行き、

彼女があちこちの窓を開けている間、ココさんの様子をみていたけど、

そこは１０年間暮らした家だから、最初から落ち着いていたココさん

けど、そのままずっと付き合うわけにもいかないので

S.I.さんに時々様子をみてもらいに行って、２時間ほどの里帰りとなった

てっきり、なつかしい元飼い主さんのベッドで寝ていると思ったけど

サンルームでのんびりしているのよねえ

ちょっと意外だった

とS.I.さん

へえ

そりゃあそうだろうねえ

なつかしい場所、なつかしい匂い

里帰りした後も、このだらしねえ状態

この家も、人の手に渡ったらもう来られないから、

今のうちに、また来させてもらおうね

 

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