余暇Hike気分

「起きチョッた~?」退職後の生活を楽しんでる私は娘からの電話に応えます。「起きチョるよ~!」

白木槿ばかりの残る

2016-09-06 | 俳句・詩
8月30日ふっと思い立って久しぶりにときわ公園に降りてみました



白木槿ばかりが高く湖の風  ふじ

  この句は一昨年度(2014年度)のNHK全国俳句大会で「入選」にとってもらえた句ですが、今は 「白木槿ばかりわずかに湖の土手」 な感じで 、すっかり花は終わっていました。


背景はいつもきらきら光る湖面

ですが、これは少しちがった雰囲気に見えます・・・


木槿の足元に ぽつんと取り残されている たんぽぽもどき


風はすっかり秋の色


暑い暑いと言ってる間に、秋は静かに身支度をしていました・・・(^^


ねえねえ どこに  行くの~~?



・・・ 07/26(火) 病院診察の日 ・・・

  30代で水腎症治療のための手術をして以来、山大附属病院とは縁が切れない。  60歳前には甲状腺腫瘤摘出手術もして、定期的に診察投薬を受けに行っている。
08:38 「本日の予約患者さんは 1051人」  をちらりと見て中に入る・・・・・。
病院に行くときには、待たされてもいいように読むもの (歳時記とか^^) を持って行ってるのですが、ここは予約制なので予定以上にそんなに待たされることもないし、忙しい先生方の懸命な姿を病棟で見てきているので、待ち時間を気にしたことはありません。


ついつい撮りたくなる T字路突き当りの壁のミラー  や 天井のミラー。
ここはどこ~~   撮るなら人のいない今のうち!

昔は、長く待たせる! と言ってどなる人もいましたが最近は見かけなくなりました 。  この病院の理念、 診療をしながら、将来を担う医療人を育成する という病院理念が浸透してきたということでしょうか^^ そんな病院で診療してもらってると思うと、感謝こそすれ腹なんてたたない。
廊下の壁にいつの間に  こんな飾りが



  外来診療棟の入口を出ると、東側にちょっとした庭があり、創設にも盡力され、山大附属病院の病院長でもあった 水田信夫先生の胸像 が置かれて



いる。  以前にも書いたことがありますが、水田先生は、病院長、教授であると同時に、 俳人・水田のぶほ でもありました。
 

去年の春だったかにこの庭が一新され、 並べられた のぶほ先生と千代子夫人の句碑 が新鮮に目に止まります。



月の萩滝の如くにかゝりたり    の ぶ ほ
別れ来し京の萩より濃き野萩  (千代子夫人)

この水田先生と、実はちょっとした接点があったらしいことを思い出しました。
高校生のころ、月1回近所で開かれる句会に行く母の用心棒(^^?代わりに、ついて行ってたことがあるのですが、その時の手帳やノートに、何度か水田先生にとってもらった・・・? のかどうか(^^? はともかく、添削をしてもらってるらしい痕跡が残っているのです。
きっと大人の中に私一人が高校生だったので、手をかけてくださったのではないかと思います。 うれしいことです。

(掲載された時の地方紙の複写)

ついて行くならついでにといった調子で投句をし、それとなく聞いている大人の会話で、「大きな病院の院長先生」もときどき来られてるんだなと思ったぐらいの記憶しかありません。
思い出したついでに、添削してもらってる中からナン句かを・・・・。

  降り立てばプラットホームに朝時雨
   (添削)  降り立ちしプラットホームの時雨おり
   電車で通学していましたねぇ
  雲間より夕陽のもれて枯薄
   (添削)  雲間より茜さしけり枯芒
  もれたのでは枯芒まで届かないか・・・
  空晴れて成人の日ぞ飛行雲   
   (添削)  空晴るゝ成人の日の飛行雲
   晴天に飛行機雲! 成人の日にピッタリだと思ったのに違いない(^^;;
   「飛行雲」はちょっと気になる、、本当は「飛行機雲」

50数年前の句 でした(~~。
この句会に行きはじめてナン年もしないうちに就職し、2、3ヶ月経ったところでふっつりと終わっています。  その後は俳句とはおよそ縁のない 仕事に 没頭^! して40ナン年・・・・ ってことですねぇ ^^ 再び俳句に気が向き始めたのは、退職後しばらくしてから・・・でした。



燈籠つかむ蝉の殻

2016-08-27 | 俳句・詩
   7月28日 大賀ハスを見て、花の山製錬所跡を見終っても6時半を過ぎたばかり・・・ まだまだ遊べる(^^
立木如来像を見たことある? なけりゃぁ行ってみようか。」
「いや行ったことないです・・・!」
ということで、この界隈にある、毛利家の藩主が祀られているという 「大照院」 と、立木に如来様が彫ってあるというのを見て、最後に夏の花ひまわりでも見て帰ろうということに・・・・。


◆ 07:20 大照院 ・だいしょういん



ちょうど本堂・経堂の保存修理工事中(平成29年10月まで予定)で
中に  入ることは出来ませんでしたが
さすが毛利家偶数代の藩主が祀られているというだけあって
しっとりした石垣は立派なもので 

歴史がそっと息を潜めているような気がしました・・・!!


