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ウクライナ問題のまとめ:なぜ今回のウクライナ問題は「東部地域」と「南部地域」が問題なのか?

2022-05-03 10:48:51 | 政治
日本の報道だけを見ていると、ウクライナ問題の複雑さの原因が何か?がさっぱり分からないという人が多いのではないでしょうか?

実は、今回のウクライナ問題は、ウクライナ国内の「人種問題」を、西欧社会の社会問題である「ネオナチ」が入り込むことで内戦にまで発展させた
まさに「外から来た戦禍」なのです

この話は、1991年、ソビエト連邦が解体され、ロシアとその他の国々に分裂したときから始まっています
要するに、「国が分裂するときに、当時のエリツィン大統領らが領土割りを間違えた」ことが原因で
ウクライナやモルドバという小さな国の中に、民族も文化も違う複数の民族が無理やり一つの国にまとめられたところから始まっています
つまり、ウクライナやそのお隣のモルドバは、非常に小さい国にもかかわらず、多言語、多文化の異民族国家になってしまっている
これがそもそもの、ことの発端なのです

そして、その問題に、火に油を注ぐように、内戦問題にまでしてしまったのが、アゾフ連隊をはじめとするネオナチグループです
このアゾフをはじめとするネオナチグループは、「そもそもウクライナ人とは無関係の人々」だということを、ここで指摘しておきましょう

ネオナチとは、西欧諸国全体にその存在を知られている通り、複数の国々に存在する過激派分子です
その彼らを最初にウクライナに呼び込んだのが、かの有名なウクライナのオリガルヒ、イホル・コロモイスキーという人物です
彼が呼び込んだネオナチの過激派分子が元にあって、その後数多くのネオナチがヨーロッパ、アメリカ各地からウクライナに入り込み
暴力的な複数の私兵組織として拡大した後、ウクライナ政府の内部に深く「正規軍」や「警察組織」として浸透していきました
もちろん彼らの中からたくさん政治家にもなっています

彼らネオナチ正規軍の目的はまさに「少数民族の排除」です
その標的になったのが、ロシア語を母国語とするロシア系民族です

2014年、ウクライナでマイダン革命が起き、親ロシア派のヤヌコビッチ大統領が排除されたのち
最初に危機感を持ったのはクリミアの人口のほとんどを占めるロシア系住民たちでした
彼らはネオナチが占拠するウクライナ警察や軍の本質を知っていたため、真っ先に住民投票で独立することを選び
その後ロシアに編入されることを選びました。。。これが世に言う「クリミア問題」であり、紛争などなく、平和裏の編入だったわけです
このあたりから、メディアによる「物語の創作」が始まっています。。。クリミアがロシアに強制的に編入された。。。と。。。
英語でおとぎ話・作り話のことをナラティブと言いますが、まさにクリミア紛争はナラティブです

その後、2022年の今回の問題が起きるまで、東部と南部地域のロシア系民族と、ウクライナのネオナチ正規軍との戦いが続いてきたわけです
ロシア系民族から見ると、異民族はウクライナ正規軍の主流を占めるネオナチたちなのです。。。ロシア軍ではありません
ここが分からない人が産経新聞をはじめとする日本の保守のお偉い人々にたくさんいて、「ロシアはけしからん」、とやっているわけです
まあ、無知は罪ですね

もちろんね、先ほどのコロモイスキーを動かしている、もっと大物もたくさん存在しています
誰か?と言いますと、具体的にはビクトリア・ヌーランド国務次官、ブリンケン国務長官、有名な投資家ジョージ・ソロスその他
彼らはすべてユダヤ人です
そしてハンター・バイデン、ジョー・バイデン親子も、もちろん戦犯です
彼らがスポンサーとなって、ロシア系住民迫害を後押し、民族紛争に見える内戦を創り出してきたわけです
何のために?もちろん、ロシアに戦争を起こさせるため、ロシアを戦争に巻き込み、孤立させて疲弊させるためです

今後、ロシア軍はウクライナ南部のオデッサから隣国のトランスニストリア方面に向けて軍を展開させていきそうですが
それには理由があります
複雑なのはウクライナだけではなくて、お隣のモルドバも相当複雑なのです
トランスニストリア地方は、ウクライナとモルドバに挟まれた川沿いの40万人ほどが住む、細長く小さな地域ですが
彼らトランスニストリア地方は、自分たちで独立を宣言しており、「沿ドニエストル共和国」というのが彼らの国の名称です
国際的には認められていませんが、やはり彼らもロシア系民族が中心であり、モルドバから独立を志願しています
これが、新たな紛争の火種になるのではないかともいわれている地域です

このトランスニストリア地方では、ロシア軍がつい最近も軍事訓練を行うなど、その民族同士のつながりの深さがうかがえます
ですから、このまま放っておけば、次はトランスニストリアがネオナチの標的になる可能性があり、あらたな紛争の種になります
ここまで聞けば、ロシアがウクライナ南部と、一部モルドバまで軍を展開する意味がお判りになると思います
ロシアにとって今回の軍事作戦は、ロシア系民族の保護を目的としている、という側面は否定できない事実なのです

今、日本のマスコミは本当のことを一切知らず、語らず、ウクライナ問題の本質が全く分からず、一方に加担し続けています
これによって、本来なら平和裏に講和が結べるところを、強硬路線でロシアを追い込み、世界大戦への導火線に火をつけようとしています

こんな愚かなことを、マスコミも政府もやろうとしているんですよ。。。本当に情けない気持ちでいっぱいです
まあ、まだ言い足りないことは多々ありますが、とりあえず今回はこの辺で

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2 コメント

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Unknown (ふきあえず)
2022-05-03 19:29:29
>mango1953さま

コメントありがとうございます
ソロスの従弟ですか?そういえば、私はどこかでゼレンスキーはソロスの隠し子である、というのを聞きましたね
ソロスの息子も英才教育を受けているのかもしれませんが、もうソロスのように質の悪い人物が数多く出てこないのを祈りたいですね
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Unknown (mango1953)
2022-05-03 17:29:45
わかりやすい内容です。
ゼロンスキー大統領はソロスの従弟とのウワサもありますが・・・・
返信する

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