風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

冬のゲル

2006年11月11日 | モンゴル風景



ゲルの中に、3日前の8日に生まれたばかりの子牛が繋がれていました。
外の、母牛のところへ乳を飲みに行くときは、彼らの服を紐で縛りつけて、暖かくしてから、ゲルを出て行きました。

家畜は、冬毛に覆われて、かわいいのです。
マイナス30度以上に備えての、生命の厳しさがそこにあるというのに、私の目にはぬいぐるみのように見えてかわいいと思えるのです。

このゲルは、牛と馬を飼っています。
牛小屋はゲルのすぐそばに、馬小屋は少しはなれたところに建っています。
木で組上げて、隙間は牛糞で塗り固めます。

もう一つの同じ体裁の小屋は、厳重に扉が紐で締められていました。
どうやら、馬のための袋入りのふすまが貯蔵されているようです。

親戚が馬車に乗って帰っていきました。
毎週私たちが来ると聞いて、デール《民族衣装》とフェルトの帽子を作って持ってきたようです。
買って上げなくて、ごめんなさい。


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2 コメント

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Unknown (シン)
2006-11-12 17:08:45
この時期に家畜が生まれるなんてめずらしいですね~。たいがい春に生まれるって言ってました☆

ふすま(ヘウェック)は家畜みんなが大好きですよね。何度ヤギに食べられたことか・・・

いいな=モンゴル行きたい!!!
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Unknown (すみこ)
2006-11-12 21:30:17
子牛さん(ほんとは母牛さん)のおかげで、昨日は、おいしいヨーグルトを頂きました。
私の苦手なすっぱい系ですが、ここのお上さんのヨーグルトは「おいしい!」のです。
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