あれ!? 灯籠の頭につかまってるのは
苔むせし燈籠つかむ蝉の殻 ・・・・  空蝉・・・・?

駐車場に下りたところで

烏瓜の花(晩夏)と 青栗(秋? 7月から見かけてるので晩夏かと思った・・・)
「夏の涼しさ」と感じるより、「秋の爽やかさ」と感じろ・・・かな? ふむむ


◆ 08:30 立木薬師如来像(願行寺) 



219年前に 木喰五行上人(もくじきごぎょうしょうにん) さんによって
カヤの大木に彫りこまれた薬師如来像は、
さすがに長い年月、風雨にさらされた感はありますが
微かに微笑みかけたようなお顔でこんなふうにして ↓ おられます



見えてる屋根 ↓ が願行寺 で (かや) の大木はその境内の奥にあり
根元に彫られている薬師如来像は ちょっとした庇で護られています
 

「お寺にもありますよどうぞ」 と聞いて 願行寺にも
お参りさせていただきました

  ↓ 左端の 木造如意輪観世音菩薩坐像 は 岩上に蓮台が刻まれていて、願行寺における第一作と考えられるそうです。
その右には、小さな蓮台の上に載る 木造阿弥陀如来立像 です。

木造如意輪観世音菩薩坐像 と 木造阿弥陀如来立像

どちらも 用材は銀杏 だということです

もしもし、立木薬師如来さんの横で何をしているのですか(^^?
カヤの大木が吸い上げる 水の音 が聞こえるというので聴いているのです
「ごぉー」と奥の方から、何百年も流れ続けている音が聞こえました。


そばに50cmぐらいの竹のポンプラが備えてあります。  それを使って聞いたのですが、帰ってから萩市のホームページを見ると、
 「 この像の口元に耳をあてると 耳がよくなると言われ、別名「耳の薬師様」とも呼ばれています。 」  と書いてありました。
ひょっとするとそのための「竹のポンプラ」 だったのかもしれません (^^。

あららら ポンプラ?? 辞書にはないですね!! ここら辺りだけの方言なんでしょうか??  中の節を取り除いた竹の筒のことを、子供のころから 「竹のポンプラ」 と言ってたのですが・・・・・。  昔の火吹き竹のように片方だけ節が残されていて、小さな穴があけてありました。

  まぁそんなことより、なんちゅう恰好でしょうねぇ ><! 重そうなカバンとカメラをぶら下げ、その首に巻きつけてるスカーフには保冷剤が巻きこんであるんですよねぇ・・・・


溽 暑


◆ むつみひまわりロード (萩市高佐下伏馬)
萩市市街から県道11号を津和野方面へ車で約40分

09:15 ひまわりロードに着きました


時間によるのでしょうか・・・上から見渡すとみんな向こう向き



向日葵の見渡す限り向う向き  ふじ

両手を伸ばして やっとこちら向きの向日葵を!


ファインダーを見ないで撮ってるにしては ^OK^

まわりはトリミングしています

上からがダメなら 下の方で・・・

淋しげな顔・・・・・


脚立持参で撮ってる人も! 本気ならこうでなくっちゃですけどネ!
丈なす向日葵に見送られながら 09:45頃  帰途につきました。



午前中には帰り着き、お昼からはぐったり・・・・ お昼寝の時間となりました。

*******

ちょうど1か月前の出来事になってしまいましたね(^^;;
すぐ忘れてしまうので、とりあえずこうしてブログに残して置きましょう(~~;


嫁菜飯

2016-03-12 | 俳句・詩
  嫁菜飯を炊きました!!
今はどんな季語が転がってるんだろう? と思いながら皆さんのブログを見せてもらってるのですが、春の季語「菜飯」、そうか 菜飯 も季語なんだ と、記事を読んで急に食べたくなりました。
私だって菜飯ぐらい食べたことはあり・・・ ン?いや? 最近は食べたくなったら大抵おかゆ?雑炊?にしてた・・・ か? 大根葉を使って焼き飯風にしたり・・・、ずっとご幼少^^のころに遡れば、ご飯の嵩を増やすためにいろいろ野菜が入ってたような・・・と考えると、 正しき菜飯^^?を食べたことがあるかどうか・・・。
少なくとも 「季語」 を意識して食べたことはない・・・きっぱり!

   炊きあげてうすきみどりや嫁菜飯    久女
一句鑑賞さんの「菜飯」(勝手にリンクさせてもらってますm(_ _;) の記事ではこの句を挙げて読みといておられます。 そうかそういう風に深く味わえる句、を、汲み取る才知を身に・・・と読ませてもらってますが、 その深い味わいはここでは置いとくとして(^^ゞ パッと目にしただけで炊きあがった湯気と 「うすきみどり」 が美しい 。 しかも「嫁菜」といえばウチの庭にあるあれではないか!?  ←(2013/05)
2、3年前に急に庭の一隅に、ヨメナらしい薄紫の花が出現しています。
(2014/10)

