風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

青葉個人練習

2017年11月09日 | 詩吟
ゲストさん一人の個人練習になりました。

自分は不真面目だからとおっしゃるが、せっかくの良い声なのだから、もう少し、詩吟をやって、面白いところを見つけてほしいと思った。

今日の課題をするつもりで居らっしゃったが、そんなことはしなくても、自分のやりたいものをやりましょうと、通常の、会歌から始まる一連の、儀式から始まる。

一人なので、会歌の合吟をするだけで、ゲストさんの問題点が、聞こえてくる。

そして、お口の体操に至っては、いつもの教室では、早すぎてついて行けないという。

ご自分のペースでと言ったら、「それでいいのですか?」と言う。

これは、儀式ではなくて、訓練なのだから、自分のペースで行うことが大事ですと、言うと、
驚いている。

せっかくの訓練の一環が、人数が多くて、それぞれのペースでは行われなくて、早く言える者が主導で、早い人が勝ち組のようになっている。

ついて行けない人は、劣等感を持ち続ける。

誰のペースで行えばよいのだろうか。

今日は、もちろん一人しかいないゲストさんのペース。

そんなこんなで、ゲストさんはゲストさんなりの、私には、私なりの練習に関しての発見がありました。

今日の課題は、ゲストさんのリクエストの吟題で、みっちり行いました。

音の取りにくい人には、やはりこのペースで、繰り返し、サメ[トしながらの吟詠が不可欠。

この大事な部分を、省略すると、いずれは吟じることへの興味を失ってしまうことだろう。

義理でメンバーで居続けるのは、もったいない。

飛び切り上手にならなくても、楽しんで吟詠ができたら、そして、せめて、四季の移り変わりに合わせた吟題を揃えられたら、いいね。
それは、ゲストさんも思っていたことだった。
祖の吟を、ゲストさんの活躍し輝いている場で、ご披露したら、こんなに楽しいことはないと思う。

四季の吟題をあるいは、自分の好みの漢詩を見つけたら、やみくもの練習ではなく、ある期待をもって取り鰍ゥれるような練習をしましょうよ。

今日の練習は、剥がれかけた私が、またもとの位置に戻ってきたような感覚でした。

二つの感覚を、楽しみながら、練習できることを見つけて、益々、詩吟が面白くなってきた。


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