FUJISUZUKO

藤鈴呼

キジバトどんぐり喰らうのか

2022-03-23 10:45:33 | Weblog







路を歩いていると 川沿いに差し掛かった
本当は 昆虫ハウスに惹かれて 迷い込んだんだ

君等に出会えた偶然を 必然だと言い聞かせながら
ハミングを食む

ほーほーっうっほっほーっい
ひな祭りのアラレちゃんを彷彿とさせる鳴き声

紫の部分にばかり目が行く
まるで覗き見をしているかのようで目を逸らす

反らした背の上に 白いフンは落ちぬものか
一体 どうしたら そんな結末へと 導かれるのか

崖が見える 影が追いかけて来る
新たな縁に そよいだ風の色は茶色

個体差を感じる 考えも思いも槍の外
自己顕示欲ばかりが見え隠れ 隔たった壁の向こうに涙

からかわれているのか? 矢張り真面目なのか?
褒められて見たのか? 瞳の先の悪魔を

先ずアルケ ミストの先に 枯葉を踏みしめる音は
柔らかく 注ぐ陽光よりは きっと優しい

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萌え出ずる言の葉の先あおば揺れ
快活に鳴る並四ラジオ

*

音源は哀しみ・まったり繰り返し
狭間に活きる夢現かな

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回路図、以前のポエケットで、あおばが持参した並四ラジオ冊子で
眺めた記憶があります。

私には全く理解不能で、真空管なる説明から始めてもらわな、という有様です。
直列と並列の実験を乾電池でしたのは理科の時間だったっけな、という為体

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あなたが灯す言葉の光
光回線を揺らめきながら
ゆっくりと広がって行く

目を細めたのは 太陽が眩しいから
見上げる角度に あおばが立っていて
空を眺める序での様に 話し掛けた
あの頃から 随分と時間も経っていて

居たたまれずに頁を捲る
パラリと音が鳴る
命の煌めきが朝露に揺れて
真空管の奥 キンと成るよう

スイッチを入れると少しのノイズ
未だ続いて行く青い葉が茂る頃
本当はねえ おおば だったのよ

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