写真を撮り始めた頃、野の草花をよく撮っていたことで、 名もある雑草だと思うとなかなか引き抜く気になれず ; 狭いウチの庭はいろんな雑草で埋まっています。

嫁菜飯にする草が本当にこれなのかどうか、  (2016/03)
(洗ったところ)→  不安なまま、炊いてみるしかないか・・・ エイヤッ。
  
  久女さんも「炊き上げて・・・」と詠まれてるし、季語の説明にも 「ご飯に炊き込んだもの」 とある、 が、どんなに調べても炊き込んだ菜飯がない。 レシピとしては炊きあがったご飯に混ぜるだけ。 これはどうも怪しい。 アクは強そうだし「炊きあげて」とはいってもやはりさっと茹でてから混ぜよう。
久女さんの言う 蓋を取った時の「炊きあげて・・・」を味わいたいので、 茹でて塩をぱらぱらとして絞って炊きあがったご飯の上に載せてから蓋をし、少し蒸すことにした。 その時好きな縮緬雑魚も一緒に載せた。 ま、「炊きあげて・・・」を 「白いご飯を炊きあげてということなんだ」 と思えばいいだけのことなんですけど  ね。
  さっと茹でて、というのに私のことだから案の定茹ですぎ・・・・><;; と思ってたけど、
茹ですぎぐらいの方が、混ぜてみたらよくなじんで色もよかった(^^!
 (はなっこりーのサラダと)

春の季語「菜飯」、一番に白いご飯ににじむちりばめたような緑の色を愛でたい!! ufufu しみじみおいしい!! これで俳句が出来れば言うことなし なんですけど
  季語季節味わいたくて嫁菜飯 ・ 一人では余ってしまう嫁菜飯・・・
>うゎ<;;  しばかれるーー。。。
残りの菜飯は翌日やってきた子 yoshiに
不安だった菜飯も、私が食べて異状なしだったので大丈夫でしょ fufu!

証拠俳句をなんとかしぼり出して・・・・と思うのですが、、
  摘んできて一人嫁菜を茹でこぼす
「摘んできて」 って、詩の言葉とも思えんですね (><;
  さて今日は菜飯一先ず米をとぐ
「米二合」でも「早めの夕支度」でもいいのですが・・・ということは誰でも思いつくようなどうでもいい句(><;ということに
  茹でこぼしてもなお青し嫁菜飯
と、ついに茹でこぼした濃みどり色から逃れられないまま


  寒い冬の夜の 《おまけ》 もう十分春ですけど
この冬知った    「ホットワイン

  《 シナモンやグローヴ等の風味が特長の甘口赤ワイン。 グリューワインを温めて飲むのがドイツの冬の風物詩です。 温めてお召し上がりください。 (『グートロイトハウス・グリューワイン』のラベルより)

  ワインを温めて飲むという話を聞いて美味しそうだナと思っていたら、ある日、「ホットワイン」と書いてある瓶があるではないですか! レンジで温めさえすればいい らしいのでさっそく買ってみました。
温かい、というだけで好感触 倍増!! 私としては熱いぐらいにした方が 
ちょっと 甘すぎ? かな・・・ でも温めて飲むにはこのくらい甘くないとまずいのかもしれない。
赤ワインが一般的で、白は「白ワイン由来のものも存在する」程度らしい。 私も赤の方が好きかな?



春来る2016年

2016-02-08 | 俳句・詩

  2月3日は【節分】 近所の 琴崎八幡宮の節分祭 に子供と詣でた。
  着いてすぐ手水舎に回り清めてる間に太鼓の音が聞こえてきて、大急ぎでそちらへ回ったが、
福豆まきは、写真を2枚撮ってる間に終わってしまった。

琴崎八幡宮の節分祭



子供に続いてお賽銭を入れ鈴を鳴らし、これまでの感謝とこれからもよろしく・・・と、
お正月のように人が多くないので、ちゃんと手を合わせることができた。

お詣りして石段を降りたところで、ぱらぱら・・・あれ? 肩にやさしく小雨が・・・
大騒ぎするほどでもないが、えーっと、コンデジはあまり濡らしたくないけどなぁ、と思いながら少しうろうろして、 最後に、なにはなくとも恵方巻き を(^^と2本買ってすぐに帰りました。



  去年の節分はたしか一人だったと思うが、 今年はyoshiが来ていたので豆は子供に撒いてもらった ^^* が、 二人揃ったからと言って、大声で 「鬼は外~!」 と言えないことは同じサァ~~。  隣近所に洩れないように 聞こえないように (^^?
声ひそめそつと閉める戸鬼は外  ふじ

翌4日は【立春】  日の出


  暁の空に電線無尽春来る  ふじ
茜色に染まった夜明けの空を縦横無尽にはしる電線を見ていると、
私のところまで元気を届けてもらえるような気がする






  白鳥のいなくなったときわ湖には冬の渡り鳥ユリカモメも数えるほどしか来ていないと思っていたが、今、来てるらしいというので、7日 行ってみた。
気候寒暖の違いで今年は渡ってくるのが少し遅かったのかもしれない。 


白鳥のいた頃よりは少ないような気もするが、まぁ来てくれてよかった!

