風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

娘との週末

2005年01月17日 | チンゲル亭過去日記

天気予報で、寒いと知っていた次娘は、予定を入れなかったし、
お友達も、お休みではないため、部屋の片づけやら、お疲れ休めやら、外出なし。
長女は、土曜日の夕方までは、予定が無く家で過ごしたのです。

私は、土曜日にオルティンドーの練習のチャンスがありながら、娘たちとの穏やかな時間を選んだのです。
雨で出かけるのは、いやだからと娘には言ったのでしたが、

この先、どれだけの時間娘と共に過ごせるのかと考えると、この、ふかふかとした鼓太郎の抱き心地のような平和で幸せな時間を中断したくなかったのでした。

いづれは、このうちを出て行くことがあると感じ始めてから、娘たちが側に居る事が当たり前であった時と違って、娘たちとの時間がより大切に思うのです。
どこかに出かけるのではなく、何かをするのではなく、同じ部屋に居ていつものお茶を飲み、特別な料理を食べるのでもなく、ごく普通の会話を交わすことが、とても素敵な事のように思えます。

私の結婚前は、両親が兄のところに呼寄せられて、数ヶ月でしたが実家で一人暮らしをしていたのです。
そのときは、願っても無い一人暮らしに喜び勇んでいたのでしたが、結婚前のその時期は、母として娘としての大事な時間だったのではないかと、今になって思う事があるのです。

母として、娘を一人の大人として見ながら、それでも大事な娘として特別な時間が流れるような気がするのです。
特別に何かをしてやりたいというのではないのですが、一緒に居るだけでいいのです。

夫にも、帰国したら、娘との時間を過ごすチャンスが自然な形で訪れたらいいなと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
« ページの表紙を変えたら | トップ | ベルリンフィル12人のチェリスト »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。