安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

JGPとかBIとかを議論しても日本の未来は繁栄しない

2020-07-01 12:39:54 | 政治
上念司さんのライブ動画を拝見しました
いきなりJGPとかBIとか、わかりにくかったかもしれませんが
JGP=ジョブ・ギャランティー・プログラム(職業補償プログラム)
BI=ベーシック・インカム
ということになります
上念さんと井上智洋さんという経済学者がMMTについて議論。。。といいますか、
上念さんが井上さんにMMTについての疑問点を聞く、という形で番組を進行していました

単刀直入に言います
上念さん、どうもMMT推進派に理論で責められ、最初にご自分がMMTを邪道だと切って捨てた手前
路線変更もならず。。。MMTの弱点を見つけだして、自分の立場を保つ。。。
その。。。落としどころを探っているような。。。痛み分けにしたがっているような。。。
そんな印象を受けました。。。きっと心中苦しいんでしょうね(笑

最後にはジョブ・ギャランティー・プログラムについて、
「政府に雇われて嫌な仕事をさせられるぐらいならベーシックインカムのほうがいいんじゃないの?」
という意見を出してきたのには少々驚きましたが(笑)

まあ、MMTを切って捨てたことはまだいいと思いますよ
彼自身の理解不足というのもあったでしょうが、そこは「自分の勉強不足もありました」
と言えばいいわけで、まあ立場上、公に自分の間違いを認めることも難しいでしょうけどね
人間には潔さや、率直な素直さも必要だと思いますよ
ところが、私が問題だと思ったのは、彼がベーシックインカムを考えたほうがいいんじゃないか?
と、発言したことです。。。本気ではないかもしれませんが

私が率直に言いたいことを言いますと
上念さん、保守がベーシックインカムを認めてどうするんですか?
そもそもそれで、保守と言えるの?
そもそも保守って、古き良き伝統を守る、考え方を守る人たちのことですよね?
保守というのは、日本で言えば二宮尊徳精神ですよ
寸暇を惜しんで努力する人達が日本を支えてきた。。。これが伝統精神です
政府からいわれのないお金を毎月配られて喜ぶのは、それは保守の精神とは言わないでしょう?

保守のそもそもの精神は、アメリカではプロテスタントの持つ資本主義と勤勉の精神
日本では二宮尊徳の勤勉と積小為大の精神ですよ。。。働かざる者食うべからず。。。です
どれほど今の世の中にうけが悪くとも、そこにおもねったらダメでしょう、上念さん?

本質とは違うところで相手を論破しようとしているところに
やはり上念さんも本質が見えていないのかな?と、ちょっと残念になった動画でした

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« MMTはケインズ経済学の復興で... | トップ | 規制の撤廃とはつまりこうい... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事