正論バカ
2023年11月06日 | !
いつだって、正論バカが一番ブレーキを踏みやがる。
「魔法のコンパス」西野亮廣著
3日の独吟コンクール前の審査員会議の時のこと。
「ゆるやかに優しく、型にはまってなくても調和していれば良い」との
審査方針に、ついにそれが言葉として発声される時が来たかと思いました。
更に許容量を増やしていく、芦孝会長の懐はこの先どこまで深くなっていくのでしょう。
懐の深さのおかげで、私はゆっくりと歩むことができ、いつの間にか沢山な
ものを頂いて豊かになってきたけれど、如何せん、懐の深さだけは、どうにも
ならない。
今日読んだ本に、「正論バカ」という言葉を見つけて、正に私の事ではないかと思う。
羽ばたこうとする人の足を引っ張ってはいけない。
伸びやかに外の世界に飛び立たせてやろうではないのと思っているが、正論を
振りかざすバカになって阻害してはいないか。
型を確かに守り踏襲するのは大事なことで、その考えは変わらない。
私自身の吟詠は、それが私と開き直ることが出来るが、教場で私は、どの様に
会員さんに対していけばよいか、特に若いこれからの人に対してどうしたものやら。
あるがままの私を伝え続けていると、先に行って会員さんが私から習ったことと
世間とのギャップに悩むことになったら申し訳ないと思う。
正論バカ