ユリカモメの 乱舞! と言いたいのですが・・・

写真はどちらもビデオ映像から抜いたカットなので 今一つ感じが・・・

今は、白鳥への餌がなくなってるので・・・どうなんだろう 
ビデオの準備をするちょっとしたしぐさにもばたばたばたと寄ってきたけど、
ごめんなさい、食べるもの、何も持ってないのよ 





ユリカモメの遠くを見るような 目 は以前と同じだ。
この目を見ると条件反射のようについ、
みやこ鳥」と言われてたのよねぇ・・・ と思ってしまう。
名にしおはば いざ言問はむ みやこ鳥 我が思ふ人は ありやなしやと

ときわ公園のユリカモメは、いったいどこから来てどこに帰っていくんだろう。




2月7日 ユリカモメの帰りに、周防大島からのあの「薄寒桜」を見に行った。



  木々芽吹く空に五線譜ある如く   ふじ
この句は去年この公園に来て見上げたとき、
木々の芽吹きに音楽でも流れてきそうに感じて詠んだ句
五線譜のような 電線もあったしね (^_-)-☆





薄寒桜はもう今にも咲きそうでしたが、桜はまだもう少しのようでした。




俳句教室お別れ会

2015-05-25 | 俳句・詩
4月17日 俳句教室のお別れ会

  4月17日(金) 俳句の26年度教室のお別れ会が、ときわ公園の「ボンボン」でありました。
それまであまりみなさんと話す機会がなかったんですが、3月の吟行句会で車に乗り合わせたりして、やっと話す時間ができてにわかに打ち解け、「お別れ会をしないか?」 という話になったわけです。
皆さんの思いも同じだったと見えて、全員の参加で楽しく集うことが出来ました。 よかったよかった


「BonBon」での会食の後、みんなで公園に下りてぶらぶら

  先生の 季語を探してみましょう の声に、みんなで探しては口々に言いながら歩きました。
「麗らか」 「暖か」 「若葉風(夏)」 「春光」 「春風」 「風光る」 「春の湖」 「青き踏む」 「草青む」
「春の鴨」 「蜥蜴穴を出ず」 「蝶」 「桜」 「残る花」 「桜蘂降る」 「蒲公英」 「石楠花(初夏)」
「木賊・とくさ(仲秋)」 「花楓」 「山吹」 「黒花蝋梅」 「常磐万作」 「牡丹(夏)」 「チューリップ」
「酸葉」 「青楓(初夏)」 「青葉(夏)」    ・・・・ これ以上思い出せない (ーー。。



さくらしべ(桜蘂) の残る枝


.    ヒメウズ(姫烏頭)              タンポポ(蒲公英)


・ヘリコプター花桃はここ池の端  ・蔵なくて日当たりの良き牡丹かな な~んちゃって


シャクナゲ(石楠花)                 トクサ(木賊)


花楓(はなかえで)  と  ついでに花の後の種子(5月6日)



チューリップの日時計ぐるり 水を遣る 


.  やまぶき(山吹)      と     しろやまぶき(白山吹


トキワマンサク(常磐万作)     クロバナロウバイ(黒花蝋梅)ですって@!@


まだまだ4月の しょうぶ苑

今年の しょうぶまつり は 2015年6月14日(日)に開催されるようです。
そろそろ花しょうぶも咲いてる? ・・・・いやまだでしょうね。
お茶席や生花展のほか、菖蒲の苗販売や栽培講習会、物産展などもあるとか・・・


と言ってる間に、5月も下旬に入ってしまいました。
 季節はどんどんめぐりますね。(><


花蘂の色を交えて

2015-05-19 | 俳句・詩

  びっしょりと濡れて咲き残る桜、 しっかりと雫を受け止めている桜蕊、・・・
こんな姿の桜をこんなにゆっくり見せてもらったのは初めてでした。 なんだかとてもいいものを見ているような気持で公園をそぞろ歩きました。
  4月13日(月) 車の点検の済むのを待つ間、車屋さんの真ん前にある山口宇部空港の公園に行ったのです。



  予定では雨は上がってるはずだった^^?のですが、予報がはずれてまだ小雨が残ってるので傘をさして歩きました。 ひと月前の写真ではありますが さくら です(^^ゞ

黒々と濡れる桜幹と咲き残る桜        椿・・・なんという椿だろう?




散り残ったはなびら と 水滴のきらりとひかる 桜しべ 


薄ピンクの花びらに比べ 桜しべ はこんなに赤い


ここまでは ↑コンデジ↑   次の2枚は ↓ビデオカメラ↓ の静止画撮影






  

 もう一度雫を切って春の雨  (もういちど しずくをきって はるのあめ)
 残る花幹黒々と濡れてをり  (のこるはな みきくろぐろと ぬれており)
 花蘂の色を交えて雨しずく  (はなしべの いろをまじえて あましずく)
 湖上行くヘリコプターや若葉風  (こじょうゆくへりこぷたーやわかばかぜ)
 蜥蜴出てするりと消ゆる遊歩道  (とかげでて するりときゆる ゆうほどう)

  



吟行②最後に句会を

2015-04-29 | 俳句・詩

◆ 最後に サビエル教会と亀山公園

平和の鐘を前に 井戸の横で布教するサビエルの像


教会内の見学の後、聖堂横にある亀山公園で届いたお弁当をいただく



◆ このあと会場を 「山口ふるさと伝承総合センター」に移し、句会です。

  聞けば投句は一人3句! 3句 × 18人 で 句会は進められました。 それぞれが短冊1枚に1句を書き、それに番号がふられて次々に回ってくる句をノートに書き写し、その中から10句を選句しないといけません。 18人分 54句を書きとったと思ったらすぐに選句発表になるので、のんびり考えてる暇がない。 一読でぴぴっと振り分ける必要がある。
全員の選句が終わると、票数の多い順に、どうしてこの句を選んだかという理由を選者が説明し、 作者名の発表 に続き詠んだ時の作者の気持を訊かれたりを、先生の講評・添削、 と共に進められます。
楓の花と種子 04/21   .

