安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

オイルダラー崩壊?。。。なのに何故いまだにドルが高いのか?その理由について考える

2024-06-27 01:12:50 | 政治
まず最初にご紹介するのは、越境3.0石田和靖さんの動画です


世界経済について、たぶん私は、一般的な経済評論家などとは随分違う見解をもっているように思います
大きな流れとしては石田さんや山中さんの見解は正しいと思うのですが、それでもいま、なぜか我々が考えるよりもドルが全体的に高値だったりします
その理由について、今日は思うところを書いてみようと思います

ドルがなぜ高いか?については、その理由を単純な言葉で言うと、答えは「ドル需要があるから」ということになります
それで、いまのドル紙幣のどこにそんな魅力があるのか?と考えてみたんですが。。。。うーん、どうもしっくりこない
アメリカがこれから、「発展につぐ発展」となるかと言われれば、そんなはずはない様に思われます
では、何が理由なのか?ですが。。。。
私が考えるに、その大きな理由の一つが、世界の大手金融業・投資銀行の金融リスク・信用不安と関係があるのではないか?
と思うのですよ

話は変わるのですが、日本の農林中金(JAバンクの親会社)が、巨額の損失を抱えていることをご存じでしょうか?
その額、純損益でおよそ1兆5000億円と言われています
この農林中金も過去私が語ってきた通り、西欧の大手投資銀行と同じく、多額のデリバティブ商品を買って投資を繰り返しており
世界各国の金利が上昇することによって債券価格が下がり、投資損失が膨らんできたわけです
農林中金は、資産運用として外国債券を約22兆円ほど買っていました
その結果が1.5兆円の損失。。。です。。。これを聞いて農家さんたちはどうお感じになるでしょうか?
まあ、どこか他人ごとなのかもしれませんが。。。。

それで肝心なことですが、農林中金は損失補填策として、そのデリバティブの外国債券を、今年度に10兆円ほど売りさばこうとしていて
アメリカ政府から「金融監視対象金融機関」に指定されたんだそうです。。。まあ、「ヤバい奴がおる」と、目をつけられたわけです
なんでヤバい奴認定されるか?と言いますとね。。。。
そんな10兆円規模の債権を一気に売りに出されたら、債券市場が大混乱になる可能性があるからです
つまりですね、他にもそんなヤバい商品抱えているアメリカの銀行とか大手投資銀行とか、いっぱいいるわけですよ
農林中金が債権商品を大量に一気売りに出てしまえば、それこそ債券価格が崩壊して、他の銀行だって甚大な被害が出てしまうわけです

ここまで聞けば、聡明な方ならお判りでしょう?
つまり、アメリカやヨーロッパの大手金融機関、大手投資銀行たちは、いまだ巨額の先物商品やデリバティブ商品の損失に喘いでいるわけです
ですから、農林中金程度の外国の投資銀行が保有する程度の債券でさえ、容易に売りさばくことは危険である。。。と、認知されているわけです
欧米の大手投資銀行をはじめとする金融機関の保有する損失を含むデリバティブ商品は、実に1000兆ドル。。。つまり16京円という
とてつもなく巨額なものなのです

余談ですが、農林中金が1.5兆円という巨額の損失を、どうやって隠そうとしていたか?ですが。。。
これはね、この安くなった外国債券を一気売りして、そのお金をドルから円に換金し、為替差益で損失を補填しようと考えている、と思われます
分かりやすく言いますとね。。。数年前まで1ドル120円とかでしたでしょ?その頃にドル建てで買った債権を円に戻せば
今は1ドル160円近い円安ですので、為替差益が20~30%見込めるわけです
で。。。農林中金が10兆円分の債券を売れば、円安効果で1兆円や2兆円の損失は補える。。。。と考えたんでしょうね

