アルミホイールのバレル研磨日記

アルミホイールの研磨状況などの紹介

ローバー 22インチホイールの 天面ポリッシュ

2017-06-16 14:44:11 | ホイール研磨
 久しぶりの更新のようですね・・・。
今週は、二輪部品関連のメーカー立ち合いイベントが2日間ありまして、その準備やイベントの実施さらには会計監査と貧乏暇なし状態でした。こうして週末を迎えますと何となく安堵します。
 
 スッキリ気分で山でもと思いましたが、来週はテン泊登山の予定があって今週は体力温存で自重しときます(笑)

 話変わって、最近は自民党も総裁対抗馬がいないし、野党は情けないし・・・この国の正義はどこに行ってしまったんでしょうか??
 国民も経済が安定しているから政治にはあまり関心が無いのかなって思いますし、この静岡県の知事選も盛り上がらない。。

たまに思います。お隣の韓国民のように国民が熱くなるようなことって無いですかね~~。



さて、本題のローバーホイールの天面ポリッシュです。

この天面ポリッシュは以前にも何回か報告しているのですが再度説明します。

工程は以下のように

1、天面をサンディング(#240~#320~#400~#600)
2、バフ研磨
3、バレル研磨
4、スポンジバフ
5、完成検査

という工程を進めていきます。



今回の商材



この天面を鏡面に仕上げます。



サンディングの時にシルバー塗装部分を削らないように養生



サンディング



サンディング



サンディング

いろんな工具を使って適材適所で使いこなします。



半自動バフ機で外周フランジ部バフ研磨



フランジ部のバフ研磨



フランジ部のバフ研磨



天面部のバフ研磨


この後洗浄して光沢バレル研磨に流動します。


続く・・・。


ロンシャンやスターシャークのホイール研磨まとめ

2017-06-09 14:15:29 | ホイール研磨
 最近旧車関係のオーダーや問い合わせがポツリポツリと入っています。
 
そこで、いい機会なので全体の流れを説明しておきます。

旧車界では当たり前のロンシャンやSSRのリフレッシュです。どれもが当時物なのでそれなりにダメージや腐食が進んでいますが磨きなおせばまだまだ現役続行可能。協力メーカーの塗装屋さんとタイアップし研磨と塗装をセットで受注しプロ仕事にてお客さんに喜んでもらっています。

 今日はその工程をまとめましたので参考にしてください。

工程は以下の通り

① ホイールの塗装剝離
② ディスク部塗装
③ ディスク天面とリムをバフ研磨
④ バレル研磨で均一な光沢仕上げ
⑤ クリヤ塗装



ディスク部分を塗装(バレル工程がある場合は必ず2コート)
ゴールドとクリヤの2コート



ディスク天面をサンディングで塗膜除去



リムを半自動バフ研磨機で研磨(写真は他製品)



ディスクの天面とリムの研磨が終わった状態



バフ汚れをきれいに洗浄



バレル研磨でバフの曇りや筋目を取り去りスッキリ鏡面にします。



バレル研磨が終わった状態
クリヤ塗装してあるので塗装ハゲもありません。



全体をクリヤ塗装して完成です。



新品同様です。


今回スターシャークですがロンシャンやSSRも同様です。

ポルシェ911カレラのリフレッシュまとめ

2017-06-01 08:21:30 | ホイール研磨
 断片的にポルシェ911カレラのリフレッシュ作業を書いていましたが、ようやく完成し出荷できましたので工程をまとめてみます。

依頼内容はこのような内容



ポリッシュ、鋳肌、黒塗装の混在・・・。








工程的には天面バフ➡スポーク縦壁ブラスト➡塗装



サンディング



サンディング



バフ研磨後バレル研磨



マスキング



スポーク縦壁をアルミナでブラスト



ブラスト後



洗浄



洗浄後、鏡面とブラストの見切りがばっちり。
この後全体をクリヤ塗装します。
理由は黒塗装用のマスキング処理中に鏡面部へのタッチによる事故を防ぐため



クリヤ塗装後



これで安全にマスキング作業できます。



マスキング後


黒塗装と最終クリヤ塗装のため塗装屋さんに流動




完成です