  * 使われた季語を拾ってみました *
         (2句以上に使われた季語には( )内に句の数を入れました。)
時候: 春浅し(2) 春めく 弥生 春うらら (里は)春 春(の音) 春(の翳) 春郊
天文: 春日和(2) 春の日(2) 春光(3) 春の空(4) 春の風(4) 風光る(4)
生活: 青き踏む  春愁  春障子
動物: 猫の恋  蛙  百千鳥  囀  地虫出ず  蝶
植物: 梅・白梅(2) 辛夷咲く 馬酔木咲く(2) 菫(2) 蕗の薹(2) 蕗の花
     芽吹く  木の芽山  木の芽風(3)

  * この吟行で覚えた季語 *
春郊(しゅんこう): 春の郊外。 春の野辺のこと。 (投句では、「春の野辺」のこととして・・・)
百千鳥(ももちどり): 多くの鳥。 いろいろの鳥。 千鳥の異称。 鶯の異称。 (投句では、「たくさんの鳥」として・・・)
 ベニシジミ 04/13

  * 再認識したこと *
山椒の芽のことは「木の芽・きのめ」と言ってますが、
一般に俳句では、木に生え出る新芽のことは 「このめ」 と言うらしい。
木の葉とか木の下陰などは確かに 「こ」 と言っています。
が、 「木の芽風・このめかぜ」 もそうだということを、今回再認識しました。
「木の芽」については 「木の芽風」 のほかに、
木の芽時、木の芽雨、木の芽道、木の芽山、木の芽張る、木の芽晴、木の芽冷 とあるらしい。
いい季語ですよねぇ、、、いつかいい句を詠んでみたいものです。
ルリシジミ 03/29   .

  * ここまできてもしもし、・・ 句会だというのに句は出ないの・・・^^*
  匿名にしたとしてもやはり、なかなか皆さんの句を発表するのは憚られます。 しかたない、恥ずかしながら自分のだけでも・・・・(ーー 
「推敲する時間がなかったせいにするな!」とか、ぜひ手厳しいコメントをお願いします。

 ① 登り来し古墳に春の風渡る (のぼりきし こふんにはるの かぜわたる)
 ② 音もなく機影流るる春の空 (おともなく きえいながるる はるのそら)
 ③ 空弥生生徒らの声登りくる (そらやよい せいとらのこえ のぼりくる)

以上のように、どれもどこにでもありそうな句・・・・(><;
季語なんて、「春の風」「春の空」「弥生」・・・ お前は季語をシランのんかい! 

   は先生の選句 10句の中に辛うじて選んでもらえた。
講評の中で 「『渡る』はなくていい」 ということだった。
3文字余裕が出来たからと言って、さて、何を加えることができるやら・・・?

   は亀山公園での句。
何か詠まなければと見上げた空に、銀色に光って飛行機が・・・。 
音は全然聞こえなくて、まるですーっと流れてるようだ、と思ってとっさに出てきた句。 
でもこれだといかにもありきたりらしい・・・・(ーー。。。季語をもう少し考えればよかったか 
「春の昼」とか「春浅し」とか「春愁や」とか・・・・
   「音のして機影消えゆく春の空」 まだこの方がいいと先生の添削。

   は、 やっつけで浮かんだ中七下五に、
季語が思いつかずに切羽詰って これでいいや、とくっつけたのがばればれの句(><;
   「遠足の生徒らの声登りくる」 と添削を受ける。 「遠足」は 晩春・生活 の季語。
当初、「生徒等」としていたが、こういう時は「生徒ら」なんだそうです。
 カーネーション 04/24

* 頭に残った句 *

 「木の芽風教会の鐘撞きてみる Y子」 このめかぜ きょうかいのかね つきてみる
ちょうどこの句と同じところを私も詠んでいたのです。 ゴォ~ンと鳴る音が木々の芽吹きを伝って、空いっぱいに広がるようだ! というなんとも言えない気持で、
「鐘撞けば木々の芽吹きの空を行く・・・? 空へと木々の芽吹きかな・・・?」 いやいや芽吹きに木々はいりません!とか言われそう、、、だけど芽吹きだけじゃ感じが出ないよ、、、などと思案していました。
そういうわけでY子さんのこの句を見たときに、これは「木の芽風」がぴったりと思って選んだのですが、選句したのは先生と私の二人だけでした。
私は鐘の音を聞いていただけですが、 「撞きてみる」・・・そこの差ですね(^^。
「敬虔さがでていて、聴いているだけではなく、撞くという動きがあっていい」 という先生の評でした。

 「教会の椅子の固きや春浅き R子」 きょうかいの いすのかたきや はるあさき
私は少々くたびれていたので教会の中までは行かず、鐘のある辺りで座って、鐘撞けば・・・とか、落ち椿・・・とか考えていたのですが、教会の中へは前に入ったことはある。 ので、この句を読んだ時に直感で 季語がぴったりでいい! と思いました。
一か所私なら「・・・椅子の固さや・・・」とやりそう・・・? と思った。

