再生医療のトップランナー!皮膚もひざ軟骨もよみがえる!
“自分の細胞を培養”する再生医療製品で新たな医療の道を拓く
愛知県蒲郡市 J-TEC 事業開発室長/畠 賢一郎さん
全身の9割以上にヤケドを負った5歳の男の子。生存率は、わずか3%…。
その命を救ったのは、男の子自身の皮膚を培養するという「再生医療」の技術だった―。
この治療法を実現に導いたのが、愛知県のJ-TEC(株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング)で、研究開発リーダーを勤める、畠賢一郎。畠たちが作った「自家培養表皮」は、日本で初めて「再生医療製品」として国から承認を受けた。
そして現在、日本で唯一、製造販売を行なうJ-TECの畠のもとには、
日本中から患者の細胞が送られてくる。
『誰かがやらなくては―。再生医療で一人でも多くの患者さんを救いたい』患者自身の細胞・組織を人工的に培養する「自家培養技術」。その実用化において、日本は世界に大きく遅れをとる。製品として承認されるまでに長い年月を要するからだ。
“再生医療の技術を、健康保険適用の製品として、広く多くの患者に届けるためには、いったいどうしたらいいのか―”。口腔外科医だった畠は、その職を辞して、“企業の立場”から現状に立ち向かった。
生きている細胞を扱う難しさ、関係省庁との交渉・・。難題は次から次へと降りかかる。それでも、臨床医としての技術と知識を携え、畠は、“本気で”再生医療に取り組んだ。
そんな畠たちの思いが詰まった新たな製品が、今年4月、保険適用までこぎつけた。
それは、ひざ痛から患者を救う「自家培養軟骨」。
10年を超える“承認の壁”を乗り越えて実現した、第一症例の手術に密着。
傷ついたひざ軟骨はよみがえるのか―。日本の再生医療の最前線に迫る。…原因はバレーボールでの酷使、手術成功!!! 思いの詰まった治療…保険適用第1号…よかった、よかったね!…これから何千何万事例も重ねて行く、、、そしてまた、あの火傷の男の子は、車椅子ではあるけれども、元気に勉強して、医者になり、医療に貢献するとしていた…!!!
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申請書類はビル20階分、会社は万年赤字、それでも突き進む、リーダーとチームの強い意志と周囲の支援。再生医療第1号は、この製品。つぎは広島大学の越智光夫教授開発の「再生軟骨」、提携したのが、畠の会社。
…[培養軟骨]!!…そして、脱毛・薄毛の治療、心筋梗塞の治療、角膜上皮の再生、、、将来は体の色々な部分へも及んで行くことでしょう!
<!-- TBS「夢の扉+」8月25日OA 主人公の未放送映像 -->
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日本の再生医療の発展をめざして:株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)
公開日: 2013/08/20
平成23年1月15日(土)
文部科学省iPS細胞等研究ネットワーク
第2回合同再生医療シンポ「
自家細胞を用いた再生医療産業化への取り組み
畠 賢一郎
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 常務取締役研究開発部長
「医学のあゆみ」第5土曜特集第229巻9号 細胞医療Update 自家培養表皮における医療機器としての製品化に向けた