風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

はじめの一歩

2016年11月17日 | 詩吟
先月、元二を送るを始めました。
その前の江南の春は、ずいぶん長くかかりましたが、いつも思うように、二つ目の漢詩の吟詠は、とても、早く、理解が進みます。

元二を送るは、今日で、二回目ですから、終了はしないと予測していたのですが、思いのほか出来上がりがよく、しかも、独吟を逃げていた人たちも、今日は、思いのほかすんなりと、独吟をしてくださいました。

それぞれの個性をよく表して、皆さん大人でした。

そして、わが芦孝会のメンバーには、模範吟をしていただいて、みなさんの感嘆、称賛の拍手を受けていました。

元二を送るの結句の「なからん、なからん」以下を繰り返す吟じ方をことのほか思いを込めて、吟じてくださったので、みなさんの感動が大きかったと思います。

指導者として、前に居て説明したり、吟の先導をしたりするのは、私ですが、この、芦孝会メンバーさんたちの支えがあってこそ、ゆっくりだけれど確実に進むことができている「初めの一歩」です。

次回の吟題は、「九月十三夜」か「舟中子規を聞く」か、迷うところ。
一つは、新人さんから、一つは先輩からのリクエストです。

来月までに、決定して、テキストのコピーを作らねばなりません。

練習が終わった後で、私の指導は、厳しいですと言われました。確かに、一番最近入ってこられた方ですから、そう思うかもしれませんが、近くで、声を聴いていた芦孝会会の先生が、会の方はチャンと声が出ています。早めに、独吟に持っていった方がとの助言を頂きました。

今日は、そのチャンスと、音程を一つ落として、吟じてもらいました。

その言葉を受けて、いつも手助けしていただいている芦孝会さんが、すかさず、そんなことはないですよ、上手でしたとフォローをしてくださいました。

一人で指導している時は、このフォロー役がいるといいなぁと思うことがよくあります。

ありがたいことです。

幅広い人材がいることで、育つ能力もあり、少人数でなければいけないと、こだわることもないのです。
問題は、私が真正面を向きすぎるところを何とかしなくちゃねぇ。。。



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