日本の傳統(伝統)を守らう!

皇位繼承問題を主に扱ひます。メル突(場合によっては電突)を實踐(実践)・推奬してゐます。

中韓だけでは無く、米國にも土下坐しろ by 加藤紘一

2006-10-03 23:59:59 | 米國による日本改造

加藤紘一氏によると、中韓だけでは無く、米國にも土下坐しろ、ださうです。 このやうな政治家が大手を振つてゐたと思ふと戰後といふのは恐しい時代だつたのだなーとつくづく思ひます。

しかし最近、小林よしのり氏が言つてたやうに、 先天陛下の御言葉の次は米國の御言葉を使ふだらうといふ豫想通りなつてゐるな。。。

---- 【安倍政権でホントにいいのか!】 2006年9月26日 掲載 加藤紘一(元幹事長) (http://gendai.net/?m=list&g=syakai&c=020&s=145)

中国も米国も敵に回す「戦争肯定論」

 安倍晋三さんが書かれた「美しい国へ」はコンパクトですぐ読める本ですが、内容はいただけない。通奏低音は「先の戦争は間違っていなかっ た。そのことを証明したい」ということです。これは靖国問題やA級戦犯問題で中国とぶつかるだけでなく、米国と真正面に対決することになる。A級戦犯を決 めた東京裁判は主任検事のキーナンをはじめ米国の主導でした。

 中国と険悪になることには、米国でも懸念が広がっていて、米議会の下院外交委員会でも取り上げられました。

 安倍さんのブレーンといわれる評論家が「米国と仲良くすれば中国もついてくる」と言っていますが、米国は北朝鮮問題もイラン問題も中国と の協力が不可欠になっています。国連の北朝鮮決議も米中のレベル以上のものはできなかった。安倍さんの考え方では日本は米中のお荷物になってしまうでしょ う。

 総裁選での安倍さんの発言にも「え~っ」と驚きました。

 谷垣さんが「日中国交正常化をした時、中国は戦争指導者と一般の日本国民を分けて国民に説明した経緯があった」と説明すると、安倍さんは「そんな文書は残っていない」「それは階級史観だ」と反論しました。

 中国側は“責任区分論”で日本への戦後賠償を放棄したのに、これを否定しては日中関係をもう一度やり直さなければならない。この理屈で言 えば、日本の軍部も赤紙で召集された二等兵も戦争責任があるということになる。安倍さんは自分の言っている意味が分かっているのかなぁ……。

 今、国民の多くの心情は、糸の切れた風船が何十万個とフワフワ浮いている状態のようです。どこかに帰属したい不安な日々を送っている。この風船にナショナリズムという微風を送るだけで同じ方向になびいてしまう。

 私の実家に放火したのは“たそがれっぽいテロリスト”でしたが、動機は私が靖国参拝を批判した雑誌を読んだからだ、と言っているそうです。実家の放火はそんな風潮の証明のようです。

 奥さんに責められ、息子から非難されるお父さんが一家をまとめる簡単な方法がある。いきなり窓を開けて大声で隣の悪口を言うことです。

 むこうから「何を!」と言い返せばシメたもので、奥さんも息子も「父さん頑張れ」となる。これは政治の世界では絶対にやっちゃいけない簡易指導法なのです。

 国民の6割が反対していた靖国参拝も、小泉さんが「中国の言いなりにはならない。批判する方がおかしい」と言うと、賛成が6割になる。おかしな風潮です。

 その小泉政治で生まれた格差社会は、安倍さんが言う「再チャレンジ支援策」では是正できないでしょう。

 小泉さんは改革で日本の景気はよくなったと言いますが、これは中国特需と、国民が受け取るはずの金利をゼロにして銀行と企業を救済したこ と。それに派遣雇用法の改正で企業の雇用負担を軽減させたことです。しかし、再チャレンジは競争原理を前提にしていますから、格差はさらに広がってしまい ますよ。

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