それで、肝心なドル高の理由なんですが
これはね、一つには、アメリカ政府やアメリカ中央銀行(FRB)が高金利のオプションをつけて大手金融機関を救済しているからではないか?
と私は見ています
以前に一度書きましたが、アメリカの財務省短期証券(トレジャリービル)というアメリカ財務省が発行する短期証券を銀行に買わせて
財務省が証券を買い戻すときに高い金利を払って銀行を儲けさせているわけです
今のアメリカは、長期金利よりも短期金利の方が高いため、こういう「変則技」が使えるわけです
つまりね、極端なことを言えば、財務省証券を100万ドルで銀行に買わせて、30日後に110万ドルで財務省が買い戻し、10万ドル儲けさせる
みたいなことを繰り返しやっているわけです
これをやりますとね。。。短期的に利益が出て効率がいいものですから、当然大手金融機関もこれをどんどん買い入れて利益を得るわけです
それでですね。。。。この「財務省証券」などのオプション商品を買いつけるのに、多額のドルが必要になる。。。というわけです
多分、西欧の大手銀行などは、このアメリカの財務省短期証券を(これだけではないと思いますが)どんどん買っていると思われます
それでですね。。。ユーロを売ってドルを手に入れ、ドルで短期証券で儲けて、それをまたユーロに換金するときに為替差益で儲ける
こうした事をやっているように、私には思えるんですよね

しかしですね、それだけじゃないんですよ。。。
アメリカは、ドルの証券金利にオプションをつけることで、ドル需要を生み出し、短期的に「ドル高」を演出しているのだと思います
多分、ドル崩落の危機を感じ取っているのだろうと思います

最後に、私が言いたいことを一つ述べておきます
大川隆法総裁は以前、「日銀のマイナス金利は資本主義の精神を傷つける」と語られました
それ以前にも、大川総裁はこうも述べられていました「バンカー(銀行家)は、企業に資金を貸し付け、企業を育てることに使命がある」
つまり、大川総裁が言いたかったことは、銀行家が金利を得て儲ける。。。ということはどういうことかというと
「企業にお金を貸しつけることで、企業に資金力を与え、育てることで、金利を取る金貸しとしての正当性が得られる」
という事だろうと思うのです。。。。これが資本主義の精神だと私は思うんですね
だから、日銀のマイナス金利によって、銀行が貸付による利益が出せなくなってしまったことで、他のことにお金を運用するようになった。。。
農林中金のやったことは、ほめられたことではありませんが、結局、「お金を貸し出しても儲からない」。。。。ということ。。。。
これが資本主義の精神を傷つけたわけです

銀行家は本来のバンカーの使命に立ち返れ
今日はこれを結論としたいと思います

それではまた
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閉じた社会と開かれた社会

2024-06-24 23:41:19 | 政治
今日の日記は、私などにはとても恐れ多いことなのですが、多少、哲学的色彩を帯びた内容となります
ドイツの哲学者カントは、生前、当時の有名な学者であり霊能者でもあったエマニュエル・スウェーデンボルグ(スウェーデンボリ)に興味を持ち
彼に関する考察を書いた「視霊者の夢」という著書を著しております
実は私も、若い頃にこのスウェーデンボルグの夢(霊界)日記に関する本を何冊か読んで影響を受けておりまして
カントがスウェーデンボルグに興味を持ったその好奇心的な感覚が、肌感覚で分かる気がするのです
なぜかと言いますとね。。。私も。。。当然カントとはレベルは違うとは思いますが。。。
このスウェーデンボルグの霊界日記に書かれた内容について、何カ月にもわたって
その内容が真実であるのかどうか、それを「考え続けた」経験があるからです

その結果たどり着いた結論がですね。。。。人間の死後の世界は確実にある。。。という結論だったんですね
これだけの結論を得るために、それこそ。。。当時は学生時代でもありましたから、日がな一日中考え続けたこともありました
私が死後の世界、つまり霊界世界を信じるという結論に達するまでには、相当な思考訓練の繰り返しがあったのです
ですから、誰がなんと言おうと、「あるものはある」わけで、「人間は本来霊的な存在である」という結論は、私の中では覆らないのです

そしてカントがスウェーデンボルグに影響を受けて思考を繰り返し、その結果到達した哲学体系として「純粋理性批判」がありますが
カントが「純粋理性批判」を著したその理由が、実によくわかるんですよ。。。大げさな表現ではなくね。。。率直に理解できます
カントには。。。。スウェーデンボルグの描く霊界世界の「法則性」が、分からなかったんだと思います
多分、カント自身は霊的な経験がなかったために、死後の世界と現世(この世)が、なぜそれほど違っているのか?
そこについて、率直に理解ができなかった。。。。この世の法則に照らし合わせても、「霊界がなぜそんな世界なのか?」
それが理解できなかったわけです

だからですね。。。。結局、彼は分からないから
「この世の頭で理性的に考えて理解できないものは、哲学として、学問として扱うべきじゃない」
そう考えて、純粋理性批判を書いたのだと思います
もちろん、スウェーデンボルグ自身も、霊界とこの世の法則の違いについて感覚的には分かっていたのでしょうけれども
それをこの世的な言葉に翻訳し、この世の人に明確な言葉で示すことはできませんでした
結局、カントには時代的な制約があり、霊界の法則性を解き明かすだけの知識が得られなかったわけです

