余暇Hike気分

「起きチョッた~?」退職後の生活を楽しんでる私は娘からの電話に応えます。「起きチョるよ~!」

私は杖をついてます

2011-01-24 | 健康・生活
2010/08/04(水) 5本目の杖を買いました。
  T字型 2300円。 前回買ったもの (今までの記録) と同じ、木製の、握り部分が真っ直ぐで波型になっていないもの。
親指と人差し指の間で確実に握れて、しっかり体を支えることが出来るうえ、当たりが柔らかくて使い心地がとてもいい。
一つナンを言えば、柔らかい分、傷が付きやすく、使ってるうちに上塗りのニスがはげてくる。 それで杖の機能が減るわけではないので一向に構わないのですが、実は最近、外だけではなく家の中でも使いたくなっていたのです。

  新しいのを買って、今まで使っていた少し見栄えの悪くなった杖を、きれいに拭いて家の中で使うことにしました。

  変形性股関節症の私は、杖はついていても、杖さえあれば普通に☆闊歩!??!できるぞと思っていたのですが、どうも最近調子が悪い。 股関節だけではなく膝まで痛くて、「これ以上はとても歩けない・・・」と言う気分になる。
  考えるに、四国の美術館めぐり、あれがだいぶ堪えた気がする。 あれ以来、どうも無理が出来なくなった。 って、いえいえ無理はしてはいけないんですけどね、、、もう少し、心して労わっていなければならなかった。 このまま手術なんかせずに済まそうと思っていたのに、失敗だった><。

  8月に入ってとうとうA整形外科に行きました。 レントゲン写真を見た先生は、「これはもう手術、人工関節にした方がいい、大学病院を紹介しますよ。」と言われた。 いやいや~ちょっと待ってください・・・・ということで、しばらくホットパックと遠赤外線?による温熱効果と足首に錘をつけてする運動療法をしてみました。

  それをしたからと言ってパッと治るわけでもなく、痛みが緩和されたところで止めました。

  私が杖を使い始めたのは43歳からで、もう20年を当に越えたことになります。
自分の感覚の中では、杖を持っての生活がすっかり「普通」になっていて、今では持たない人が歩いているのを見て、一瞬違う国に来たような錯覚を覚え苦笑する始末です。



2010/11/16(火) 大学病院整形外科を受診
  股関節症の末期症状であり、いつ手術をしてもおかしくない状態ですということ。人工関節にする手術は、普通に行われている手術です。ただこの手術は本人の辛さを軽減するための要素が大きい手術なので、この状態で本人がガマンできるかどうか、大きな決め手になるということらしい。
  結局、2ヶ月間様子を見て、次回受診日に必要なら手術の手続きをすることになった。



2011/01/11(火) 大学病院整形外科を受診
  前回受診して以来、寒くもありあまり無茶歩きをしなかったせいか、薬を飲まなくてもじっとしている分には痛みはなくなった。 ただ、歩く時には杖が必要なことには変わりがないし、長くも歩けないことにも変わりがない。
  しかし、手術と今の状態を天秤にかけ、とりあえず今回は手術を見送ることにした。 手術をしてもソックスを履くときなどはあまり無理は出来ないし、今年70歳になることを考えると、歩けるようになったからといってどのくらい歩くだろうか? などと考えた。

  先生は快く、僕たちへの遠慮は全くいりません。 次回手術の決心をしたときにここに「手術希望」の電話を入れる、そういうことにしましょう。 と言ってくださった。 元看護士さんにも助言してもらった。 痛くてもうどうしても我慢が出来なくなって手術をすると、「おかげで痛みがとれた!」と言う喜びがあるが、迷ってる程度では、手術してからもその喜びはあまりえられず、しなかったほうがよかったのでは・・・と思ってしまうらしい。 




(2011/07/07公開)


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