風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

テレルジ乗馬

2007年01月06日 | モンゴル風景
牧民ゾルゴのゲルの外は、30度!
風も無く、日も良くあたっているので、先週と比べて体感温度は変わらない、ちなみに先週は15度だったそうな。

不思議だなぁ。けれど、なれない私が、温度を聞かないで、先週とオナジと思って行動することは、危ないのかもしれません。
その証拠に、外気に触れていた頬の皮膚がとっても怪しい感じに赤い。(帰宅して鏡を見たとき)
先週でさえ耳たぶがしもやけになりかかって真っ赤にはれていたのに、顔の皮膚は丈夫なのはその強さをつぶさに知る。が、来年以降のほっぺのしみがこわーい。






馬が、つながれて待っている間に、ひずめの下に雪が重なって、まるでハイヒールを履いているように、円錐形になっていました。
そして、川幅の広いところは穏やかにその暑さを増して、土手の深さが変わることによってその暑さを想像することができます。
川幅の狭いところは、おみ渡りのように氷が盛り上がり、空洞が出来、割れ手荒々しい様子を見せていました。

雪の下には、石ころや小動物の巣穴が隠れています。
平らだからと手放しで進むと、馬が躓いて危ないので、先を行った馬や車の後を進みます。
用心して進むおかげで、周りの景色が見えてきます。
小動物の足跡、穴が掘り返されたらしい跡、何が何を獲物として獲得したのだろう、空の青さ、馬の足音、汗が一瞬にして凍りつき馬の毛が白髪交じりの色になる、触るとぱりぱり音がして崩れ落ちそうなくらい乾いている植物たち、春にあれだけ美しく花をつけ緑になるとは思えない、ふわふわとやわらかそうな新雪に対誘われてしまうけれど、土が見える汚れた道のほうへと手綱を修正する。







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