かく言う私もまた、当時は「なぜ霊界はそんな世界なのか?」が、明確には分かりませんでした
その霊界の法則性について、明確に説き明かされた書物を私が手に取ったのは、それから1~2年後のことです
その書物を手に取ったときの衝撃は今も明確に覚えています。。。体に電撃が走るような衝撃体験でした
その書物を書いたのが、実は大川隆法先生だったんですね
当時のカントに分からなかったことが、いま現在を生きる私には分かる。。。これが時代の制約であったわけです
当然、カントより私が知的に優れているわけではありません。。。今を生きる私が、カントより恵まれた時代を生きているという事です

あの世の世界、つまり霊界世界(実在界)は、心の法則の統べる世界です
すべての人間が、心の法則の下にあり、その法則によって生かされています
この世もまた、心の法則の統べる世界ではありますが、実在界よりもやや硬直し、固まった世界なので
実在界のように、思ったことがすべて思い通りになることはありませんし
またこの世は、多くの人の思念が交錯している世界なので、自分の思いとは違う結果がでることも往々にしてあります
この世もまた心の世界ではあるけれども、なかなか自分の思い通りにならない、不自由を感じる世界でもある。。。。わけです

カントが純粋理性批判を説いたことで、後世の哲学者たちがカントの影響を受け
霊とかあの世などの話を「理性的でない」として、学問から排除する流れが始まっていきました。。。
つまり、近代の唯物論はカントが元祖。。。とも言えるわけです
結局、霊的なものを甘受できない後世の学者は、プラトンやヘーゲルのような形而上学を哲学として扱うよりも
分からないこと、理解できないことをバッサリと切り捨ててしまう方を選択したわけです

そして今日の表題「閉じた社会と開かれた社会」の議論に移るわけですが
この「開かれた社会」という表現は、実は件のカントの影響を受けた哲学者カール・ポパーの発案です
ポパーはプラトンを痛烈に批判しているわけですが、プラトンの説くイデアの世界(霊界)こそが人間を迷信の世界に閉じ込めた元凶であって
プラトンらによって迷信の世界に閉じ込められた世界こそが「閉じた社会」だというわけです
ポパーは迷信から人間を自由にした社会こそ「開かれた社会」だとしています
そして、その思想的影響を強く受けた代表的な人物こそがジョージ・ソロスであり、彼は宗教的な倫理観の破壊者でもあります
結局、宗教的な、もしくはプラトン哲学的なものからくる倫理観こそ、人間を縛る鉄鎖である。。。。というわけです
だから人間のモラルや伝統的・宗教的倫理観を、BLMやLGBTQなどを通じてどんどん破壊しているわけです

私は思うのですが
人間がこの世限りで本当に終わりなら、ポパーやソロスの意見も一考に値するし、それでいいと思います
でも実際には、その唯物論は根本的に間違っているわけです
人間はこの世限り。。。。この考え方こそ、本当は人間を「閉じた社会」に閉じ込めているのではないでしょうか?
今の社会的混乱を見るにつけ
本当は、宗教的な、もしくはプラトン哲学的なものを根源に持つ、宗教的な真理こそが、いま必要とされているのではないか?
そう率直に思うものです

それではまた
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宗教政党だからこそできることがある

2024-06-22 23:37:29 | 政治
まずは幸福実現党言論チャンネルからどうぞ


今日のこと、ある方のお話を聞きに行きまして、感銘を受けたので日記を書いてみたいと思います
その方は、「宗教政党であることこそ、これからの日本に必要なのだという事を、多くの方に理解していただくことが必要」
とおっしゃっていました。。。。世間一般の常識から言えば、これはナンセンスなのでしょうが
今の私から言わせていただければ、「宗教的信条や信念のない政治家がどれだけ出てきたとしても、もはや日本を変革することはできない」
そう率直に思いますし、ここからの日本を救うカギは、国民の精神性であり宗教性である、と、ここで主張しておきたいと思います

