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多くの保守の方々に見えていないもの

2022-03-22 15:56:40 | 政治
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってからというもの、感覚的に見ると、世論はほぼ98%ぐらい?ロシアを非難する論調で固まっています
そんな中でロシア側の立場を理解し、西側の姿勢に対して批判的な意見を出すことは、大変な困難をともなうわけですが
私は、たとえ一時的にどんな誤解や困難を受けようとも、「言うべきことは言う」、これを貫いている及川幸久さんらを尊敬しています
勇気があると思います

そんな勇気のある識者の中に、河添恵子さんという方がいらっしゃいますが
この方の昨日の動画が非常に勉強になりましたのでご紹介いたします
※LIVE 3/21 16:00〜『ノンフィクション作家 河添恵子 #48』バイデン家と再燃するウクライナ・ゲート~深い闇は真実か⁉
この動画で感じたのは、及川さんといい、河添さんといい、馬淵大使といい、すべからく「よく勉強を重ねてきている」ということです
表面的にしか見ない方は、お三方の言っていることの立体感、立体的なものの見方がよく理解できないんであろうと思います
国際政治の真実を見るには、歴史を紐解いて、過去から現在に至るまでの流れを見、何が歴史を作ってきたのか?に焦点を当てる必要があります
そして、真相を追求し、長年にわたって勉強をコツコツと続けていく中に、見えてくる真実というものがあります

私は以前の日記でも言いましたが、今現在の雑情報をいかに沢山集めてコレクションしたところで、真相を見抜く目は養われない
と思っています
期待を込めて頑張ってほしいのであえて言いますが、人気ユーチューバーのKAZUYAさんなんかが、まさにそういうタイプです
引き合いに出して申し訳ないのですが、彼が良いサンプルだと思って、「日本の保守に何が見えていないのか?」
について語ってみたいと思います

まず最初に結論から言いますと
バイデン政権をはじめ西側EU、NATOの今の価値観を、伝統を守る民主主義だと考えている勘違い
そして、ロシアのプーチンを独裁者の国家社会主義者だと見ている勘違い
ここがすべてでしょうね
今のバイデン政権、EUヨーロッパ連合の価値観は、基本的に共産主義であり無神論であり、グローバリストであり反保守なのです
逆にプーチンは、国の伝統を守り信仰(ロシア正教)を守る立場であり、価値観はナショナリストであり保守なのです
そして、保守の方がよく口にする「力による現状変更を認めない」という気持ちは分かります、しかし実は彼らが理解していないのは
東欧諸国のカラー革命と言われる「バラ革命」「チューリップ革命」「オレンジ革命」と言われる革命は
実は西側、NATO、EUによる「力による現状変更そのもの」であるという事実なんです
もうすでに力による現状変更は何度も起こされていて、これが世界の不安定を呼び込んでいる
という事実を、日本の保守と言われる人がまったく理解していません

付け加えておくと、最近起こったミャンマーの軍事クーデター。。。あれも、「中国の力による現状変更そのもの」なのです
日本の保守派は、表面的に戦闘が行われたかどうかということだけで判断しており、物事の本質をきちんと見ていないのではないでしょうか?

西側のグローバリストたちは、日本という国を守ることに価値など感じておりません
むしろ、国境を破壊し、国の伝統を破壊し、世界を統一して一つの価値観でまとめる、ということを水面下で考えています
その統一のための価値観は無神論と共産主義思想です
バイデンがこれまでやってきていることを見れば、それは明らかです
バイデンは国境を無くし、不法移民にアメリカという国を開放しはじめています
国の教育を改悪し、共産主義のような価値観を教育に取り入れています

また、EUの理念とは何でしょうか?それは「国境を無くす」ということです
EUではイスラム圏からの移民受け入れを制限することを、厳しく制限しており。。。遠回しな言い方で分かりにくいですが、つまり
EUは、移民を無条件で受け入れることを加入各国に半強制しています。。。つまり、移民受け入れは絶対善であり
国境を無くすことが善であり、その結果、その国の文化が破壊されても構わない、ということです
伝統文化を破壊し、統一的な価値観を押し付ける方向で拡張を続けているのが西側であり、NATOの隠れた狙いです
プーチン大統領は、その西側の価値観を受け入れることを拒否し、NATOの拡張をこれ以上許さない
とNATO拡張を断固拒否しているのです

日本の保守派は、この西側の隠された共産主義的価値観が拡張されていくのを見逃し
プーチンは悪の権化だとして、よくわからず、聞く耳も持たず、今現在目に見える結果でのみ批判をしている状況です
ですから、力による現状変更が駄目というのは分かるが、策謀によって「目に見えない、水面下の力による現状変更」は許されるのでしょうか?
日本の保守派の方にもわかるように具体的な例を挙げますとね
例えば、沖縄に中国人が沢山入り込んで、内部の工作員らが「沖縄は元々中国の一部だ」みたいなことを叫んで、
メディアを抱き込み、新聞にも広告を載せたりして工作しているのと、構図はまったく同じなんですよ。。。
ウクライナで起こってきた過去の革命は、まさにそういうことなんです。。。他の東欧諸国の革命も全く同じ構図です

ロシアにとってウクライナ問題は、アメリカにとってのキューバ危機とまったく同じであり、日本とっての琉球・沖縄問題なんです
今まさに、国の喉元に致命的な破壊力を持つ敵国のミサイルが配備されようとしている。。これがロシアの置かれている状況です
アメリカだったらそれを笑って許せるのか?ということです
日本だって、仮に韓国に核ミサイルが配備され、日本に向けられて、果たして日本の保守派は承知できるのか?受け入れるのか?ということです
私はロシア擁護をしているんじゃありません、ロシアの立場をきちんと理解すべきだと言っているにすぎません
力による現状変更は、なにも戦争によってのみ起きているんじゃないんですよ
世界には様々な策謀があって、他国に対し戦争を仕掛けたり、他国を陥れたりしているんです

河添恵子先生が言ってましたね
ウクライナが西側のハイテク兵器の展示場になってるって。。。その通りだと私も思っています
スティンガーやジャベリンなど、歩兵による地対空、地対地のハイテク兵器の威力を見せつけるには、ロシアは格好の相手です
ロシアを長く苦しめれば苦しめるほど、西側の武器の評価が高くなり、在庫一掃セールができる
殺人ドローンの威力が知られれば知られるほど、世界にそういう兵器が売れていく。。。
皮肉なことですが、日本人がウクライナのためにお金を寄付したとして、それが善意に使われている保証はあるのでしょうか?
アメリカの卑怯なところは、いや、バイデン政権のようなネオコンというべきでしょうね
ネオコンの一番汚いところは、自分たちは安全なところにいて、他国で混乱を起こして、代理戦争を起こさせて
その国に武器をどんどん売って儲け、武器の性能をアピールして他国にも売って儲ける
これが、ネオコンの正体であり、言葉は悪いが、彼らは戦争商売人です

戦争報道には大手の広告代理店が入り込んで、情報を操作し、西側に都合の良い情報ばかりが流されます
お人好しの日本人は、ウクライナ可哀想。。。で、上手く利用され、金づるにされていませんか?
こうしたことも、考える必要があります

とにかく、保守が世界の真の権力構造の基本的な部分を理解していないのは明らかです
でも、私はもうすぐ、多くの人が気が付いてくださると思っています
多くの人が、様々に発信しているので、いつまでも西側のプロパガンダに騙され続ける人だけではないでしょう
それを信じます

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