風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

6月中央会

2017年06月26日 | 詩吟
6月東京芦孝会中央会 いつもの会場が借りられなかったので、少し離れた別の会場で行われました。

会場の確保が、当たり前にできていたのが、最近は、借りたいグループがふえて、少しずつ難しくなって来ています。長年のお馴染みさんという考え方は、全く通じません。

また、長く続けていると施設の改修工事などと言うものもやってきて、来月から、1年のあいだは、東大島教場は、受難の年となりました。

こういった公共施設のおかげで、始まって以来の、1回500円(中央会は1000円)という価格で、運営を続けています。
もちろんその陰には、会長以下幹事団が、表に立たない活躍ご苦労の積み重ねがあることも、大きな理由です。


そのような顔ぶれが、集まって、淡々と今日の役割をはたしている様子を見ていると、それだけで元気がわいてきます。

見ず知らずのおかみさんに、思わず本音が出てしまうことも、それで良しとしよう。
お仲間たちの、動きを見て、ひそかに元気をもらうも良し。
張り切って、ある目的をもって今日のお稽古にやってきた会員さんに、久し振りで、めったにないからこその辛口の批評を言うのも良し。

明るく目出度いビッグニュース、東京芦孝会のHPをご覧になって、早くも神田教場へ新人が参加!

太田道灌の集いにも、参加する準備も着々と進んでいます。

もともと狭い世界にいるのに、さらに自分の周りだけが、全世界になりかけていると危うさをかかえていると、中央会で、会員のみなさんにあうと、視野がひろがります。
それぞれがそれぞれの立場で、知恵を出し、意見を求めつつ、努力をしていることを改めて、目のあたりにして、しぼみかけた風船に空気が入ります。
月に1回のこの会が、踏みとどまったり、前に出る呼び水的要素となっています。



  =幹事会では、「太田天籟・須藤明実作品展における漢詩の集い」について=
野田会長のお許しを得て、関吟本部より「初めよう楽しい吟詠」の冊子の無料配布を得たこと、関吟ニュース7月号を印刷代をお支払いして提供していただいたこと。それに、かかわる三人の芦孝会メンバーのお名前も公表した上で、ご報告させていただきました。

これに関しては、須藤先生のほうから持ちかけていただいたもので、芦孝会広報活動も、先生のほうからご自由にどうぞとの提案でしたということも添えて。
ありがたくお受けして、私たちは、吟詠に力の限りを尽くします。

先生のお書きになった絵に、どれだけ近づき、吟者の思いがどれだけ投影出るか、試される思いです。
須藤先生には、そのような「試す」などという思いは全くあろうはずがありません。
私が、一人で、あれこれと、思い描いて、身が引き締まる思いをしているということで、ご理解いただきたいと思います。

中央会の後は、懇親会ですが、珍しくお休みの人が一人、久し振りの人が一人参加。
雰囲気が変わるものですねぇ。

楽しいお酒の後、散会。
さぁ、来月もがんばろう!


もう一つ、「誰もいない時に電話をください。練習に駆けつけます」と行ってくださったゲスト候補の方が一人いました。
そうか、一人だとやりにくい人もいれば、一人だと迷惑をかけないから良いとする人もいるのだねぇ。

当分、その機会はなさそうだけれど、一人詩吟の日が、来るのが逆に楽しみになるとは!
会員さんたちには、気を使わせていますが、これで、少しは気の休まることでしょう。
一人一人丁寧にが、実現するのかな?




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