アメリカという国の建国を例にとってみれば、アメリカの繁栄を創った資本主義の精神の根底には、間違いなくプロテスタンティズムがありました
それは、建国の父たちの想起した「独立宣言」の内容から見ても明らかです
もともとアメリカの建国の精神は「独立宣言」にあります
「すべての人間は生まれながらにして平等であり、創造主によって、生命、自由、および幸福の追求を含む不可侵の権利を与えられている」
これが「独立宣言」の有名な一節ですが、すべての人間(白人のことですが)には、創造主から「自由」なるものが与えられているわけです
この「独立宣言」こそがアメリカの建国の精神となり、宗教的倫理に基づいた資本主義精神が醸成され、アメリカを世界一の国家へと導いたわけです

ところが。。。。です
このアメリカの建国の精神や宗教的倫理観は、今やガンガン破壊されています
今日の講師の方にお聞きしたのですが、ハーバード大学をはじめとする一流校の教授たちをはじめとする教育界
これが最初のターゲットとして無神論的価値観にどんどん蝕まれていきました
国の基(もとい)は教育にあるのは言うまでもありませんが、その教育界から宗教的なるものが放逐され
政財界もまた、どんどん宗教性を失っていきました
BLM(ブラックライブズマター)やLGBTQなど、リベラルや左翼的なる活動の元には、その根底の思想に「宗教性の否定」が入っています
そう。。。個人を悪く言うつもりはないのですが、BLMやLGBTQなど、アメリカの伝統を破壊する活動に多額の支援をしているのが
例えばジョージ・ソロスのような無神論者だったりするわけです
ソロスの思想的背景には、カール・ポパーという無神論学者の「開かれた社会とその敵」という、無神論者のバイブル的思想が入っているわけです

たとえば
LGBTQ団体の主張するところによれば、「誰かが誰かの性別を男だとか女だとか決めつけるのは差別にあたる」のだそうです
そこにあるのは、「完全なる個人主義」です
倫理も何もなく、ただ「個人の自由」を主張すればいい、というわけです。。。これが伝統の破壊なんですね
個人が欲望のままに好きなことをすればいい、というのが「開かれた社会のあり方」だというわけです。。。アナーキーなんですよね
実際、ソロスなどは、まるで破壊工作マニアのように、アメリカの伝統的価値観を破壊し尽くそうとしています
こういう無神論的個人主義に対しては、それに対抗できるのは「宗教的価値」以外にはありません
そして、実際にその無神論が正しいかどうか、それをきちんと論理的に検証してみれば、「無神論は間違いである」ことは明らかなのです
人間の体一つ取ってみても、それが偶然の産物で出来上がることなど絶対にあり得ません。。。それを創造した者がいるはずなのです
この地球において、様々な生物が生存し繁茂し、食物連鎖をしながら生存していることが、実際どれほどの奇跡か?
それは論理的に見れば分かるはずです。。。。無神論者の言うように、偶然にそんなことが起きることなど「絶対に」あり得ません

今日の講師と話し合っていて、今の東京都知事選の話にもなりましたが
まああの掲示板騒ぎ一つ取ってみても、はっきり言って保守だろうが何だろうが、無神論者の無秩序。。。思想性の欠如なんですよ
あんなの、狂っています。。。選挙に犬や猫を立候補させてポスターを張るとか、はっきり言って思想性も政治的信念もない
保守もまた、宗教的価値観を失えば、政治的に迷走する結果になります。。。結局、保守の信頼性を損なうことになるわけです
それは、日本保守党であろうが参政党であろうが、NHKであろうが同じことです
選挙権を持つ者は、何を見て投票すればいいのか?それはね。。。。私が思うには、宗教的価値観の「内容」です
これが一番正しい判断ができる判断材料に、きっとなるはずだと思います

幸福実現党は、そう言う意味で、立党からこれまで、主張が全くぶれず、一本筋が通っています
これが宗教政党の凄さなんだと、多くの人に気がついていただきたいと思います

それでは。。。。また

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インフレ・円安・大不況時代の処方箋(サバイバル術)

2024-06-09 00:34:12 | 政治
まずはこちらの動画をご紹介します


この動画の中で、里村さんが私の本心とまったく同じことを述べておられました
「日本円の価値は、日本にどれだけ買いたいものがあるかによって決まる」
これが私の感じる「物事の本質を見る目」だと思います。。。里村さんはやはり本質が分かっていらっしゃる