 「サビエルの遠目差しや百千鳥 ちわき」 サビエルの とおまなざしや ももちどり
この句は残念ながら私の選句からは外れています。
「百千鳥」を、どんなチドリ? そんな鳥いたっけ? と思ってスルーしたのです。(><;
でもあとで「百千鳥」の意味を聞き、あのサビエル像のある雰囲気が手に取るようにわかりました。

 「青き踏む古墳の由来聞きながら M美」 あおきふむ こふんのゆらい ききながら
この日の吟行がとても素直に詠まれています。 「青き踏む」の季語がまたいい^^☆

*  *  *

こうして無事に 初めての吟行 を終え、帰りついたのは
夕方18時近くだったでしょうか。
もたもたしながらも、大変勉強になった一日でした。

*  *  *

  昨年度通った俳句(入門)講座、今年度は 抽選もれ になったと言ったのですが、無事に次の教室に行けることになりました 
夜17時からになってしまいますが、同じ会場で先生がやっておられる教室です。
私ともう一人も一緒で二人、連れはあるし、他の人たちはすでに、先生のほかの昼間の会に入られたようでよかったよかった。
先生、またお世話になります ということで、引き続き句作に振り回されそうです。



吟行①古墳に春の風渡る

2015-04-28 | 俳句・詩
  ひと月半前になりますが、3月14日(土) 初めての「吟行」を体験しました
場所は 山口市の 「朝田墳墓群」と 「雪舟の雲谷庵」と 「サビエル教会」。 
2月で終了した俳句教室ですが、3月の同じ第二土曜日に 「希望があれば 『吟行』 をしましょうか?」 と先生から提案があったのです。 
朝9時に俳句教室のある「フォーユー」の駐車場に集合し、車4台に分乗し、私の車にも4人乗り込んで出発、先生の車を先頭について走りました。

◆ まず 古代人の眠る丘 ― 朝田墳墓群(あさだふんぼぐん)

  「維新百年記念公園」の駐車場に車を置き、そこから西方面になるかな? 弓道場の裏手を回って少し登ったところにありました。  こんなところにこんな、弥生時代後半から古墳時代にかけての古墳があるなんて、今まで全然知らなかった。  交友範囲が変わると行動範囲も広がるものですねぇ(^^。

坂道を上り石段を上って行った 小高い丘の上

↓ 上りきると「朝田墳墓群」の案内図、  こちらは下から見える裏側 ↑


なんと絶好の 吟行日和? ではないですか!!

↑ 東側  この朝田墳墓群の真下を 国道9号線(山口バイパス)が
通ってるという、こんなトンネルの上にあるのです。 ↓ 西側

それもそのはず、
国道9号山口バイパス建設工事にともなって見つかった遺跡だとか


三々五々・・・  詠んでる???


何か所かある説明図 
(興味のある方はクリックですが、なんといいますか 眠っているんですね)



慣れ親しんできた集落が見下ろせるこんな小高い丘を
静かに眠る場所にしたのですね
古墳の丘から 山口の街が光って見えていました




◆ 次に回ったのは 雪舟が使っていたアトリエ「雲谷庵(うんこくあん)」

  雲谷庵跡の説明によると、すでに第一流の画家として名声も高かった画聖・雪舟(40歳ごろ)は、さらに勉強のために、当時、中国、朝鮮から新しい文化が入ってきていた山口に住むようになり、雪舟67歳のときの力作、国宝『四季山水図』(防府の毛利博物館所蔵)もここで描かれたものだそうです。
  「ご自由にお入りください」 の雲谷庵を20分ばかりうろうろと・・・・。

明治17年(1884)に郷土史家たちが大内時代の古材を集めて再建された庵らしい


玄関すぐ横の部屋(4畳半) 天井に竹がはってある!


花頭窓(かとうまど)?     と      囲炉裏     .


8~10畳の板の間 客人と囲炉裏を囲んだ・・・・?


ここは「腰掛待合い」? だったのでしょうか
古いお寺のような板扉や欄間?の彫り・彫刻・・・


お寺と庵とではぜんぜん規模は違いますが、周防大島の古いお寺jounenjiの
↓庇受け?の素晴らしい彫刻 が浮かんできました

時代に疎い私のこと、全く当てにはならない(><;ながらも
ずっと繋がってるんだ・・・ と
時代の流れを風に感じながら 庭をそぞろ歩きました・・・

古い装飾を みなさん覗き込んで見ています

見えている障子の部屋は、囲炉裏のある板の間です

この台上より五重塔が見えます」 と立札があり
瑠璃光寺の五重塔が見えます!

