安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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三橋貴明さんの三橋TVへの感想

2019-07-01 14:03:05 | 政治

三橋貴明さん、私もこの方は大変ご尊敬申し上げておりまして、いちいち、「お説ごもっとも」と、いつも頷きながら三橋TVを拝見しております

三橋さんの最近の動画について、少しだけ言いたいことがあり、日記に感想を書いてみることにしました
三橋TV第108回【反MMT派は民主主義を否定する連中です】でのはなしです
https://www.youtube.com/watch?v=gUoyilThGJ8

私自身はMMT(現代貨幣理論)は”理論的には”正しいと認識しており、その点においてまったく異存はございません
しかし、MMTを否定することは民主主義を否定すること、というのはちょっと行き過ぎ、言い過ぎかな?と、思うわけです

法政大学教授小黒一正さんの意見ですが、三橋さんの目には民主主義の否定には見えているかもしれないけれども
その言い分には一理あると思うのです
かと言って、私は財政均衡論者ではありません
むしろ、財政均衡こそ、デフレ時に経済を縮小させ、国民生活を貧しくする原因になっているのは明らかです
私は、応病施薬(おうびょうせやく)という考え方に基づかなければ、政治を行うものは基本ダメだと考えていますが
現実問題としては、国の政治には予算を立てて審議し、衆参の予算委員会、国会、こうしたことを経ねばならず
財政を増やしたり減したりすることは、現実にはそう簡単ではないというのは、その通りだと思うのです

ここで私がご提案申し上げたいのは、「小さな政府」と「安い税金」という2つの考え方の導入です
民主主義を推し進めていくと、どうしても大きな政府となり、政府機能が肥大化して効率が悪くなります
外国企業に乗っ取りを受けるとか、いろいろなリスクは有りましょうけれども
そうしたリスクはリスク・オフしながら、政府の機能を効率化し、スリム化するべきです
安い税金というのは、公共工事にお金を使わない、という意味ではなく、行政の効率化と、必要なものにはきちんとお金を使う
という考え方です

いくら財政赤字による破綻はないといっても、貨幣の増量には限度もあります
どんどんと規制のための法律ができていけば、特殊法人や省庁が増やされ、大きな政府になりやすくなります
無駄なことで財政赤字を増やさないように、小さな政府と安い税金を目指すという理念だけは、何かでうたっておくべきだと思います

勿論、経済の進捗に合わせて公共工事によるインフラ整備を行うことや
デフレが進行した場合は財政赤字を増やしてでも経済を下支えする。こうした考え方も当然入れておくべきです。

財政均衡を法制化することに、私は反対ですが、理念としてそうしたことは盛り込むべきではないか?
そのように考えています


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