巷では、円安の理由を「円キャリートレードによるもの」だとか、「日米の金利差によるもの」だとか、いろんな分析がなされています
しかしながら、たとえ日銀の公定歩合が世界水準で見てどれほど安かろうとも
日本の経済力。。。いや日本の開発力や先見力、製造能力さえ世界をリードする水準にあれば、決して円安になどなるはずはないのです
本質的に見れば、「日本から買いたいもの(製品)が沢山あれば、日本円の価値は下がらない」わけです
これが物事の本質でしょう
例えば、外資が投資をするのであっても、金利の安い日本の銀行から資金を借りて日本の会社の株を買ってくれれば、円売りにはならないわけです

では、いまなぜ日本円が安いのでしょうか?その原因の本質とはなんなのでしょうか?
それは。。。。日本人から勤勉の精神が失われつつある、ということ
もう一つ深く本質を探れば。。。。日本人の精神性から宗教的美徳が失われつつあること
これに尽きると思います
私は最近になってすごくよく理解できたことがあります
それは、たとえいかに人口が多かろうとも、精神性の低い自己中心的な国民性の国が豊かになることはない。。。まさに中国がそれです
国が一流の資本主義国となる過程においては、根底に国民の宗教的倫理観と資本主義の精神が必要です

このように、物事の本質的部分から世界を見渡すとどうなるかというと
まあ、今のアメリカからは資本主義の精神が失われておりますので、アメリカの没落は意外に早いでしょうね
意外なところでは、ロシアにはロシア正教という宗教的な基盤があり、かつ宗教的倫理の重要性を理解するプーチンという指導者がいて
ロシアは経済的にも国家的にも、今後伸びていく可能性が高いと私は見ています。。。もちろん資源大国でもありますからね
中国はハッキリいって、この国が復活することはもうない。。。と思います。。。金だけ刷れば豊かになる。。。は間違いです
人間の精神性を無視した共産主義は、どこまで行っても国を豊かにすることはないと思います

日本はどうかというと。。。。日本もこのままでは厳しいですね
日本は、社会主義化していて、国民が国に飼いならされているんですよね。。。ハイエクの言う「隷属」というやつですね
「国民が貧しいんだから国が援助してくれ」みたいな風潮が蔓延していて、国民が乞食化して勤勉の精神が失われつつあります
そして、真面目に働いて勤倹貯蓄するよりも、投資でお金を増やそう。。。みたいな、安易なマネーゲームが流行りつつあります
私が日本に言いたいのは、よくある鶏が先か卵が先か、ではありませんが
「国民にお金を配れば需要が増えて経済が潤う」は、一時的には正しく見えるかもしれないが、結果的に間違っています
安易に国民にお金を配ることは、国民の自主独立の精神の妨げになります。。。ここがいまの日本政府の一番愚かなところでね
政府の政策によって国民の精神的価値が失われることは、結果的に国家の崩壊につながるわけです
だから「国家が国民の面倒を見る」という、「大きな政府」はダメだ、と何度も申し上げているわけです

私はね、日本に減税が必要だという事には同意します
しかしその減税には意味があって、「個人が稼いだお金を、税として半分もお上が召し上げるべきではない」と考えているのです
人間が自主独立の精神を保つためには、「自分の財産は自分で稼ぎ、自分が増やす」ことが必要です
日本の税負担率は今46%と言われていますので、半分は税金として取られているのです。。。これでは豊かになどなれません
今の岸田政権の考えていることは、まあ高齢化社会の国民を国が面倒を見るために税金が必要。。。という事なのでしょうが
重税がさらに、国におんぶにだっこする国民を増やしている事には思い至らないのでしょう
私は、岸田政権に批判的ではありますが、それでも、そんな政府を選んでいるのは、国民の乞食根性だと思います
物事は波長同通。。。。国民の意識もまた、岸田政権と波長同通しているということ、これこそ、日本人が一番反省しなければならないことでしょうね

それではまた
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楽して暮らしたいだけならこの世に生まれてこなかった方が良かったのでは?

2024-05-27 00:19:40 | 政治
釈さんに、もっと具体的な政策を示してほしかったというコメントなども散見されてますが。。。
私が本当に大切だと思う事は「理念を打ち出すこと」だと思います
私は釈さんの言論に同意します


私はこの日記において、以前にも、「以下の内容」を語ったことがあるかもしれません
「人間が人間として生まれて、働かずに楽をして、享楽の限りを尽くしながら生きることだけが目的なら
わざわざ人間として生まれてくる必要など無かったのではないか?」
それが私の偽らざる本音です
なぜかというと、そんな暮らしは、生まれる前の世界においては、すべての人間が。。。いやすべての魂が、ごく普通に得られていたものだからです