雪舟さんも見ていたにちがいない五重塔、分かりますか? 右手です。 


五重塔をのぞいてみたり、せっせと写真を撮ってるのは私だけ・・・
白梅かおる庭で みなさんさらさらと 詠めてる・・・? ご様子



雲谷庵の写真は、
ももじろーさんと言われる方がとても分かりやすく撮っておられます。
ももじろーさんのサイト 「山口市 雪舟の足跡」 


 『吟行②最後に句会を』 に続きます。



散る桜雨も混じりて

2015-04-08 | 俳句・詩

『ときわ公園』は 約3500本の桜で「さくら名所100選」や「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選ばれています。 でもこの時期、駐車場に向かう車の行列を見ただけで寄りつく気にもならず・・・・ と言い訳しつつ まだ公園の桜を見ていなかったので、 3月29日、ちょしの3回忌を終え日暮れには少し時間があったので、今年の記念の写真をと歩いて行ける遊歩道の方へ下りてみました。

フラッシュを使ったので日暮れの感じになってしまった


フラッシュ なし ↓   (露出補正 + 0.3)   フラッシュ あり ↓

(パソコンで明るさ・色温度の補正もしています)

気がつくと薄く上弦の月が出ていました

左は桜に、右は月にピントを合わせてます、が、コンデジなのでそれなり^^。
月の位置が違うのは、月が動いてるのではなくカメラ位置が違うだけです。

所要で寄った 山大工学部キャンパス の桜 2015/03/30


今年は 咲き始めたと思ったら急に満開! といった感じに咲きそろった桜



こちらは4月5日、湖畔の山桜もほとんど同時に咲き、そして雨に・・・・


  花びらも雨も混じりて夕暮れぬ  しまったーー
「花びら」だけでは季語にはならないよね・・・「散るさくら・・・?」
  飛花落花乗せて車の走り出す  ふじ
  夜通しを雨に譲りし春の月   ふじ
  姫踊子草溢るる野辺や忌を修す   ふじ

久しぶりに下りてみたときわ公園 いつの間にか姫踊子草が勢ぞろいし、
公園の一角を埋めていました。


(姫踊子草)



         


  ― 俳句(入門)講座 抽選もれ ―
新年度の『定期文化講座受講申込結果のお知らせ』 が 先日さっそく届きました。

  俳句(入門)講座を申し込まれましたが、抽選の結果残念ながら選にもれましたので・・・・
  なお、欠員による待ちの順番は、 11人中 7 番目です。。。

ですって。 順番が来ましたらご連絡いたします、ったって、こりゃだめだわ・・・
この講座では毎月5句を投句、すべて添削してもらえたし、5句のうちで1番いいと思える句に印もつけてもらえてた。  2時間の講座を3時間近くまでほとんど休憩もなく目いっぱい講習、 手間暇かけて教えてくださった 兼久ちわき先生に感謝、感謝です・・・・
この講座に出ないで、毎月5句詠むなんてできるかなぁ・・・
俳句日記ぐらいの気持でメモ程度には「メモ帳」に打ち込んではいるけれども、 自分が詠んだ句は、自分ではいいのか悪いのか? なにが悪いのか? そこのところが全然わからない・・・それがモンダイだァ~(><;;
ゾウしよう? どうしよう・・・・・    .
まあ、これからどう転がっていくのか・・?? 散り行く桜と共にそれを楽しむことにしましょう 
  ヤケ酒でも飲もうか・・・ な~んていうほどではありませんが(^^
NHK朝ドラのマッサンが飲んでいたウヰスキーはどんな味なんでしょう。 毎回のようについ泣いてしまった、、芯にしっかりしたものを持ってるエリーさんが私の性格にそっくりと思って・・・・???
もしもし なに言うてますのアンポンタン!!  いえいえゞあはは とにかく胸にぐっとくることばかりでして(^^、、、
ウヰスキーというものを飲んだことがないような気が・・・? するので一度口にしてみたくなりました。
も少し残ってる柿酒
  といっても、お正月にいただいた金粉入りの一升瓶は1ヵ月近くかけてやっと空けたものの、我が家にはあとREMY MARTIN、芋焼酎長州侍、南高梅酒、ポリフェノールたっぷりワイン、、それに去年秋に自分で仕込んだ柿酒、と残ってるので、この冬飲みたかった にごり酒 もついに買わずにすましたというのに、ウヰスキーなんて無理じゃわ
エリーさん最後の手紙で言ってましたね「実はウヰスキーの味は全然わかってなかった」って 



2015/04/04 川に添ひ桜に添ひて・・・
なんちゃって(海に添ひ桜に添ひて島の道 照れまん)





年度の締め

2015-04-01 | 俳句・詩
3月も今日で終わりです。 勤めていないけど年度替わり(^^。
と書き始めていたのですが、今日はもう新年度、4月1日になってしまいました~~。
昨年5月から行き始めたビデオクラブ俳句入門教室も2月で終了、3月は「発表会」「卒業式」でそわそわバタバタしてしまいました。

◆ 俳句入門教室の 平成26年度定期文化講座学習発表会 ◆
     : 3月7・8日(会場は「宇部市男女共同参画センター・フォーユー」)


昨年5月から俳句入門教室に入り、今年2月まで毎月5句を投句し添削を受けてきました。
その毎月の句の中から2句を選んで、短冊か色紙に書いて出さなければならないということで、私はつぎの2句を選びました。

 ① 夏蝶や雨上がりたる瑠璃光寺  ふじ」
  これは唯一添削がなかった句^^! 
全部の句がこのくらい詠めるようになったら、入門をも一段上げた句会にできます・・・と言われましたが、ただ、「瑠璃光寺」のような固有名詞を使うときには注意が必要ということ、
全国的に知名度のあるものならはいいけれども、身内だけしか知らないような固有名詞は使わない方がいい、ということでした。

