≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

4月24日 雨の山

2019-04-29 09:48:28 | 行った話とか(自然)
雨に濡れて新緑の色の違いが冴える。
4月10日の雪 のトップでアップした岩をもっと左から写したの図。アカヤシオツツジの花は終わって葉が出てきた。

4月10日のより少し右から引いて写したの図。ヤマザクラが咲いている。

↑のアップ。稜線の樹のシルエットが気になる。

↑よりもう少し右からよりアップでの図。赤みがかった花はサクラ?

もっと右。小雨で霞む山。

ここはもう少し上流。岩山に松、って山水画っぽい。


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『グリーンブック』を観た。

2019-04-27 10:05:59 | 映画 (ネタバレ大嫌い)

しばらくまえのネタです。

わたしの誕生日に夫と観に行った。テーマは重いけれどコメディ仕立てなのだ。

  公式HP

そこからの引用
「時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。彼の名前はドクター・シャーリー、カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。二人は、〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を頼りに、出発するのだが─。」


チラシの右、後部座席に座るのがドク。そのドクが映画の中で格好よく見えたり滑稽に見えたりする。そのさじ加減がよい。ドクの背負う何重ものマイノリティに胸が痛んだが、背筋を伸ばして生きてゆく姿勢に胸を打たれた。
チラシの左、運転席でハンドルを握るのがトニー。そのトニーの粗野な態度がドクと正反対で笑いを誘うが、トニーの背負っているものが見えてくるとそれなりに頼り甲斐があるように見えてきた。
トニーの妻のドロレスはいいキャラだった!

ドクの俳優は、この顔どこかで見たんだけどなあ? と思いながら観たのだが、あとで調べて笑ってしまったよ。『ドリーム』に出ていたマハーシャラ・アリ。なんで思い出さないんだろう?
そしてトニーの俳優には気づかなかった! ヴィゴ・モーテンセンは『ロード・オブ・ザ・リング』三部作のアラゴルン役じゃないか。ずいぶん面変わりして .... 。

巷の評は必ずしも手放しではないようだが、この映画は分かりやすく、重くなりそうなところは上手にくすりと笑わせてくれて、誕生日に観るにはとてもよかったと思う。

現代の日本だって、どの地方都市に行っても一見同じような店が並んでいるようだけど、中身をよく見たらけっこう違う。そして多層だ。
自分の属する世界だけが全てだと思わず常に相対的に見て人と接していけるようになりたい、あわよくば友情を得たりしてみたい、などととつらつら考えたのだ。


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第19回 群馬の森クラフトフェア 無事終了

2019-04-25 16:47:55 | 置いている店や終わった催事

4月20日、21日に群馬の森で催された 群馬の森クラフトフェア は天気に恵まれ無事終了した。

広い公園の敷地のうち、手前の芝生の広場や美術館・博物館のそばではなく、奥の方の「森」に各出展者のブースが並んだ。
こんなにゆったりして気持ちのよい環境のクラフト展もなかなかない。

ここ数年は別宅と自宅との往復生活で製作もままならず新作もないし、クラフト展に出ない言い訳はいくらでもあったのだが、やらないよりはまし、と言って人のおしりをはたくことはしてきたんで、まあそれをそのまま己に行使して恥を忍んで出た。
わたしの作品をきれいと言ってくださる方も何人もいたし、わざわざシャツに袖を通してみてくれた方も数人おられたし、出てみてよかった。

カラムシの齊藤加津代さん と話ができたのもとてもよかった。12年まえ彼女が群馬の森クラフトフェアに出展したとときにもお話したことがあって、そのときに比べて作品が変化したことを指摘したことから、彼女のもの作りへの考えを聞かせてもらえて勉強になった。

開店前、朝6時50分。モミジに陽が当たり始めたところ。


戦利品:貝のバレッタ。12cm強ある。薄くて軽くてきれい。割らないように気をつけよう。


三十やさん 作です。光りがきれいなので、違う向きの写真ももう一枚。



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4月10日に雪

2019-04-11 19:34:19 | 行った話とか(自然)

桜も咲いてからの雪だ。残念ながら桜と雪を一緒に写真に収めることはできなかったけれど、ようやく新芽が色づきだしたところに薄っすら雪というのはなかなかよい。
↑葉を出すまえに咲くアカヤシオツツジとアカマツが岩にへばりついている。

右に視線を移す。


濡れて淡い色が少しビビッドになる。湿気と寒さでかすむ上方とふりかけた粉砂糖のような雪。


先日の 米沢行き で美しさに目覚めたのがアカマツ。



これは11日、うちの近所。こちら向きだと山の上の方に雪が残っているけど、


こちら向きだとあんまり残ってない。もこもこと白く見えるのはヤマザクラ。


この時期だけヤマザクラの存在を感じる。黒い木はマツだろう。スギよりカッコいい。



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大谷寺へ行った。

2019-04-07 10:23:12 | 行った話(展覧会以外)
大谷石資料館に行った。 よりつづく

次は大谷寺
ここには日本最古(平安時代中期)の磨崖仏がある。写真は撮れない。




仏さまは元々 岩そのものではなく、岩の面に直接彫刻した表面に赤い朱を塗り、粘土で細かな化粧を施し、更に漆を塗り、一番表には金箔が押されていたのだが、火事でお堂もろとも燃えてしまい、ほとんど岩だけが残っている。
何体かおられる仏さまは左にゆくにつれて新しくなっていくのだが、断然古いものがよい。 
最古のもののに関してHPには「実際はアフガニスタンの僧侶が彫刻した、日本のシルクロ―ドと考えられています」とあるが、なるほど、と思わせるものがある。
少なくとも最古の仏さまはは見る価値がある。



シキミが咲いていた。


お寺の駐車場の向こうは公園で、そこに平和観音がそびえている。


平和観音の向かい。



大谷景観公園。


大谷石を切り出したあとの奇観と日常が不思議にマッチしたところだった。


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