人間が生まれてくる前の、魂の世界においては、人間はある程度自由自在な存在です
そもそも、人間として生まれてくる前の魂は、生きるための労働をする必要が「一切」ありません
食事をする必要もなく、思いを集中すれば好きなところへ移動ができ、好きな景色を眺めながら、気の合う仲間たちと暮らしています
服装などは、ブランドなどを着飾らなくても、思いによって好きな服に着替えることもできるし
その気になればおいしいものを食べるような感覚を味わうことだってできます
テレビや映画のようなものだって好きに見る事ができるし、それによってお金を要求されることもない
この世で多くの人が憧れる贅沢な調度品や住居だって、思いを集中することで好きなように手に入る
もちろん、魂は睡眠をとる必要はありませんし、お腹が減ることもない、働いてクタクタになることもない
そんな暮らしを、程度の差はあれど、実はすべての人が経験しているわけです

さて、そんな自由な暮らしを満喫していた魂が、なぜにこの現世に、まさに地獄のように不自由な地上に生まれてくるのか?
その理由は一つなんですよ。。。それは「別の体験がしたい」ということなんです
ずっと何不自由なく暮らしてきた魂が苦痛を感じるとき、それは「退屈してきたとき」なんですよね
自由で何不自由ない暮らしの中で、「幸せを感じなくなる」ときが来るわけです
そんな時に、新たな体験として、「不自由な人間の世界に生まれて、新たな経験をしたい」と考えるわけです
これが、魂が人間として生まれ、転生輪廻して、新たな個性として生まれ変わることの理由なんですよね

私は思うんですが、神様って本当に粋なことをするなって思うんですよ
魂として、ずっと同じところに、同じ個性で、同じ名前で存在していたとしたら。。。それは魂がまったく喜びを得られなくなる
変化がない日常が苦痛になる
だからこそ、この地球において、地上と霊界との間で魂が生まれ変わる仕組み(転生輪廻)を創った。。。と思われるのです
生まれ変わりなんてあるわけない。。。と思われる方がいるのは自由ですが
実は、人間よりももっと高次な存在が、人間がもっと幸福を感じられるようにと、日々変化し、進化していく仕組みを作ったのだと思います
要するに、転生輪廻というものは、その仕組みを考案し、実際にそれを創造した高次な存在がいるのだと、私は思います

「思いは実現する」という、成功哲学の言葉がありますが、まさに魂の世界においては、思いが具体的で、かつ緻密で高度なほど
綺麗に光り輝く世界で、自らも光り輝く存在として生きる事ができるそうです
要するに、すべては心の中の思いが具現化、具体化する世界であり
その人その人、各人の心の(想像力の)能力差が、魂の世界においては、住む世界の違いを決定づけることになります
つまり、努力によって自らの心を磨いた者が、さらなる進化を遂げて高次な世界へと移行していく
これが真実の世界観だと言われています
つまりですね、この地上世界は魂を磨くための、一つの経験学習の場なんですよ。。。神様が我々に体験を通して成長する喜びを与えてくださっているわけです
誰かに何もかも与えられ、楽して享楽的に生きられたとしても、それによって人間の魂が成長することはありません
それは自らが努力して得る喜びを、自ら放棄しているからです

動画の中で言われていることとして、トラックの運転手が、家族のために少しでも努力して、お金を稼ぐという事は素晴らしい事じゃないですか
日本人はいつから、勤勉に働くことを「ブラックだ」などとして、嫌悪するようになったのでしょう
過去、イギリスが世界のリーダーとなったとき、イギリス人の中で盛んに読まれたのがスマイルズの「自助論」でした
これは「勤勉の精神が道を開く」という体験談を数多く記録したものです
アメリカが世界のリーダーになったのも、その立役者たちはWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)であり
その彼らの精神的主柱は、カルバニズム的なキリスト教精神による世俗内禁欲と、天職を全うすることを善とする勤勉の精神でした
つまりキリスト教的な「我欲を慎み、勤勉に働く」という宗教的精神でした

今の政治のように、政府が民間企業に制限をつけてコントロールする。。。国民に余暇とゆとりを強要するなんてことはまったくお話になりません
私は、国民が今の政府への批判をすることはまっとうだと思いますが
しかしながら、自らもまた、国民として大切な精神性を置き忘れてきてしまっていることを、思い出すべきだと思います
釈さんの動画、一度ご覧ください。。。素晴らしい内容でした

それでは、また
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