2014(H26)年6月 にわか雨の去ったあとの国宝瑠璃光寺五重塔

yoshiの香港の友人を案内するというので「山口」に乗せて行ったときのこと

にわか雨が遠ざかったあとの庭、青葉からも見上げる五重塔のあの反り返った屋根からもしたしたしたと雨だれがまっすぐ大地へと あの高さから落ちてくるのです。 しばらく見とれて動けませんでした strong>句にならないもどかしさと共に・・・ですけどネ



日和雨のことを日照雨(そばえ)というらしいので、
夏蝶や日照雨去りたる瑠璃光寺  ふじ」 ではどうかとも考えました。
が、ひょっとして季重なりになるのでは? と思ってやめたのですが、季重なりにはならないらしい・・・  けどどうでしょうねぇ。

瑠璃光寺五重塔の右側にある 若山牧水の歌碑
はつ夏の山のなかなるふる寺の 古塔のもとに立てる旅人 牧水詠む」

明治40年6月牧水が21歳の時、ここを訪れて詠んだものらしい


にわか雨が去るのを待ってたように 揚羽蝶がちらちらふわふわと動き始める
8月句会の兼題が 『夏の蝶』 だったのでほかにも、
  「 夏蝶や歌碑を過りて瑠璃光寺
  「 夏蝶や歌碑にしばしの雨宿り
  「雨降らぬ間の句碑めぐり夏の蝶
などと書き残していますが・・・ 


「モンキアゲハ」 のようです


 ② 銀杏黄葉残して暮るる石畳   ふじ」
  元句は、「初紅葉石畳ごと街暮るる
酒蔵コンサートを聴きに行ったときに、伊丹の街で詠んだもの。
「初紅葉」って? 季語の持つものをよく感じないまま、チョイと使ってみたのがばればれ ;; だったにちがいない。
「これでは初紅葉がみえなくなるでしょうね。」と朱書きしてあった。
そうか! そういうことよね・・・・ 
せっかく色づきはじめた紅葉もそのまま暮れて行ったのでは、「お、紅葉に色がついてきてる!!」という感嘆が見えない、愛でたことにならない・・・ということか。


この句を詠んだ伊丹の街  歩道だけでなく車道も石畳になってるところがありびっくり

私のものは  「夏蝶や雨上がりたる瑠璃光寺 ふじ」 と、 「銀杏黄葉残して暮るる石畳 ふじ」 です。 もう少しさらさらと先生のように、短冊らしい文字で書きたいものです・・

短冊や色紙に書くのははじめてのことで緊張しました。 その割には、あはは一発勝負で・・・  色紙なんか、ちょまちょまし過ぎ!! もう少し堂々と書くべきだった!
普通の書道の和紙ならねぇ、、、書き散らかすかもしれないけど、色紙よ色紙!
そうぼんぼん書き捨てるのはもったいない、・・・ とまぁそんな貧乏根性でして 

俳句のコーナーはこんな感じでした


この宇部市の文化講座は、語学、運動、料理、水彩画、など多岐にわたり、「フラダンス」もあれば「スポーツ吹き矢」もあるという、60以上の講座があり、発表会は大変な賑わいでした。
が、俳句以外の写真は撮っていません・・・
ステージをコンデジのビデオで録ってみたりはしたんですけどねぇ 


◆ ビデオクラブの 宇部ふるさと学園ふれあい塾発表会 ◆
     : 3月22日(会場は「宇部市シルバーふれあいセンター)
展示部門とステージ部門があり、ビデオクラブはステージ部門。 3分~5分程度のビデオを作り、みなさんに見てもらうわけです。  こちらのクラブも多岐にわたり、各語学のほか「奇術」「ピアノ」「釣竿づくりDe釣り実践」などと 30クラブあります。

私は作品になるようなものは録っていなかったのでしかたなく、今は空を飛べなくなってるときわ公園のペリカンに思いをはせ(おーばーカナ^^?)、いつかまた飛べるようになればいいなの思いを込めて、以前作っていた「そらとぶペリカン」を3分ぐらいに纏めなおして提出しました。

写真と陶器と七宝のコーナー


「釣竿づくりDe釣り実践」 のコーナー


一番大きい魚拓がビデオ仲間のアリンコさんの 川尻岬で釣った「黒鯛・チヌ」
その左の竿がアリンコさんの手作り竿らしい。
「釣竿づくりDe釣り実践」と言っても手作りした竿は装飾品なんだそうです  

「陶器コーナー」の一部 と 「俳画」の一部


さて、ビデオクラブの発表・・・ と行きたいところですけどどうしたものか(^^
すごく大きなスクリーンに映し出されるので、迫力満点でした。


こんな感じ


と言いながら動画ができるか動画・・・ な~んちゃって、  考えていたらいつになるかわかりませんのでひとまずこれでアップすることにしましょう。




(4月5日追記) 宇部ふるさと学園発表会-ステージ部門― 2015/03/22


「そら飛ぶペリカン」は以前アップしたものの焼き直しですので・・・ね あしからずお許しを。